日本テレビと読売新聞が福田誘導への世論操作!

2007年09月18日 | メディア・芸スポ
クーデターの主犯はメディア (水間政憲)

私 は、現在ジャーナリストとして論文を発表しているものです。今、自民党総裁選を取材していて、戦後の日本の闇が明らかになった。時系列に取材結果を報告し ます。 昨日の自民党本部での麻生氏、福田氏の所見発表演説会は、圧倒的説得力で麻生の圧勝であった。帰りのエレベェターの中で、福田側に動員されて来た年配の男 女が、「麻生さんに負けていたね」とか「「あれじゃ、とても福田さんじゃ無理だよ」などと、感想を述べていた。その後、午後4時から渋谷ハチ公前の両者の 演説、6時45分からの秋葉原での麻生氏単独演説を取材した。 渋谷は、一万以上の聴衆で溢れていた。NHKは「年配者は福田」「若者は麻生」との趣旨で報道していたが、実態は全然違うのです。拍手も掛け声も8割方麻 生氏支持で圧倒していたのです。 この状況をテレビで見ると、福田氏へ世論が動くように操作されているのです。この世論操作を可能にしたのは、街頭演説を土日だけとし、NHKなどのメディ アは両者揃ったところ以外報道しないことで、聴衆がどちらを支持しているかを隠すことが出来るのです。 メディアの中で反麻生氏の急先鋒は、日テレと読売新聞で朝日グループではないことなのです。

この件に関しての報道では、朝日グループがまともに見えることが、いかに異常か理解でるでしょう。秋葉原での麻生氏単独演説会は、一万人以上が押し掛けて いたが、メディアが報道するようなオタクだけではなく、突然決まった演説会だったことで、9割以上は買い物客が足を止めて聞き入っていたのだ。会場には、 その日の午前中にテレビに出演して、福田氏を支持するような発言をしていた平沢勝栄議員も来ていた。メディアが如何に異常かは、会場を取材していたNHK テレビクルーと会話を再現することで理解できる。

筆者「すごいよね、今撮っているの今日報道するの」
カメラマン「わからないです、上がどう判断するか」
筆者「麻生さんを隠そう隠そうとしているのおかしい よね」
カメラマン「そうですよね」

と、メディアの現場もこの異常な状況を実感している。

クーデターの主犯をメディアと判断したことを、明らかにする。 今日、テレビ朝日のスーパーモーニングを見て確信したことを披瀝する。それは、鳩山邦夫氏の発言からすべてが明らかになった。そもそも、雪崩を打って自民 党の派閥が福田氏支持に回るきっかけとなったのは、10日夜都内のホテルで開催された「太郎会」終了後の映像が各テレビ局が、繰り返し報道したことによ る。それは、テレビカメラに向かって鳩山氏が「太郎会は、みんなで麻生さんに総理大臣になってもらうため集まっている会」です。それが、鳩山氏は安倍首相 が退陣する意向を麻生氏から聞いた上での発言として、ネガティブキャンペーンに利用されたのです。

ところが、スーパーモーニングで鳩山邦夫氏は「太郎会は昨年10月に発足して毎月第二月曜日に会合をもって、今まで10回になる。」また、「麻生さんに、 総理大臣になってもらいと思っているものが集まった会」との趣旨を説明したとのこと。また、「麻生さんから、一切安倍首相が辞意を漏らしたことを聞いてい ない」と断言した。 仮に、鳩山氏が聞かされていたのなら、カメラの前で一点の曇りなく、あれほど堂々と「麻生さんに総理なってもらいたいと…」などと発言することは、あり得 ない。一連の報道は、あまりにもできすぎなのです。 太郎会は、いままで、10回開催されていたにもかかわらず、何故、10日夜のニースで報道されたのか。報道各社はどう説明するのか。安倍首相が辞意を漏ら したことを知っていたのは、麻生氏だけだったことになっているが、取材したテレビ局も知っていたことになる。そうでなければ、太郎会を取材する意味など 一切ないのです。 その映像で、麻生太郎氏と西川京子氏の笑いながらホテルから出て来る姿の同じ映像が使用されているか、その映像を撮ったテレビ局が、このクーデターの首謀 者なのです。

