視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

【刊行】天涯のパシュルーナ3

2010年07月10日 | 天涯のパシュルーナ
新書館ウイングス文庫 『天涯のパシュルーナ3』

著作:前田栄 装画:THORES柴本

第一王子、ついに決定!?

ありとあらゆる災厄に愛されまくるトゥラルクだが、一番の大きな災厄から、果たして逃げることができるのか……?
蒼穹の国パシュクルムの玉座を巡る人気シリーズ、第三弾!!
行く先々で、毎度あらゆる災厄を拾う羽目になるトゥラルク。国王主催の夜会に出席したその日も、なぜかうっかり、ある貴族の暗殺計画を立ち聞きしてしまう。ヒルクィットの嫌味は聞きたくなかったものの、やはり黙殺することはできない。トゥラルクは仕方なく、ヒルクィットに報告する。だが、相談の途中でふと思い立った。狙われた貴族を助け、第一王子候補から外してもらえるように協力を仰ごう!直接交渉すべく、その貴族のもとへ赴いたトゥラルクだったが……?

小説ウイングス連載の第五、第六話に書き下ろし短編を加えた第三巻になります。
表紙カバーはトゥラルクとパシュクルム王国国王ルスランとフェルシュト卿の三人です。トゥラルクは貴族服を着せられてます。
表紙はいつもイメージで花を入れているのですが、今回は菖蒲です。
先日、伊豆熱海に身内の所用で出る序でに河津にも足を伸ばして小旅行してきたのですが、その時にバガテル公園や菖蒲園も見に行きました。 季節柄や雰囲気もあって合いそうかなと思い入れて見ました。
なので、菖蒲色な感じになっております。

口絵はアーミルとイリハム。雑誌での巻頭カラーの際に描いたイラストです。

挿絵は連載時のイラストに加えて、書き下ろしは第五話に一枚、書き下ろし短編の扉一枚を描いております。

前田先生が後書きでパシュルーナは全五巻構成、この三巻が物語の折り返し点に当たると仰ってますように、雑誌の連載は今年一杯の予定となり、クライマックスに近付いております。
パシュルーナのイラストは少々実験的に描かせて頂いております。特にカラーイラストに関しては雰囲気が違う塗り方をしているのですが、もし、このイラストの雰囲気が良い等ご意見ご感想御座いましたらお待ちしております。

続刊も是非宜しくお願い致します。

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