Photo MGTT 文芸部

仙台を中心に活動するねこ・空写真家の記録。
ちょっとした写真と文章で、何か残せたら。

初・星空写真

2013-08-19 10:30:00 | 空色のキャンバス
ペルセウス座流星群がピークを越えてから数日後、ようやく星空を撮りに出かけることができた。
先月、仙台市天文台で星空写真初心者向けの講座を受けてきて、初の実践である。

21時半過ぎ、仙台市街から車で40分ほどの泉ヶ岳に到着した。
車が多い。流星群を観察に来た人のものだろう。
泉ヶ岳スキー場のゲレンデ近くまで歩くと、人がそれなりにいた。
家族連れも多い。

三脚にカメラをセットする。
今回使用したのは、EOS7DにEF-S15-85mmF3.5-5.6。

…が、結果としては流星は1個も写真にできずに終わった。
肉眼では2時間半で6個見られたが、そんなものであろう。
ちなみに、お願い事なんてできない。

そして、ピント合わせがシビア。
更には、どんな構図に写るか、シャッターを切り終わるまで不明。想像頼み。
講座で聴いてはいたが、なるほど難しいものである。

では、初・星空写真、何枚か「マシ」なものをピックアップしてみた。


(F3.5 32秒 ISO4000 WB蛍光灯 ソフトフィルター)
ちょっとピントが…。
右の木の上にカシオペアが見えて、天の川がぼんやり見える。


(F3.5 123秒 ISO2500 WB蛍光灯)
およそ2分の露光時間。やはり北極星から離れている絵の端は日周運動で流れてしまった。
木の後ろが明るいのは、おそらく仙台市街の光だろう。いわゆる光害(「ひかりがい」、あるいは「こうがい」と読む)か。


(F3.5 36秒 ISO5000 WB蛍光灯 ソフトフィルター)
あれ、またピントがあやしい。
夏の大三角、天の川。電線を回避するため、ちょっと構図がギリギリ。
しかも駐車場の照明が入ってしまったのか、右に緑色の変な光が…。


以上である。もっと練習して、素敵な星空をお届けしたい!
それにしても、街の光は明る過ぎる。
仙台市天文台がもともとあったのは市街地の大きな公園の中だったのが、郊外に移転した理由がよく分かる。
文明は豊かで便利な生活を提供してくれる一方で、人から空を奪っているようである。


最後に星空観察に臨む方にお願いなのですが、懐中電灯は赤いフィルムで覆って赤い光にして減光して下さい。
白い光のままだと、目が眩んで星空観察がしにくくなります。
また、写真を撮るときに余計な光になって写真に影響が出ることがあります。
ご協力、お願いいたします。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
綺麗ですね!! (さわ)
2013-08-21 00:11:20
星空の写真はやっぱりいいですね!!!
自分も撮りたくてたまらないです!(>_<)
でもやはり色々な障害があるんですね…、二枚目の光害はグラデーションが出たみたいで好きですけれど(笑)

では、失礼しました。
返信する
すみません、途中で切れちゃいました… (さわ)
2013-08-21 00:12:37

でもやはり色々な障害があるんですね…、二枚目の光害はグラデーションが出たみたいで好きですけれど(笑)

では、失礼しました。
返信する
Unknown (めぐてつ)
2013-08-22 23:54:50
>さわさん
星は素敵です。青空同様、眺めていて飽きません。
ぜひ写真の世界へお越しください(笑)

2枚目の写真は少し色を調整してあります。
ホワイトバランスをいじっています。
気に入っていただけたなら幸いです。
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