筆者は、GHQ占領下言論検閲を専門に近現代史を研究しているが、公開情報を分析するだけで9割以上の真相が明らかにすることができるのです。今回の一 連の報道で一番酷いのは、日テレと読売新聞です。17日読売朝刊一面トップは、「福田氏圧勝の勢い 本紙調査 衆参213議員支持 世論も福田氏58%」と、見出しを打っているのだ。読売新聞は、何か相当焦っているようだ。この世論操作は、まるで人民日報と同じではないか。今回の世論 操作を見ると、朝日よりも読売が突出しなくてはならない理由を分析すると、戦後史の闇がある。現在、安倍首相と麻生首相誕生を望んでいないのは、中国より 米国なのは歴然としているのだ。それは、米国と同盟国であって北朝鮮問題では、日本の国益と一致しない。これは、専門家にとって周知のことだが、元読売新 聞社主正力松太郎は、CIAのスパイだったことが米国の公文書で明らかになっている。今、日本で進行していることは、GHQ占領下の言論統制と同じなので す。 筆者は、ITのことは、よくわかりません。論文として発表する時間がありません。この書き込みを著作権フリーとします。使用するときは、全文掲載すること だけを条件とします。

簡単に説明すると、太郎会を利用することができた人物は、麻生太郎氏が安倍首相から辞意を申し入れされたことを知っている人物だけが、太郎会を利用できた のだ。それは、官邸で麻生氏を安倍首相に言われて呼び止めて会談の内容を聞いた人物であろう。メディアに連絡をとった人物が同一人物かは、判らないが、連携した人物がいる可能性がある。いずれにしても太郎会は利用され、鳩山邦夫氏は、嵌められたのです。

ジャーナリスト水間政憲
=== 転載終了 ===
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/f00bc6600d3a4d49e024cd353a98ee0f
http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20070918
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid370.html#comments



大スクープ!日本テレビと読売新聞が福田総理への世論操作!

日本テレビの”天皇”である氏家齊一郎取締役会議長と読売新聞主筆の渡邊恒雄が、福田総理への世論操作を行ったことが、自民党関係者と日本テレビ幹部秘書、そしてヤマタクの関係者からの取材で明らかになった。関係者の証言を交えながら、福田擁立への恐ろしい舞台裏を暴く!中立を守るべき言論機関による恐るべき世論操作と福田売国内閣に進むシナリオを、J-CIAの総力スクープでお届けする。日本テレビの社員と読売新聞の社員は恥を知れ!
 
 まずは、衝撃の証言から。

「8月27日の組閣の日、日本テレビの氏家議長が読売新聞の渡邉恒雄、森喜朗、中川秀直、山崎拓らを集めました。未確認ですが古賀誠がいたという話もありますが、それらを集めて「次の総理に福田を推すか否か」という相談をしました。場所は、汐留の日本テレビ30階の議長室。ワンフロアに秘書室しか置かれない30階は、日本テレビ氏家天皇の権力の象徴といわれています。氏家は、そんな場所に渡邉恒雄と政治家を集め、自分の力を誇示したのです(氏家側近秘書)。」

「27日の話では、氏家が仕切って行っていました。知られていませんが、ナベツネよりも氏家のほうが力は上なのです。政治家に『俺たちが世論は作ってやるから、腹を決めろ』という意味合いのことを言っている。もう、むちゃくちゃですよ。それを福田側が他派閥に流しているんです。公正な総裁選、世論に訴える総裁選をやっている麻生陣営がこの事実を知れば、怒り狂うでしょうね(自民党関係者)」

いち民放局といち新聞のトップが、そろって総理人事に口を出す、という のは、いったいどういうことであろうか。それは、報道の中立性もクソも ない、恐るべき世論操作への一歩であった。
 
「福田総理へのシナリオは、すでに一年前の安倍総理の時にも話し合われ ています。しかし、そのときは福田が分が悪いと踏んで立候補すらしな かった。ということで今回は、日本テレビと読売新聞が協力するという形で、背中を押したのです(ヤマタク関係者)。」

