Final Judgement

ヤオ判定に怯えるボクシングファンのひとりとして
採点に特化し備忘録かわりに作成します

ミハレスvsナバロ(2008年2月16日ラスベガス)

2008年02月19日 | スーパーフライ級
ミハレス 116-112 ナバロX  

1R ミハレス10:9(ミハレス10:9ナバロ)
2R ミハレス10:9(ミハレス20:18ナバロ)  
3R ナバロ10:9(ミハレス29:28ナバロ)
4R ミハレス10:9(ミハレス39:37ナバロ)   
5R ミハレス10:9(ミハレス49:46ナバロ)  
6R ミハレス10:9(ミハレス59:55ナバロ)   
7R ミハレス10:9(ミハレス69:64ナバロ)  
8R ナバロ10:9(ミハレス78:74ナバロ)
9R ミハレス10:8(ミハレス88:83ナバロ)  
10R ナバロ10:9(ミハレス97:93ナバロ)
11R ミハレス10:9(ミハレス107:102ナバロ)
12R ナバロ10:9(ミハレス116:112ナバロ)   



<Official>
◎ミハレス SD ナバロX

クリス・ウィルソン 115-113ミハレス
アダライド・バード 117-111ミハレス
ダグ・タッカー 120-108ナバロ(!)



<memo>
1R 右フックをタイミングよく決めたミハレスのR。ミハレスは相変わらず勘に頼ったディフェンス。
2R 右アッパーで顔をハネ上げたミハレスに。
3R 微妙だけどナバロのハードワークに。
4R スピード差を利してリターンの右をよく当てたミハレスに。
5R ミハレスの出入りが激しくなりナバロの攻撃が大人しくなった。
6R ミハレスの右が外せないナバロ。
7R ナバロも良く攻めたがポイントを取るまでには至らない。
8R この回はミハレスの手数が少なくナバロの攻撃が目立った。
9R 小回りのきくミハレスが接近戦で打ち勝った。
10R カットや鼻血にめげず手を出すナバロのがんばりを評価。
11R ミハレスが波状攻撃でナバロを追い込んだ。
12R 王者は優勢を確信してか応戦に止まる、ナバロの意地の反撃にポイントを。

・メインは見方によって勝敗が逆でも納得はしないまでも受け入れることは出来る。
・しかしこの試合は人によってポイント差は変わるかもしれないけど勝敗は変わりようがない。
・自分たちが任命した以上クビにはできないだろうけど、ダグ・タッカーは重要な試合のジャッジにはもう指名されることはないだろう
・ナバロは好調で、勝つ意欲もキリロフ戦より強く感じられた。敵地ロシアだったのが大きかったのか。
・1222という数が示すようによく手を出し迫ったがやはり伸びに欠け、抜群のディフェンス勘をもつミハレスに多くは見切られた。
・ただミハレスも相手のサウスポースタイルがやりにくいのかいつもより攻撃の歯切れが悪かった。
・ナバロは足を地につけての打ち合いなら技術を発揮するが、ミハレスの出入りが激しくなると強みが発揮できず空転したかんじ。
・試合後の顔が両者の距離感、防御勘の違いを象徴しているようだった。
・ミハレスは相変わらずの上手さと速さだったけどサウスポーは嫌いのようだ。

<compubox>
トータルパンチ
ミハレス:255/842(30.3%)
ナバロ:183/1222(15.0%)

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