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慈恩の日々

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地域通貨イサカアワー

2011-12-02 00:00:35 | 全体論・スピリチュアル・断捨離
「グローバルに考え、ローカルに行動する」

よく聞かれるけど大型店舗など全国展開しているものが多いけどそれが地域経済を圧迫する一因になっていて

アメリカでは1980年代後半から90年にかけてグローバリゼーションがおきていて日本経済が直面する前にそういったグローバルスタンダードへの移行が起きていました

そういった大型資本で全国展開している店舗で買い物するとそのお金は地域社会にあまり還元されることは少なく店舗の拡大や海外投資に使われることになり地域から資産が吸収される一方で地元での雇用やビジネスにはあまり反映されないらしい

全国出店型の大型店舗だとある地域での売り上げが落ち込むと切り上げて閉店してしまうけど、地域店舗は地元密着型だからそのようなこともなく

確かに大型店舗だと地元スーパーより割安で全国から集められた大量生産の商品が所せましとならぶけれど環境やフェアトレードの面から見ると様々な問題があって

先日地域通貨の話をしたけれど米国にイサカアワーという地域通貨を採用して実際に使用しているところがあるんですね

この地域通貨のよいところは利子がつかないから(やはりこれが国や企業、個人の重荷になってるらしい)誰でもリスクが少なく事業がはじめられるところにあると思う

それに利子がつかないから貯めるだけでは増えないし、持っているだけではしょうがないから気がねなく使えるところにあって(イサカアワーの紙幣の外見も玩具みたいな派手なもので堅くるしくない)

結果、お金の循環がよくなり地元経済も活性化するところにメリットがあって、利子がつかないイサカアワーは繰り返し使われるから少ない発行で大きな経済効果をあげてるらしい(日本円で800万円程発行して2億円以上の経済効果をあげたとか)

そしてなによりも、イサカアワーには利子がつくお金につきものの堅苦しさみたいなものがあまりないらしく人々はイサカをつかうことを楽しんでいて、それがコミニュティー全体の連帯感、助け合い、支えあいの実感みたいなものを育んでいるみたいです

「俺たちにも地域全体にも得になると思うね。地域のみんなも支援すれば、俺たちも助けてもらえる訳だし。ドルはすぐ資本家に吸いとられて役にたたないからね。イサカアワーはさっさと使ってしまって、あっという間に俺たちのところへ戻ってくるんだ」

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