「決算書を一緒に見てみませんか？」

１０月１３日～１６日は、Ｈ２６年度決算を審査する決算特別委員会です。

議員になったのが、Ｈ２５年４月で、Ｈ２５年度予算は既に決まっており、
私自身が審査に加わったのは、Ｈ２６年度予算からですので、
今回、初めて、自分が審査した予算を、決算として再び審査することになります。

決算特別委員会の前に、
「決算書を一緒に見ませんか？」という企画をします。




そのために、資料をしっかり見ておかなくては～～～と、
家だとどうしても他のことに気が散ったりするので(^_^;)、
昨夜は、２時前まで、ファミレスで、資料に目を通していました(^_^;)

実は、
予算時に、事業を説明する資料、
決算時に、事業を説明する資料、
それぞれ違うものになっていて、
それがさらに、担当部署ごと・事業ごとに、
様式というか、書かれている項目も違っていて、
とっても分かりにくいし、
効率的じゃないなぁ、、、と思っていました。

一部の事業について、行政評価というのが行われていて、
（こういうもの→https://www.city.mihara.hiroshima.jp/soshiki/6/hyouka011.html）
公表されているのは一部ですが、
一応すべての事業について、この事業シートがつくられていることも聞き、
予算／決算／事業評価の資料を統一していただきたいことを、
２年にわたってお願いしてきました。

最初は、
今までの様式を更新する形でつくっているので、
改めてつくり変えることのほうが大変！
と言われていたのですが、
来年（H28年）に向けて、今年は資料統一の準備をしていただけることになりました！

今、Ｈ２６年予算と決算の資料を見比べていて、
統一していただけることになって、本当に良かった！と感じています。

とても分かりにくく、
予算資料であげられている事業が、決算資料では書かれていなかったり、
予算資料で１つひとつ説明されている事業が、決算資料では１つにまとめられていたり、
事業の目的が書き換えられちゃってるよ？？？というものがあったり、
内容審査の以前に、「見る」ことにエネルギーが必要で。。。(^_^;)

「計画に対して、結果がどうだったか」が、決算審査だと思うのですが、
「結果」のみしか資料に書かれていないので、
ＰＤＣＡであるべきが、ＤＣＡになってしまっている・・・
Ｐから関わっている人にとっては、もちろんＰも意識されているのでしょうけれど、
少なくとも、資料上はＰが見えない現状です。

ともかく、統一していただけることになったので、良かったです＼(^o^)／


資料統一でつくり変える作業は、職員皆さん、本当に大変だと思います。
しかも、事業レビューの支援で構想日本が入ることになったので、
事業シートの書き方でも、きっと厳しいチェックが入っているのでは・・・(^_^;)

ですが、他市でも、作り変えるのは本当に大変だったけれど、
資料統一した後、とってもラクになったことも聞いていますし、
１年半後に、また新しい議員が入ってきた時に、
予算／決算の内容が分かりやすいと思います！

予算書にしろ決算書にしろ、
地方財政制度の款・項・目で分類された情報で、
「どういう事業に、いくらかかったのか」ということが、
とても分かりにくいのです。

そして、職員さんにしても、他部署へ移動した時に、
統一の事業シートで引き継ぎや、進捗管理されることで、
フレッシュな目で、なおかつ、それまでの経験に基づいて、
事業の点検・改善が行われやすくなるのではないかなぁ～と、
これは、自分の経験がないので推測ですが、思っています。