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70年代の名作達を少しずつ自分の目線から紹介します。

WAFFLE TRAINER (OLYMPIC)

2013-05-24 21:48:27 | 70s


As you know, the history of NIKE could be said in other word; the history of "waffle." In 1975, Nike started to sell new Waffle Trainer.



This is the advertizement in 1974 for the 1st type waffle traimer. It said "The Waffle Trainer combines several of Nike's outstanding features."

Obori's upper, full length midsole, super light weight, and waffle sole.



The first collor of 2nd type was red-white. The front one of the pic is it.

But mine is diffrent collor. It contains blue nylon and white swoosh. Especially, it has 'red' logo on its heel.



Red, blue and white...what do you imagine? Yes. The olympic is. The color of team USA.

Unfortunately, it contains box but the box doesn't have the stamp of 'OLYMPIC.'



I think it is because the shoes were made in Japan. If they were made in Exeter, they might have the stamp on its box.



The ART No. is ED10835A. This is kind a special No. given to this special WT.





Thinking from the price tag on its box, they were sold in general department store. I don't know the amount of them, I guess not so many.

In this summer or next summer, I am going to Oregon to call on my American mom. Then, I will go to Nike to make sure the truth.

special thanx
Mr. Konno

SPECIAL NYLON CORTEZ

2013-05-08 21:07:48 | 70s






First of all, please excuse my poor English. Actually, i don't use any website to translate Japanese to English. 'Cause, i wanna express through my own words.

in 1975, nike started to promote the sale of products to college students. Untill then, the sales were mainly for general runners. It means poor variations of 'color.' The products of the early age were mainly three colors, red, blue, and white.

At that time, Nike noticed what college students want. Traditionally, the colleges in U.S.A have their own collor. For example, as you guys know, Univ. Oregon's color is green x yellow, and so on. Then, Nike started to make colorful cortez.
It is the "special" nylon cortez.



It is said that special nylon cortez were sold in 7 colorways, yellow green, green yellow, black orange, blue yellow, orange white, and red silver. However, strictlly speaking, it is wrong. Because the catalogue said that the red x yellow (USC) and blue x yellow (UCLA) are merely 'nylon cortez.' But who cares about it? I care,though. lol

The ones upper picture are both made in Japan. But all 7 colorways were made in both Japan and U.S.A. Astonishingly, the both cortez were sold in same place at the same time. We can say obviously the two shoes, i mean Japan made and USA made, are quite different shape and quality.



It contains 'cursive' logo on its outsole.



As you see, the ones made in Japan have skinny swoosh and thick out sole. On the other hand, the ones made in USA contains "fat" swoosh and thin outsole.

When we think about to 'wear' the shoes, i really recommend made in Japan ones. Because they are still confortable to take on.





They were sold in one year or so. Furthermore, were sold at limited shop. That's the reason why it's really hard to find.



special thanx Mr. ravanelli

NYLON CORTEZ

2013-05-07 07:05:47 | 70s


ナイキ創立当初から、現在まで約40年余りに渡り販売を続けているナイロンコルテッツ。比較的、目にする機会が多い気がしますが、まだまだ謎の多いモデルです。
1975年、ナイロンコルテッツは、それまでのものに少し手を加え、モデルチェンジしました。これが、一般に言うナイロンコルテッツ2nd ver.です。



アウトソールにも筆記体のロゴ付きのヘリンボーンを搭載し、3層構造のアウトソールにより極めて履き心地の良いものになっています。
このモデルは、クロスカントリー、ウォームアップなどに主に用いられたようです。



スタンプは、緑色。
この頃までの日本ゴム社製品に使われているアーチサポートは、劣化が無く殆どが柔らかいままの状態を保っています。本当に素晴らしい素材の選択だったとアーチサポートファンを唸らせます。

私の所有しているこのコルテッツにのみ見られる不可思議なポイントがあります。ヒールカウンターに、まるで新車の納車時につけられているかの様なビニールが縫い込まれているのです。





最初は、手違いか偶然の産物かとも思いましたが、両足にそして同じ箇所にあるので、どうやら間違いなどではなさそうです。
日本国内販売が1977年に正式に開始される以前のモデル達はほぼ100%アメリカで販売されていました。
日本国内で生産し、アメリカまで長い船旅を経て販売店舗にたどり着くまで輸送、運搬を繰り返していくうちに、ヒールのスエード部分が擦れて変色してしまうのを防ぐ為にビニールで、コーティングしたのでしょうか。
そうは思えませんが、今は何も言えないのが現状です。他にも同じ様なサンプルがあれば考察もできるのでしょうが。



箱も現存し、当時の背景を伺い知る事ができます。値段は、23.95ドル。プライスリストには、24.95ドルとの記載があるので、少し安いディスカウントデパートなどでの販売だったのかもしれません。
日本では、1977年夏より6800円で販売が開始されました。

品番は、2135。
アートナンバーは、ED10788A。



反対側のモデル名のスタンプの隣に、レジスターマークがスタンプされています。今まで、数多くこのタイプの筆記体の箱を見て来ましたが、レジスターマークが記載される日本製の筆記箱は、これ以外に見たことが無く、非常に珍しいケースだと思います。