報道機関が総理人事を作り出しているという驚愕の事実を知るにつれ、 「報道機関による世論操作」の恐ろしさを改めて感じる人も多いで あろう。本記事は紛れもない真実であるが、おそらく他のマスコミは 報じないであろう。事実を知っていても、だ。 それくらい、日本テレビ氏家と自民党清和会ルートは強いつながりが あるということだ。
これら上記にあげたジイサンどもが、これからの日本を悪くして死んでいく。そんなことが許されるのだろうか。それに、たかが報道機関のトップ風情が、日本を変えようとする奢りがまかり通る世の中にいつからなってしまったのであろうか。
こんなことでは、報道機関がいう公正中立なんて、まったく当てになら ないといわれても仕方がないであろう。
 
政治家を呼びつけて、「世論操作をしてやる」ともちかけて日本の政治をもてあそぶマスコミは、免許取り消しがふさわしい。認可事業で飯を食っているのに、自らの権力と勘違いしている老人には、天誅が下るであろう。いずれにしろ、日本テレビと読売新聞の政治部は、上層部の指示で世論捜査をしていると判断せざるを得ない。

http://www.nikaidou.com/2007/09/post_547.html

【総裁選】「福田優勢の世論調査はTVの影響、空恐ろしい」「郵政同様、これは日本人の劣化の象徴」宮崎・勝谷両氏がTVで語る★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1190037056/
【自民・総裁選】 世論調査、圧倒的に「福田>麻生」…演説聞いた人の印象は「麻生>福田」★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1190035906/-100
【政治】握手攻めで麻生氏、10分以上もみくちゃ~!…その間、福田氏は待ちぼうけ★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1190041762/-100




【内閣改造 土俵際の再出発】(下)本気だった「倒閣」

2日後の7月31日。東京・汐留の高層ビルの一室で、参院選で瀕死(ひんし)の痛手を受けた安倍政権を揺るがす密談が繰り広げられていた。

 「メディア界のドン」といわれる人物が主催する秘密会合に顔をそろえたのは派閥領袖級の4人。元副総裁の山崎拓、元幹事長の加藤紘一、元幹事長の古賀誠の「新YKK」、そして元厚相、津島雄二だった。

 誰とはなく「安倍はもうダメだ。世論が分かっていない。一気に福田擁立でまとめよう」と声を上げると、新YKKとは一線を画していた津島も「あの人(安倍)には人の暖かみを分かる心がない。『正しいことさえ言っていれば人は分かってくれる』と思いこんでいる」と応じた。

 くしくも同じ夜、森は別の会合で「次の内閣改造のキーワードは『安心』と『安全』だ。失敗すると安倍は厳しい」と語り、福田、谷垣の入閣が政局のカギを握るとの見通しを示し、こう言った。

 「どんなに追い込まれても、安倍に解散はさせない」

 森のこの言葉は一気に広まった。加藤らは「福田擁立で各派がまとまれば森は乗ってくる」と手応えを感じた。この後新YKKが不気味なほどに沈黙したのは、それだけ「倒閣」が本気だったことを示していた。

 汐留での会合で慎重姿勢を崩さなかった古賀も3日朝、都内のホテルで開かれた財界とのセミナーでは多弁だった。

 「参院選は歴史的な大敗だが、首相の続投も歴史的な決断だ。内閣改造の結果をみて私たちもどう行動するか考えなければならない」。古賀は最後にこう結んだ。

 「衆院解散はびっくりするほど早くなる」
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070829/shs070829001.htm




麻生八方塞がり…党が選挙運動“封殺”
電話作戦OK、ビラ配布ダメ「これは謀略だ」

集まった市民に手を振る麻生氏。街頭では福田氏も認めるほどの人気ぶりだった=17日午前、大阪市中央区
 自民党総裁選の選挙運動をめぐり、麻生太郎幹事長の陣営が八方ふさがりの状態に置かれている。平日の街頭演説や文書の配布禁止など、政策を訴える手段を次々と奪われているのだ。麻生氏支持議員の1人は「これは謀略だ」と怒りをあらわにするが、有効な打開策は見えていない。

 「文書の配布ができないなら政策論争にならないではないか。人手のかかる電話作戦がよくて、なんで文書がダメなんだ」

 麻生陣営関係者はこうため息をつく。

 党選挙管理委員会は立候補を受け付けた15日付で、平日の街頭演説禁止のほか、ビラの配布自粛などを両陣営に通知した。

 その理由は、「本来であれば国会審議をしているはずなのに、していないことで国民に迷惑をかけている。派手な演出をすると国民や野党の批判を招く」(選管関係者)というもの。

