視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

【お仕事情報】九月版 十月刊行作品のご報告。

2015年09月06日 | 刊行情報

少し間を置いての更新になりました。

先月の8月刊行作品は以下の三作品でした。

講談社X文庫ホワイトハート『黄昏のまぼろし 華族探偵と書生助手』野々宮ちさ著

 

KADOKAWA角川文庫『からくり同心 景』谷津矢車著

 

KADOKAWAエンターブレインファミ通文庫単行本『謳えカナリア』諸口正巳著

 

未だ入手されて無い方はお早めにお願い致します。


では、お仕事情報のご報告やらお仕事関連のご報告でも。



【お仕事情報】

*10/2発売予定 講談社X文庫ホワイトハート『帰らじの宴 華族探偵と書生助手2』
     著作:野々宮ちさ 装画:THORES柴本

ISBN-10: 4062868814 ISBN-13: 978-4062868815

 書生の庄野隼人は主である中村重吉翁のお供で、京都でも指折りの名家・大谷家の「桜を見る会」に参加した。「桜を見る会」は大谷家のふたりの令嬢のうちのひとり、桜子の婚約披露の場でもあった。けれど、めでたく華やぐはずの会は悲劇の始まりだったーー!?

 

*10/15発売予定 KADOKAWA富士見L文庫『薔薇十字叢書 桟敷童の誕』

     著作:佐々木禎子 装画:THORES柴本 原作:京極夏彦

  作家・京極夏彦先生公認の「百鬼夜行」シリーズのシェアード・ワールド小説です。

 腹違いの8人の子どもに8つの映画館を遺し、社長が急逝した天城演芸社。カストリ雑誌を賑わす遺産争いの渦中にいる嫡男・悠紀夫は土下座せんばかりの勢いで関口巽に頭を下げた「弟子にしてください」。狼狽する関口をよそに、悠紀夫から映画館に繁栄をもたらす桟敷わらしの噂を聞いた名探偵・榎木津礼二郎は妖怪探しに乗り出す。そして見つけたのは悠紀夫の異母妹の死体だった──。桟敷わらしに秘められた真実を榎木津が暴く!

 京極夏彦公認シェアード・ワールド小説《薔薇十字叢書》

http://www.fujimishobo.co.jp/barajyuji/

 

*10/25発売予定 KADOKAWA角川ホラー文庫『バチカン奇跡調査官12 悪魔達の宴』
 著作:藤木稟 カバー装画:THORES柴本

舞台はドイツ!平賀&ロベルトが目にした恐るべき「悪魔」の正体とは?
悪魔祓いの補助としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。街全体が混乱する中、平賀は調査のためと言って姿を消す。やがて驚愕の真相が明らかに——!


[バチカン奇跡調査官 公式]
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201105-02/

 

【以降の予定】

*2016年2/25発売予定 KADOKAWA角川ホラー文庫『バチカン奇跡調査官13』
 著作:藤木稟 カバー装画:THORES柴本



*発売未定 徳間書店トクマノベルズ『黎明の書 6』
著作:篠田真由美 装画:THORES柴本
シリーズ最終巻になります。

*発売未定 新書館 ウィングス文庫「天涯のパシュルーナ 5」
著作:前田栄 装画:THORES柴本
最終巻。雑誌連載は最終回を迎えましたが書き下ろし分掲載予定。

著者の前田先生は休筆中で何時かは不明。情報は現在ありません。
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ご無沙汰しております。
此処の所、6月からの刊行が一月おきに6・8・10月と三作ずつ刊行という稀に見る可笑しな刊行スケジュールに加え、他の色々が山積みに成って正直、色々混乱していたりするので取り敢えず順に仕事をこなしていこうという感じに成っております。

10月刊行予定には《華族探偵と書生助手》シリーズの続編2巻が早くも出版に成ります。

シリーズとしては《バチカン奇跡調査官》の12巻の予定も。

そして、新しく京極夏彦先生の《百鬼夜行》シリーズを基にした先生公認の様々な作家によるシェアード・ワールド小説の企画が始まりまして、其方の刊行作品の一つを担当させて頂くことになりました。企画名はシリーズとして《薔薇十字叢書》と成っております。

実は実現には至りませんでしたが担当編集氏経由で、雑誌「怪」で京極夏彦先生関連でイラストのお話を打診頂いた時があり、其の時は作品を読んでいなかったので偶然にも所持していた『姑獲鳥の夏』を其の機会に読んだ事がありました。今回、《薔薇十字叢書》の企画のお話で再び其の機会を改めて頂いたので、此れはまた運命で廻って来たものでは無いかと思いましてお受けさせて頂きました。

こう言った事は朱雀十五のご依頼のお話の際にも有りましたし、人や作品との出会いは一寸した縁であり、二度巡るものは少し運命的な処があるのでは無いかと私は思っているのでした。

秋はミステリー的な一寸謎を追うお話が揃います。是非宜しくお願い致します。

 

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