視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

お仕事情報

2014年06月06日 | 刊行情報

6月に成りました。
悪魔の数字の並ぶ日に「悪魔交渉人」見本誌が到着したので、先日公表された新作予定を入れての
お仕事情報を更新です。


*6/14発売 富士見書房 L文庫『悪魔交渉人 1 ファウスト機関』
 著作:栗原ちひろ 装画:THORES柴本
691円(税込)
ISBN 978-4-04-070222-3-C0193

富士見書房での新創刊レーベル新作です。
表紙カヴァーのみの装画になります。
現代が舞台で、悪魔が視える青年と人間好きの悪魔が繰り広げるオカルトミステリー。
怠惰な美術館員・鷹栖晶の本当の職務。それは悪魔と交渉し、彼らにまつわる事件を解決すること。ある日、死んだ友人・音井の肉体を間借りする悪魔と共に、戦時中に存在した「F機関」を巡る事件に巻き込まれ--。
存在証明不可能型生命体--通称・悪魔を巡るオカルトミステリー。
悪魔交渉人 1.ファウスト機関
http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=301403000960

Amazon(Kindle版)
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00KSV978W/


*7/10 新書館 ウィングス文庫『ミレニアムの翼~320階の守護者と三人の家出人~3』
 著作:縞田理理 装画:THORES柴本
予価:860円(税別)
イラストは表紙、挿絵に加え、口絵が何時もより沢山収録されてる予定です。
塔国家アングリアは塔が都市として繁栄していた。リンデン塔の320階で何でも屋を営むサイラスの元に機械弄りの天才ジョニー、天然な塔段家ナッシュ、アングリア王女ラモーナな3人が居候、彼らが巻き込まれる事件に。サイラスたちは、過去からやって来るという発明卿殺害の真犯人ケイシーを倒し、無事ナッシュを、そして塔を守ることが出来るのか?
ヴィクトリアン・スチームファンタジーの堂々完結の最終巻!
書き下ろし短編もあります。
Amazon
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4403542018/


*7/15 エンターブレイン ビーズログ文庫『迷子と迷子のアクセサリー店 家なき少年と彷徨う国』
 著作:高里椎奈 装画:THORES柴本
 価格: \605
ISBN-10: 4047297909
ISBN-13: 978-4047297906
新作になります。
僕は、何人目の“迷子"なんだ? 高里椎奈×THORES柴本が織りなす「奇妙な空想譚」開幕!

少年が開いた扉は、何故だかアクセサリー店へと繋がっていた。来た道を思い出せない少年の前に現れたのは、無神経で無愛想、おまけに生活能力ゼロの店主。その傍らには、喋る狼が!?
訪れる客も、風変りな者ばかり。店主に店の所在地を訊ねても、飄飄とした的外れな答えしか得られない。
「迷子、おまえがどこから来たのか当ててやろう」……すべてが不合理な中、奇妙なゲームが始まった!

ビーズログ文庫公式
http://bslogbunko.com/
Amazon
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4047297909/


以降の予定

*2014年秋予定 角川書店 ホラー文庫『バチカン奇跡調査官9』
 著作:藤木稟 カヴァー装画:THORES柴本
バチカン所属の平賀神父とロベルト神父の2人が奇跡を求め各地に調査をする大人気シリーズの第9作目です。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201105-02/


*2014年秋予定 角川書店 ホラー文庫『探偵・朱雀十五の事件簿5』
 著作:藤木稟 カヴァー装画:THORES柴本
藤木稟先生の処女作シリーズをバチカン奇跡調査官の制作タッグで贈る、日本の昭和初期頃が舞台の作品。徳間書店刊行作をカヴァー変え復刊中。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201308-03/


*2014年予定 徳間書店 トクマノベルズ『黎明の書 4』
 著作:篠田真由美 装画:THORES柴本
新吸血鬼譚の新書単行本(ノベルス)の完全書き下ろしです。表紙カヴァーや本文扉画も描き下ろしになります。
篠田先生は執筆されている様子です。


*発売未定 新書館 ウィングス文庫「天涯のパシュルーナ 5」
著作:前田栄 装画:THORES柴本
最終巻。雑誌連載は最終回分までは既に有りますが、書き下ろしなどの掲載も予定されてます。現在著者の前田先生は休筆中で何時になるかは不明です。

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最終巻となる「ミレニアムの翼3」、其れと代わるように新作の2作「悪魔交渉人」と「迷子と迷子のアクセサリー店」が6月から7月に掛けて連続で発売の予定になります。
『ミレニアムの翼』は3巻目にして最終完結巻となります。既に今年始めに雑誌の方では連載が終了しましたので其れを再録、書き下ろし短篇を収録したものになる予定です。少女系レーベルながらSF、更にスチームパンクな世界で男性でも手に取れるかもな作品ですので、完結を期に是非。

新作『悪魔交渉人』は著者である栗原ちひろ女史は処女作「オペラ」シリーズから組ませて頂いての三シリーズ目となり、シリーズ数では一番多く長いお付き合いの作家さんです。今まではハイファンタジー的な作品が多かった所でもありますが、一変し現代が舞台のオカルトミステリーとなっております。
デザインは「バチカン奇跡調査官」「探偵・朱雀十五の事件簿」でお世話になっている角川デザイン室の西村弘美さんです。
5月に発売された月刊ドラゴンマガジン2014年7月号にはL文庫創刊に先行して書き下ろし短篇『悪魔交渉人 箱庭の悪魔』が掲載されておりますので此方も是非併せて読んで頂けると、とても楽しめたりすると思います。

もうひとつの新作『迷子と迷子のアクセサリー店』は講談社で主に薬屋探偵シリーズなどを出版されている文芸小説作家・高里椎奈さんの少女向けライトノベルレーベルでの新作になります。
私もビーズログ文庫では初めてお仕事となります。現在進行中なのでお楽しみに。
何れも楽しめたりする作品と思いますので是非宜しくお願い致します。

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