今里哲の歌旅日記

日本全国を、世界を旅して歌う、自由で熱いシャンソン歌手「今里哲」の、毎月のスケジュールとメッセージです。

2021年6月

2021-05-31 22:58:05 | 歌旅日記

5月25日(火)JR岐阜駅9:52発「大垣」行きに乗る。
そこで「米原」行きに乗り換えて、「米原」で「近江塩津」行きに乗る。
琵琶湖の西を走る湖西線「姫路」行きに乗り換えて、目的地の「近江今津」駅で下車する。
12:00になっていた。2時間で岐阜から着いた。
「近江今津」駅ソバのホテル可以登(かいと)に荷物を預けてランチのできるところを捜すが、
コロナ禍のせいもあって通りは静かだ。「えそら」という焼鳥店がランチ営業していた。
子供がひとりいる若夫婦の経営だ。880円のミックスフライ定食は揚げたてで安くておいしかった。
13:10発の湖西線「姫路」行きに乗って、白髭神社を目指す。「近江高島」駅に10分で到着。
親切な若い駅員がていねいに神社への道を教えてくれた。駅から40分はかかるという神社を目指して歩き始めた。
もう「昔」のようにスタスタ歩けない。ゆっくりゆったり、痛む右足と共に前に進もう。
途中、乙女ヶ池があった。木造りの素敵な橋を渡る。風が心地よい。
橋を渡り切るとアジサイがきれいに咲いているところに出た。
そこから又、神社を目指す。痛む右足のせいか遠く感じる。左手に琵琶湖が広がる道路に出た。
ひたすら歩く。48体観音石仏へ寄り道する。誰もいない静かなお墓の中に大きな石仏群が居座っていた。
思わず手を合わせた。一息ついて又、大きな道路に出た。ひたすら歩く。
やっと湖(うみ)に立つ赤い鳥居が視界に入った。もうすぐ白髭神社だ。
まず有名な鳥居を見てお参りだ。数人の旅人が居た。
休憩もしないで、東京のマダムへのおみやげにお守りを買った。「長寿」のお守り。
同じ道を引き返す。今度は琵琶湖を右に見て道路をひたすら歩く。天気がいいので汗ばむ。
もう一度、48体石仏の前を通り、乙女ヶ池のジグザグの木造り橋を渡る。ここで少し休憩する。
空は青く、山は緑…風が涼しい。
駅前のローソンでケーキとドリンクを買って駅舎で次の電車を待ちながらひとり静かにティータイム。
あの親切な若い「高島」駅の駅員が私に気づいて、「いかがでしたか?」と話しかけてきた。
「もらったパンフレットどおりの道順で往復歩きましたよ」と答えた。
「近江今津」駅ソバのホテルに16:20チェックインした。
シャワーを浴びて、ローソンで買った夕食用のパンとホテルのドリンクを済ませ、早く寝る。
岐阜の自宅に居るように早起きして風呂に入り、ゆっくりニュースをテレビで見て、6:45からホテルで朝食をとる。
2日目の5月26日(水)は竹生島を目指す。9:00前にホテルを出て歩いて今津港へ。
9:30発の船はコロナ禍のため減便されていて、次の船は10:40発だという。
時間が出来たので近くの「琵琶湖周航の歌」資料館を訪ねた。
入場無料で誰もいなくて、ゆっくり観て回れた。吉田千秋作の「ひつじぐさ」が原曲となっている。
詩は京都大学ボート部の小口太郎。作曲の吉田千秋は24才で肺炎で死亡。詩の小口太郎は26才で病死。
思わず私は悲しくなった。しかし、この歌は今でも、いやこれからも生き続ける。
いろんな歌手がカバーして歌っている。試聴できるのがうれしかった。
ボニージャックス、ペギー葉山、倍賞千恵子、都はるみ、渡哲也…
なかでも加藤登紀子さんの「琵琶湖周航の歌」は大ヒットした。
100円で詩と楽譜を売っていたので購入した。
資料館を出て今津港に向かう道を歩きながら、マスクをしてても私はその唄を歌い出した。
いい唄である。竹生島行きの船に乗った。乗客は3分の1くらいか。30分琵琶湖の湖面を船は行く。
ひろい湖だ。ここでも又、周航の歌を口ずさむ。竹生島が迫ってきた。
下船して宝厳寺を目指す。石の階段が急で長い。ここでも「年令」を実感する。しんどい。
本堂に着いてホッとする。もうここへは今回一回だけでいい。
秀吉の大阪城から移築したという唐門など小さな祈りの島を見て回る。
湖は広い。1時間20分ほどして、帰りの船に乗る。来て良かった。海のような琵琶湖…。
私は船に揺られながら、湖面を見て何度も「琵琶湖周航の歌」を口ずさんだ。
もう歌詩も覚えた。もう一泊して明日5月27日(木)岐阜に戻ろう…。


<2021年6月 今里 哲スケジュール>
タイトル・日時・会場・料金・問い合わせ先の順

グループレッスン
4(金)16:00(月3回)
岐阜・中央郵便局前 シャンソン古城里
8000円(3回分)
(058)265ー6451

13(日)16:00
岐阜古城里コンサート
岐阜・中央郵便局前 シャンソン古城里
3000円
(058)265ー6451

21(月)14:00〜17:00
シャンソン講座
岐阜・中央郵便局前 シャンソン古城里
5000円
(058)265ー6451

28(月)16:00
めぐり逢いコンサート
岐阜・中央郵便局前 シャンソン古城里
2000円
(058)265ー6451


2021年5月

2021-05-02 22:13:44 | 歌旅日記

 5月1日(土)PM2:30 第7回世界・歌の祭典 岐阜市文化センター小劇場にて開催します。
観客を半分の250名にして、感染対策をしっかりしてのぞみます。
 2019年11月兵庫県高砂市での「今里 哲人権コンサート」を追っかけてくれた
NHKぎふの小島ディレクターが、この世界・歌の祭典を取材してくれることになった。
4月中旬にシャンソン古城里にて2時間ほどインタビューを受けた。
放送日は5月19日(水)PM6:30まるっとぎふNHKのニュースで。
タイトルは「コロナを越えて人権を歌う シャンソン歌手今里 哲」
どうぞ皆さん、岐阜県内の人々しか観れない番組ですが、ご覧頂けると幸いです。

 5月下旬、ひとり旅してきます。
2泊3日で。JR岐阜駅からローカル線で。奥琵琶湖の小さなホテルでゆっくりしてきたい。
それにしても19日(水)のNHKまるっとぎふでのテッチャンのニュース、どう放映されるんだろう?
楽しみです。

<2021年5月 今里 哲スケジュール>
タイトル・日時・会場・料金・問い合わせ先の順

第7回世界・歌の祭典
1(土)14:30
岐阜・金宝町 岐阜市文化センター小劇場
4000円(当日券なし)
チケット250名売り切れ

グループレッスン
7(金)16:00(1時間)
岐阜・中央郵便局前 シャンソン古城里
8000円(月3回)
(058)265ー6451

岐阜・古城里コンサート
9(日)16:00
岐阜・中央郵便局前 シャンソン古城里
3000円
(058)265ー6451

コロナを越えて人権を歌うシャンソン歌手今里 哲
19(水)18:30
岐阜県内NHKまるっとぎふ
テレビ
(058)264ー4626

シャンソン講座
23(日)14:00
岐阜・中央郵便局前 シャンソン古城里
5000円(2時間)
(058)265ー6451