goo blog サービス終了のお知らせ 

『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

映画 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』

2008-10-12 | Movie(映画):映画ってさ

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
"The Royal Tenenbaums"
2001年・米(日本公開2002年)
監督:ウェス・アンダーソン


++++

かつて、テネンバウム家の3人の子供たちは、実業家、作家、テニス・プレイヤーとしてそれぞれ10代で成功を収めており、世間はそんな彼らを天才児と呼んでいた。

しかし、それから20年が経った現在、3人の子供たちはそれぞれに問題を抱えている。

そんな時、父親(ロイヤル・テネンバウム)の死期が近いとの連絡があり、再び家族一緒に暮らすことになるが・・・。


++++


美しいのです。

ウェス・アンダーソンは、いつも心に何らかの問題を抱えた人たちの家族のつながりをテーマに映画を撮っている。
『ライフ・アクアティック』も、『ダージリン急行』も。

でも、やっぱり本作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』が一番ストーリーの出来がいい。

3人の天才児の父親、ロイヤル・テネンバウム役のジーン・ハックマンは超当たり役。

魅力がたくさんあるこの映画だが、個人的にはテネンバウムズと次男リッチー(ルーク・ウィルソン)とホテルの屋上で語り合うシーンで、Velvet Undergroundの"ステファニー・セイズ"がかかる。

このシーンだけで、もう満足なのです。



■ウェス・アンダーソンの世界

アンソニーのハッピー・モーテル(1996)
天才マックスの世界(1998)
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001)
ライフ・アクアティック(2004)
ダージリン急行(2007)

■ウェス・アンダーソン関連

イカとクジラ(2005)


ザ・ロイヤル・テネンバウムズ [DVD]
ジーン・ハックマン,ダニー・グローバー,アンジェリカ・ヒューストン,ビル・マーレイ,グウィネス・パルトロウ
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豆名月 | トップ | 『アメリカの鱒釣り』 リチャ... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。