輝建設 2代目日記 Je dois etudier.

大阪で注文住宅をつくる工務店の2代目ブログ。古民家再生、OMソーラーもやります。

神戸市の現場です

2007年05月30日 08時43分12秒 | 雑記
先日、建て方時の写真をUPしましたが、これはその日の夕方の写真です。
今は垂木を配して野地板も張り終わりました。

本日は雨振り。

壁や屋根が出来上がるまで家はシートで覆われています。

大工さんはこの時期、暑いなあといいながら仕事しています。
(ありがとうございます)

東大阪のOMソーラーの家 足場がとれました。

2007年05月28日 18時24分17秒 | 雑記
東大阪のOMソーラーの家の足場がとれました。ようやく全貌が見え足場が取れる日はなんだかわくわくする日です。南面に対して日当たりもよく、OMが良く効くだろうなと思われます。

写真にも写っていますが外部に左官の材料や器具が積まれています。これから左官工事が始まります。内部はホタテの貝殻を焼成したものを使用している漆喰を使います。塗り壁はやっぱりいいもんですね。


さて、話は変わりますがこの現場へ電車での往復時に気になったことがあったので。

こちらの現場の最寄り駅から何駅か行ったところに近鉄の瓢箪山駅があります。

現場の帰りに電車に乗っていると駅のホームに墓石のような石柱を見つけました。よくよくみると「楠木正行之墓云々」と書かれていて、駅のホームにお墓があるのかと思いびっくりしました。夜、ホームでひとり電車を待つのがなんとなくこわくなるなぁと思ったもので。

なんだか気になりましたのでインターネットで調べると、それは墓石自体ではなく、正行公の眠る往生院の案内石柱だということでした。。。

完成見学会の際に電車でこられる方は瓢箪山駅を通過するとき注目して下さいね。大阪より奈良方面に向かうホームに立っています。

所変われば‥‥

2007年05月28日 08時56分06秒 | 雑記
先週末は、壁やら土間につかう土を見に、岡山県内を行脚しました。

岡山市以外の場所をこんなにたくさん回ったのは初めてのことで、今回ご案内いたただいた方にいろいろとお世話になりました。倉敷では移築した蔵をコンサートホールに使っているカフェも見せていただきました。

麦畑は収穫の季節か、一面に拡がる金色の草原はとても美しくかったです。金の草原は秋のもの=垂れた稲穂の田んぼという具合に感覚的に染み付いているせいか、この時期にこのような季節を見ると不思議な感覚に陥ります。

また、郊外には写真のような外壁が黒い家がたくさんありました。この黒いのは塗料でなく、焼き杉です。大阪で見る焼き杉よりもさらに焼きこんであるようで、私の目から見たらまさに焼きすぎ(すみません)! 

これぐらい焼きこんであると、炭化層が厚くなって、対候性はあがるのでしょうか。

ご案内いただいた方にこのあたりはこのようなお宅が多いですねというと、「岡山城は烏城(うじょう。烏のように真っ黒い城ということ)じゃから」というお返事。お城で使っているようないい建材ということなのか、単純にこの辺りの名産品だったものかわかりません。

写真撮影の日は激しい雨だったということで、

雨情まじりの烏城話でした。

民家改修工事おこなっています。

2007年05月24日 12時59分20秒 | 雑記
写真は茨木市で行なっている民家改修工事の現場です。内部足場をばらしたのでパチリ。もともとはおくどさんがあった場所を吹抜けとしました。壁にはホタテの貝殻を焼成したものがはいっているホタテ漆喰をつかっています。

柱や梁は既存のものは洗いをかけただけですが、補強のために新設した梁や柱などは色を合わせて自然塗料で塗装しました。もちろん、ペンキなどと違って木肌が皮膜で覆われることはありませんので、木の持つ質感をそこなうことありません。

ちなみに大阪近辺の民家の柱や梁に塗られていた塗料はベンガラといいます。黒っぽいのは松煙という松の木を焼いて作ったススを柿渋や菜種油などで溶いて塗っています(そのほかにも混ぜ合わせるものはありますが)。松煙はいまは作っている人もほとんどおらず、なかなか手に入りにくいものとなっています。


昔は冠婚葬祭毎に灰汁洗いして、ベンガラを塗っていたそうです。なんどもなんども大事に塗られてきたものだから、あんなに黒光りしているんですね。

追:
先日、お伺いしたお宅は柱・梁を漆でしあげていらっしゃいました。。。。きれいでしたよ。

自然素材で快適に暮らせるようにリフォーム工事中

2007年05月23日 19時46分25秒 | 雑記
写真は富田林の25年程の木造住宅です。

お風呂・脱衣場・キッチン・リビング、1階ほとんどのリフォーム工事を行なっています。

壁をバラしてみると断熱材はまったく・・・・・・・はいっていませんでした。
なので、今回は外部に接している部分はすべて入れる予定です。

お風呂周りの土台も交換しました。もともと今回のリフォームは、足の伸ばせない風呂桶から足を伸ばせてゆったりとお風呂に入りたいというご要望からでした。
お風呂は今回、ユニットバスに入替えましたので、これからのお風呂周りの土台の傷みのリスクはかなり軽減されたと思います。床板は吉野杉を張ります。壁も杉板をはった腰壁にドイツ製紙クロスをはります。

見学会はありませんが、また完成すればブログにて報告させていただきます。

オダサク→民間老朽住宅建替支援事業<タテカエ・サポーティング21>

2007年05月23日 15時48分58秒 | 雑記
所用で天6に出かけることがありましたので、地下鉄の駅の上にある「大阪市立住まい情報センター」に寄って来ました。


