シュレディンガーのネコミミ

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足りないのは容量なのかそれとも要領なのか

2007-06-14 20:12:29 | Weblog
今日やった回りくどい作業の話でも。

依頼内容は、とある紙の資料をスキャナで取り込んで
画像ファイル化してほしいというもの。
その紙資料とは、白紙に薄い赤色で書かれた絵でした。

楽勝じゃーん、ということで
意気揚々とスキャナ(人様のモノ)で取り込み
必要な部分だけを切り取って提出すると、
「色が薄い」とのこと。

画像編集ソフトを使って、薄い赤色の部分だけ
濃くすることができるんだろうなーと思いながら
ググってみましたが、よく判りません。

使い慣れた「ペイント」でなんとかならないかと試してみましたが
ビーカーのアイコン(塗りつぶし機能)では薄い赤色部分を
一気に塗り替えることができません。
塗りつぶし機能は「1色で塗られた部分を別の1色に塗り替える」
というもので、薄い赤色部分の微妙な濃淡が
「1色」とみなされなかったようです。

ここからが回りくどい作業です。
薄い赤色部分の微妙な濃淡が邪魔なのであれば
情報量を減らして「微妙な濃淡」という情報を喪失させればよいのです。
そこでまず、ファイルを「16色ビットマップ」形式で保存しました。
そうすると案の定、「微妙な濃淡」はなくなり
「白地に薄い赤色」だけの画像になりました。

ここまでくれば勝ったも同然です。
再度そのファイルをJPG形式で保存し
「薄い赤色(1色)」の部分を塗りつぶし機能で
「濃い赤色」に塗り替えれば任務終了です。

まぁそのあと、もっと色調を抑えろとか
画像をもうちょっと小さくしろとか追加注文が来ましたがね。

今回はなんとかなったけど
回りくどくない方法も勉強しないとなぁ。