1976年、ナイキにある転機が訪れます。それまでのLD1000をモチーフにデザインを一新したのがこちらのLD1000Vです。
詳しくは、スニーカー仲間であるスミッツ氏のブログで確認していただきたいと思います。
http://m.blogs.yahoo.co.jp/smits/42566118.html
このスニーカーは、私にとって何人かの素晴らしい想いが込められているので思い出深いモデルなんです。
このスニーカーとの出会いは、千葉県の津田沼にあるとある古着ショップ。
仕事帰りにふらっと立ち寄ったその店の棚の一番上にほこりを被って並んでいたのを思い出します。
値札が付いていないので、聞いてみると、『ボロボロだけど、買うの？』『履けないよ？』と無愛想な対応。訳もありません。なぜなら、農作業の後、どろだらけの格好で入店していたのですから。笑
『それでも、売ってくださいませんか？』との私の問いに、店主は『じゃ、いいよ。３千円。』
正直、時がとまったかと思いました。
今でも、その店主さんとはお付き合いがあり、月に何度かお邪魔させてもらって色々な話をさせてもらいます。
高橋さん、いつもありがとうございます。
さて、このスニーカーをアップするにあたり、もうひと方ご紹介しなければなりません。
購入時、ボロボロだったこのモデル。嬉しくて嬉しくてたくさん履きました。案の定、さらにボロボロになり見るに耐えない姿へと変貌を遂げたのです。
『一生を共に過ごすなら、フルリペアしてもらおう！』と思い立ち、ビンテージナイキ仲間の斎藤さんへリペアをお願いしたのです。
お店のHPは、こちら。
http://www1.ocn.ne.jp/~fumin/main.html?src=%2F~fumin%2F#1,0
世界屈指の技術と情熱で、リペアしてくれます。皆さんも是非！
リペア状況は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/nike-repairman/e/d72cda5f724e9a9e6e8131874206af41
修理した側も、された側も大満足の一品に仕上がりました。
スニーカーには、思い入れや出会ったロマンがあると思います。
出逢った場所や人との記憶をたどりつつ、今日もスニーカーを履いてあげようかと考えています。