 福田氏が国会議員票だけで過半数を制する勢いのなか、「世論」頼みの麻生氏にとって、規制は障害でしかない。

 17日には選管に、ハンドマイクや「麻生太郎」と書いたのぼり旗の使用を求めたが、却下された。おまけに、14日までに発送した文書についても選管から口頭注意を受ける始末。

 麻生陣営は「自粛の協定は15日付で問題はない」と釈明しているが、福田陣営は「禁止されることが分かっていて送ったのは問題」と反発、一触即発の事態となっている。

 麻生陣営の鳩山邦夫選対本部長は「過去の総裁選でこんな規制はなかった」と反発を強めているが、こうした中、麻生陣営が期待を寄せていたのが安倍首相の退院だ。

 「首相が『麻生氏にだまされた』と漏らしていた、という謀略情報が流され続けているが、これが麻生氏に大きな打撃となっている。入院中の首相は、親しい知人にも『僕がそんな事を言うわけないでしょ』と否定しているだけに、首相が退院すれば真実が分かる」(選対関係者)

 しかし、どうやらこれも実現しそうにない。首相が入院している慶応大病院側は当初、「少なくとも3-4日の入院がよい」と説明していたため、18日にも公務に復帰する見通しだった。しかし、首相周辺は「病院側から容体に変化はなく、今週いっぱいは入院してほしいとの要請があった」と話しており、総裁選までに首相が真相を口にする機会はなさそうだ。

 まさに踏んだり蹴ったりの麻生陣営だが、打つ手はあるのか。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_09/t2007091807.html



平日の街頭演説を禁止=自民総裁選

自民党総裁選の選挙管理委員会(臼井日出男委員長)は15日、選挙期間中の平日(18~21日)の街頭演説を禁止することを決めた。臼井委員長は記者会見で「候補者の国民アピールも必要だが、派手なPRは控えた方がいい」と理由を説明した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000060-jij-pol



安倍晋三の退陣と「麻生クーデター」説の怪

「麻生クーデターかと思っていたら、実は福田クーデターだった」。13日付で小泉に退職届を提出した腹心の前首相秘書官・飯島勲はこう言い残して永田町を立ち去った。小泉が最終的に福田支持に動き、飯島が突然退職した経緯は不透明だ。ただ、当初は平沼復党に傾く麻生を嫌って「これはクーデターだ。首相を後ろから刺した人がいる」(党広報局長・片山さつき)と徹底攻撃し、飯島の後見のもと小泉再登板で36人まで署名集めを進めていたチルドレンを中川秀直や元幹事長・武部勤が福田支持へとしっかり誘導したのは確かだ。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu2/20070918nea9i000_18.html



「クーデター説」に強い不快感 与謝野氏

 「首相を支えるという任務に違背した行動を取ったことも、官房長官としての則(のり)を超えたことも一度もない」 与謝野馨官房長官は18日午後の記者会見で、麻生太郎幹事長と与謝野氏が安倍晋三首相を辞任表明に追い込んだとする「麻生・与謝野クーデター説」に、強い不快感をあらわにしながら反論した。 このクーデター説は自民党若手議員らが流布しているもので、与謝野氏は、党総裁選で福田康夫元官房長官を支援する議員がクーデター説の発信源であることを念頭に「党の将来をかけた総裁選なので、品格のある総裁選をやっていただきたい」と指摘。「心ない人の宣伝は心のないことだ、と嘆くばかりだ」と語った。
(2007/09/18 18:40)
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070918/skk070918005.htm



安倍首相「麻生幹事長に裏切られた」発言 「そんなことは全然ない」と本人が否定

安倍晋三首相が辞意表明の直前、「麻生幹事長に裏切られた」と漏らしたとされることについて、入院中の安倍首相自身が「そんなことは全然ない」と否定していたことがわかった。
この「裏切り」発言について、安倍首相は周辺に対し、「そんなことは全然ない。麻生さんに悪いことをした」と述べているという。
「裏切り」発言は、側近議員に対する発言と伝えられ、麻生太郎幹事長らが安倍首相を辞任に追い込んだとする「クーデター説」として反発を呼び、総裁選で福田康夫元官房長官優位の流れを作る一因になったともいわれている。
[19日12時59分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070919/20070919-00000474-fnn-pol.html




