夏徹頭徹尾のみどころ 8 弁天香

「弁天香」

今回の夏徹頭徹尾08'では
麻製品のパイオニア、大麻堂とコラボレートして「徹頭徹尾オリジナル」のお香を作りました。

大麻堂で発売されている　HEMP OIL INSENCE　が、これまでに出逢ったお香の中でピカ１だったため絶賛したところ、「じゃあ犬式さんのもつくりましょうよ。」ということになり、専門の調香師さんに「竹のような、和の青々したスパイシーさと、踊りたくなるようなエロさ　毎日焚ける爽やかさ」をオーダーしてつくりました。じっくりと時間をかけてつくりあげられた９種類のサンプルから、これまたじっくりと時間と機会を選んで、紆余曲折の果てにチョイスされた香りは、完璧な自信作です。

HEMP OILと、完全に国産の原料でつくられたこのお香は、煙がきつくなくて、香りも上品なので、長時間焚いても気分が悪くなりません。身体に悪そうなものやドギツイ香りがふくまれていないので「行き着いたお香」だと言えます。モダンタイム・和のお香。

徹頭徹尾が開かれる吉祥寺WARPの面する弁天通りにちなんで「弁天香」と名付けました。

当日は会場にて、５００円（１２本入り）で発売予定。
ジャケットは、夏徹フライヤーのデザインや犬式、LoopJunktion、Keycoなどのアルバムカヴァーでもお馴染みのBig!先生。（販売されるのは左側、緑色のバージョンに決定しました）

巨大なHEMP OIL INSENCEも登場します。１メートルくらいある大きなお香です。（これは試作段階の別の香り）



都会のイベント空間は決してフレッシュなエアーではありませんが、煙たく燻る（くゆる）月桃ディスコの異空間に、一条のやすらぎを得た、と思いきやその香りの奥底に隠された扇情性に煽られて（あおられて）いつもの自分を飛び出して思わず大胆な行動に出てしまうかもしれません。ラッキーカラーは　緑。　（☆☆☆☆☆）


極めてお薦めです。自分もしばらく、このお香しか焚かなくなるのは確定です。

（大会委員長 MKY）


大麻堂

大麻取締法の撤廃運動におけるパイオニアであるオーナー前田さんのブログなども、この問題に対して非常に真っ向から紳士的かつ真剣に取り組み、当局や社会との長きにわたる闘いとやりとりには、「社会の矛盾を変革させる原動力は常に、勇気ある小さな１市民なんだ」と思わされれます。