ここ数日、お風呂の入れ替えをしたいという
お問い合わせをたくさんいただいています。
「そちらでおすすめの……」とよくたずねられるのですが、
"this is the best for everybody"
といいきれるものはありません。
お好みやら、求めているものが
みなさまそれぞれ違います。
なので、よくお話を聞いてから
私どもの知っているお風呂のなかから、
お客様に合いそうなものを2~3ほどご説明いたします。
「ユニットバスはねえ……
なんだか味気がなくて。
でも、在来のお風呂で
脱衣場の床下をくさらせたことがあって……」
そんな方には、
写真のハーフユニットバスといわれている商品を
おすすめしています。
この商品は、
簡単にいってしまえば
下半分だけユニットバスなんです。
これで、万が一の水漏れで周辺の木部が傷む可能性は
かなーーーーーーーり低減されます。
木をはったり、タイルをはったり。
木のいい香りがするユニットバスも
つくれますよ!
とか。
あと、もうひとつ。
断熱材パックというユニットバスを
断熱材ですっぽり包んでしまうものがあります。
これで、冷たいタイルの床とはおさらばできますよ。
とか。
在来のお風呂なら
浴室の床にコルクタイルをしけば
冷たくありませんよ
とか。
こんな感じでご説明さしあげるのです。
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ながーーいおまけ
昨年、在来のお風呂から五右衛門風呂導入への
「お風呂の先祖がえりリフォーム」させていただきました。
薪で炊いたお風呂。
風呂釜は分厚い。それを熱する。
釜の回りには煙の道が。
お客さんいわく、
お風呂はいったら、
お湯がやわらかくて、肌がすべすべしますし、
あがってもからだが中からぽかぽかします。
ご飯をアルミの飯ごうで炊くより、
ル・クルーゼで炊いたほうがおいしい。
そんな感じでしょうか。
実際、私たちのお風呂は、
浴槽にお湯を流し込むだけなので
遠赤外線などで暖められることなどほぼありません。
もう、街中でこのお風呂を見なくなったのは、
経済的にも時間的効率が悪いからでしょう。
(あくまでも資本主義的に)
お風呂に入る目的、そのために必要な時間と
お風呂に入るまでの用意の時間、
お風呂に入っているときに
だれかに薪をくべてもらったりしなくてはいけないのが
効率悪い=めんどくさいということになってしまって……。
現代の気ぜわしい都市生活では
五右衛門風呂は選択肢にはあがってこないのです。
私はお客様からのお話を聞いて以来、
イツカハゴエモンブロ派なのですが、
現実的ではないのです。しくしく。
C'est tout pour aujourd'hui !
Bonsoir !
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みんなの輝建設日記
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