首相の辞意、麻生幹事長「自分以外にも知っていた人いる」
9月19日12時42分配信?読売新聞
 自民党の麻生太郎幹事長は19日午前、安倍首相の辞意を事前に知りながら適切な対応を取らなかったと党内で批判されていることについて、「誤解のような話がいっぱい流れている。情報を知っていたのが私だけだったという話になっているようだが、同様に知っていた方もいた」と語り、自分以外にも首相の辞意を事前に知っていた人物がいることを明らかにした。

 これに関連し、与謝野官房長官は19日午前の記者会見で、首相の辞意を知っていた人物について、「(首相は)中川秀直氏に対して幹事長として信頼感を持って1年間ともにやってこられた間柄で、そういうことがあってもちっとも不思議ではない」との見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000302-yom-pol





日本は「勝手主義」の時代になった

 民意、民意というけれど、今の日本の「民意」というのはメディア、特にテレビが作っているものじゃあないのか。10年ちょっと前に民放の報道局長が「政局はわれわれテレビ局の人間が作っている」というような発言をしてクビになったことがあるけれど、テレビが繰り返して流すものによって無定見な大衆が誘動されるという今の時代。民意というものはなんなのかと、いつもそう思ってテレビのニュースを見ている。

 民意というなら訊いてもらいたいと思う。なにひとつ落ち度や欠点のない精廉潔白な人に大臣や首相をやってもらえばいいのか。それとも多少の失敗やキズ、弱点があってもきちんと結果を出してくれるような有能な人、職責に身命を賭けて努力してくれる人がいいのか。普通の大人なら、政治家にだって精廉潔白な人なんて滅多にいないことを知っている。誰しも一個の人生を築いて、それなりの力を発揮するところまで行く過程の中でなんの波風もない、ひとつの過ちや落ち度も犯さないような人間なんて、まずひとりもいないことを、普通の大人なら知っている。出てくれば自分たちで持ち上げて、押し出しておきながら、すぐにマイナス面、うまくいっていない面ばかり強調して、叩いて潰していくという最近の政界人事の繰り返しに、大きな失望感を味わっている。

 若い安倍総理もあれだけ期待され、国民にも支持されながら、1年足らずのうちに、今度は決断力がないとか、人を見る目がないとか坊ちゃん気質だとか、ひとりで全責任を負った上バカ者扱いをされて、あっという間にボロボロになって辞めさせられていく。自分から辞めたという形ではあるけれど、心身ともに余程追いつめられていたのだろう。タイミングが悪い、無責任だというが、本人は命懸けでやっていただろうと思う。この間まで日本人の「武士道」や日本人の「品格」についての本がベストセラーになって、多少は武士の情けや人間の品位を問い直す風潮が出てくるのかなと、淡い期待ながらそんな思いでいたのだが、寄ってたかって魔女狩りみたいな、弱い者いじめの世界ばかり見せられている。

 「出る杭は打たれる」は昔のことで、今は「出る杭は抜かれる」時代だ。倒れた者になおのしかかって、パンチを浴びせ、ひねりワザまでかけるようなマスコミの報道の偏りに、世間の態度に、わたしもテレビに出ている人間だが胸くそが悪くてたまらない。

 正体がすぐに揺れ動く、すぐに風向きが変わる民意とやらを、テレビが一斉に拡大し強調して、そうして世の中が動いていくのだとすると、日本は「勝手主義」の時代になったとしかいうほかない。

http://megalodon.jp/?url=http://hoshino.ntciis.ne.jp/&date=20070916053403


椿事件(つばきじけん)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E4%BA%8B%E4%BB%B6





日本人に戦争の真相と戦犯犯罪をはっきりと知らせるようにしなければならない─渡辺恒雄氏に対する特別取材 --

記者:中日両国政府と民間の信頼関係を構築する上での最も有効な方法は何か?あなたは中日関係の発展に対し何かご提案でもおありなのか?
渡辺恒雄氏:~今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖国神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。
「北京週報日本語版」 2007年8月10日
http://www.pekinshuho.com/yzds/txt/2007-08/10/content_72081_5.htm

最新の画像もっと見る