
"Everything Counts"
デペッシュ・モード
こないだ、映画『ロック・オブ・エイジズ』の時に、ものすごく恥ずかしい、穴があったら入れたいような、大昔の自分の音楽的嗜好を書いてしまったので・・・
もう何も怖いもんがないのだった。
さすがに、小中学生の頃の話だから、もうどーでも良いと言うか。
そのついでに、もう一つ告白しちゃいますと。
2010年2月17日に、デペッシュ・モードがロイヤル・アルバート・ホールでチャリティー・コンサートをやったんだけど。
アンコールで"Somebody"という曲を演るとき、15年前(1995年)に脱退したアラン・ワイルダーが現れて、ピアノを弾いたんです(↓)。
あん時、なんかジーンときちゃって・・・。
さすがにこの年でデペッシュ・モードもないだろうとは思うんだけど。
だってしょうがないじゃない。(和田)
だってしょうがないじゃない。(あき子)
ジーンときちゃったもんは・・・。
アランは初期メンバーのヴィンスが辞めた後に、オーディションに受かってデペッシュ・モードのメンバーになったという、まあ、今で言うEXILEのTAKAHIROみたいな人。
上のエブリシング・カウンツのPVだと、コーラスしてる3人の真ん中の人です。
結局そのアランも、1983年から10年以上バンドのメンバーを続けた後、
「俺へのリスペクト、もっとちょーだい!」
と言って、辞めちゃったんですが。
そのアランが15年の離別期間を経て、オッサンになって、一夜限りというか一曲限り、マーティン・リー・ゴアの歌にピアノで美しい伴奏をつけたという事実になんだかジーンときちゃったのだ。
"Somebody"自体は、別にどーでもいい曲ですが。
俺は大人になった今でも、
『映画のバットマンシリーズを全部観る』
みたいな、時間の無駄としか言いようがないアホな遊びばかりして暮らしているわけですが。
始めちゃったんです、今回も。
ロイヤル・アルバート・ホールのライブ映像を見たその日から・・・、
デペッシュ・モードのオリジナル・アルバム全12枚を、1年に1枚ずつ聴き進めていく、という独りぼっちの闘いを!
俺の中でデペッシュ・モードはThe Cureほどハマらず、U2のような唯一無二の存在でもなく・・・、
なんか全世界でアルバムを9000万枚も売った人たちに対して失礼かもしんないけど、完全に時代のあだ花的バンドなんだよね。
だから、こうしてオッサンになってから正座して聴き直すことになるとは、かつて予想だにしなかった。
2010年から始めて、今年(2012年)やっと3枚目の『コンストラクション・タイム・アゲイン』(1983年)まで来たぞ、はぁはぁ。
毎日、通勤電車とかで、名曲
"Everything Counts"
を聴く毎日。
今年に入って40回くらい聴いたんじゃないかな。
バリバリの80's サウンドが・・・、21世紀のサラリーマンである俺の耳に、朝から辛い。
とにかく、今の高校生とかにも、このPVの圧倒的な「ダサ格好悪さ」(←あれ?)を知ってほしい。
何回見ても、デヴィッド・ガーン(Vo.)のダンスの全貌がよく分からない。
そして現:日本代表GK川島の黒タンクトップのルーツは若き日のマーティン・リー・ゴアにあるという事を、ぜひ皆にも知って欲しい。
(例によってUSO)
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