この様なスタンプひとつひとつを見ながら、当時の時代背景に思いを馳せる。私にとっては、この上ない至福のひと時です。


BRUIN LEATHER

2013-05-06 06:18:26 | 70s


ナイキが誇るバスケットボールシューズの名作、ブルイン。写真にあるのは、日本ゴム社による日本製のものです。
生産は、1974~1977までと割と長期間に渡るものでした。しかし、在庫処分などを考えると、80年代に入っても販売が続けられていたのではないでしょうか?
他に、台湾製、韓国製もあり、細かな部分に違いがみられるのもこのモデルの面白いところです。



とくに、違いがみられるのが足指の折り曲げ付近の補強材。この日本製は、スエードの補強が外側小指付近のみとなっているもので、まだ発展段階と見受けられます。後に、台湾製、韓国製には、全体的にヒールまで補強が伸びています。
切り返す動きが多いバスケットボール。度々、レザーが破れてしまっていたことから、この補強が付け加えられました。



経年劣化は、古い靴の宿命だとはわかってはいますが、このモデルにもそれがあります。写真の補強材部分とゴムの補強材の接着の相性が悪く、剥がれや欠損が多々みられます。



スタンプは、黒色。
他に日本ゴム社は、緑、青、赤などのインクを使っていましたが、これも多分、他意は無いと考えられます。
今までの経験から物を言うと、特別、赤に限っては、SMUなどのスペシャルモデルに使われていたようです。

アッパー裏側の小指付近に品番、もしくは5桁の数字がスタンプしてあるものも存在します。




画像提供 ud氏

話をブルインに戻します。
インソールは、パイル地のもの。
アーチクッションも、このタイプになると硬化が進み、割れてしまいます。



日本製のみ、素材が明らかに高級なもので、写真にあるようにスウォッシュ、アッパーとも光り輝いているのが特徴です。
これは、1ドル280円だった時代背景が多いに関連していて、アメリカから発注を受けた日本国内の工場が素晴らしい高級素材を用いる事が可能になりました。

このモデルを手にしてから、まだ細部を見ることが無かったので、この機会に確認したところ、これにも存在しました。



肉眼では、確認し辛いですが、レンズと画像加工処理の後に浮かび上がってきました。
やはり、サイズ10の下にアルファベットEと数字の23らしきものが。

ナイキジャパンにいる知り合いに聞いてみても、見当が付かないらしく、まだまだ調査の余地があります。


私は、履くことを考えるならこの日本製をお勧めしますが、個人的には、韓国製が好きです。簡素な素材、作り、なぜか憎めない存在です。

FLYTE WET

2013-05-01 18:13:06 | 70s


"FLYTE WET - The first wet look shoe, the best yet for all around use. Liquid looking poly urethane coating gives this model a perpetual shine. Gum rubber sole, sponge midsole with all around foxing, padded ancle cushion. Available beginning March. in blue only."

"フライトウェット - 最初のウェットルックで全てのシーンに最適なシューズ 水に濡れた様な、ポリウレタンコーティングが、永遠の輝きを与える 生ゴムのソール、全対応型のスポンジミッドソール、綿の入った柔らかなアンクルクッション 三月より青いもののみお買い求めいただけます。"

上記の文章は、1972年のカタログに記載されているフライトウェットの説明文になります。
フライトウェットは、全てが日本製、日本ゴムによるものでした。先述の、台湾製の物とは比べ物にならない程、丁寧に作られています。



先ずは、タンとタグ。
筆記体ロゴに®はありません。
縫製、素材、どれをとっても文句なく、40年が経過した今でもその姿を当時のまま留めています。



ブルインと違い、爪先のラバー補強が二重になっていないために、繋ぎ合わせてあるのが左右とも内側のヒール付近になっています。



この辺りの気遣いも、日本製、日本の職人さんならではでしょうか。



そしてスタンプ。
このJAPANの記載があるのは、初期の日本ゴムの中でも幾つかのモデルにしか見られないもので、他のモデルとどう区別していたのかは定かではありません。



上質な牛革と、細部に渡るきめ細やかさは、内部の構造をみるだけでもわかります。

そして、運が良いのは、このフライトウェットのインソールが白いタイプであること。そして更に、その白いインソールだからこそ残っていたであろうこのスタンプ。



これは、左足のインソール爪先付近に押されているものです。
はっきりと9 1/2 と確認できます。
その下には『E 23』のスタンプが。
これが、何を表すのかはっきりとしたことは、言えませんが、ワイズの表記かもしれません。どなたか、ご存知の方がいましたら、教えていただきたいです。

たまに、スペンコタイプのものにも白いスタンプが押されているものがあります。ただ、その素材の表面自体、ツルツルしているもので、履いてるうちに無くなってしまうようですが、デッドストックのものだと、たまに発見できるものもあるようです。


これは、70年代後半のナイロンコルテッツのもの。画像提供 ud氏

最後に、カタログ内の説明文の最後に記載がある『青いもののみお買い求めいただけます』という言葉。
このカタログを手にしてから、この言葉がずっとひっかかっています。
スペンコタイプのものと言いたいのか、いやアッパーの色が青っぽいのか。同カタログに掲載されているスーパーコルテッツの説明文に『4方向に伸縮するラバーインナーソール搭載』との記述があります。つまり、スペンコタイプのインソールを青いものと呼んでいないということだと考えられ、このウェットの文章にある青いものは、アッパーのことであることが、なんとなく見えてくるのではないでしょうか。



今は、確認するのが難しいですが、以前、デッドストックのフライトウェットを見た時、黒ではなく、上記の写真にある糸の様にネイビーと紫が混ざったような色だったと記憶しています。

これを青と呼ぶには、いささか難がありますが、当時はそう呼んでいたのかもしれません。