大阪生まれの文豪で無頼派の代表格でもあるオダサクこと「織田作之助」の回顧展みたいなものがやっていました。

展示されていた「夫婦善哉」に関するパネルには法善寺横町の「正弁丹後亭」、相生橋東詰の「いづもや」「自由軒」などの話が絡みで出ていました。


関東煮が云々と書かれた「正弁丹後亭」は中座のガス爆発事故で建替えの憂き目に合いましたが、昔のままの場所で営業しています(といってもなかにはいったことはありませんが。建替え時の店舗デザインは間宮吉彦さん)。


まむしの「いづもや」は相生橋東詰めのものが一番おいしいとオダサクは作中でいっているようですが、私が知っているNGKの近くのいづもやだけです。店内はなんの飾り気もなく、黙々とおじさんが鰻をさばき、おばさんが給仕してくれます。

「自由軒」もオダサクが作中で書いた当時の場所で営業しています。建物はさすがに建て替わっているでしょうが、新しいビルというものでもありません。店内にはでかでかと「織田作の愛したライスカリー」と書いて張り出しています。GWなどの観光シーズンになると大勢の観光客の方が店前で並んでいます。自由軒にいくと「自由軒にせっかく来たのだから、ライスカリー頼まなくちゃ」というような気分になります。


そんなことはさておき、「住まい情報センター」は大阪市立ということで様々な住宅に関する相談事などに載ってくれる場所となっています。また、補助金などの案内などもしてくれますので、お近くに寄られた際は一度、立ち寄られてみるのも良いかと思います。


大阪市立住まい情報センター
http://www.sumai.city.osaka.jp/


先日、木造住宅耐震診断技能の講習と試験を受けました(もちろん、試験には合格しました)。そんあこんなで、耐震補強に関する大阪市の支援事業について書かれていたものを見つけました。


「古くなった住宅を建替えたい!」
民間老朽住宅建替支援事業<タテカエ・サポーティング21>

●木造戸建住宅耐震建替補助
特に優先的な取り組みが必要な密集住宅市街地では、昭和56年以前に建てられた木造戸建住宅や長屋で耐震改修工事が必要なものを、戸建住宅に建替える場合、耐震改修工事に要する費用相当額の一部を補助します。

特に優先的な取り組みが必要な密集住宅市街地では、補助要件の緩和、補助内容の優遇があります。

問い合わせ:大阪市住まい公社 民間住宅課
電話:06-6882-7050


「耐震改修工事をしたい!」
●大阪市住宅・建築物耐震改修等補助制度
昭和56年以前に建てられた住宅について耐震診断を行なう場合、診断費用の一部を
補助します。また、一定の要件を満たす住宅の耐震改修を行なう場合、耐震改修設計費・工事費の一部を補助します。

問い合わせ:大阪市計画調整局 開発指導課
電話:06-6208-9303

などがあります。

みなさんも耐震補修や耐震などを考えて建替えなどをお考えであれば、お住まいの市町村の役場にお問合せされるとお使いになれるものがあるかもしれませんよ。


また大阪市には「子育て世帯向け分譲受託購入融資利子補給制度」というものがあります。詳細な条件などについては下記までお問合せ下さい。
問い合わせ:大阪市住まい公社 民間住宅課
電話:06-6882-7050

建て方日和でございました

2007年05月23日 09時27分39秒 | 雑記
昨日は、神戸市北区にて建て方を行ないました。

※建て方==柱・梁などの構造材を組んで、家の骨組みをくみあげること。


5月22日、神戸市の天気は晴れ! 

建築という仕事は天気に左右されがちですが、一番気をやきもきさせるのは建て方のときです。大雨が降れば、中止としますが、部材を持ち上げるレッカー屋さんをキャンセルとしなければならず、お金が……。だけでなく、レッカー屋さんの手配が大変です。レッカー屋さんとの相性もありますので。

(無垢材を現しで使うのでいつも他社でされているような大壁で柱・針を隠す家以上に気を張って、材をぶつけないようにしてもらわなければなりません)



少々の雨ならやってしまいたいのですが、高所での作業が連続となります。足を滑らせて大工さんがケガをしないか、ドキドキハラハラです。

(大工さんに言わせると、私が上に上がってきた方がドキドキハラハラするそうですが……)

せっかくの材料も濡れてしまいますし。

とにかく、昨日は晴れでよかったです。おかげで高所作業でしたが、無事故で一日を終えることができました。


7月に構造見学会、9月に完成見学会を予定しています。ぜひご参加下さい。
詳しくは輝建設webサイトに、イベント実施が近くなりましたらUPいたします。

古民家改修。茨木にて

2007年05月22日 10時45分23秒 | 雑記
古民家の改修を行っています。

写真は、改修現場の煙出し屋根です。左官と板張りで竣工当時の面影に復旧しました。周囲を見渡すとまだまだ、現場周辺には昔ながらのお宅がたくさん残っていて、とても雰囲気のいい街並みですが、煙出し屋根は結構撤去されているようです。

どうしてでしょうか。
やっぱり使わなくなったら、撤去してしまうのでしょうか。

今回の工事では昔ながらの意匠を残すということで補修いたしました。

さて、皆様はいかようにお考えになるでしょうか。

もうすぐお引渡しです。箕面にて

2007年05月22日 10時31分54秒 | 雑記
箕面のOMソーラーハウスの現場です。

こちらの現場はもうすぐお引渡しです。

太陽熱の集熱の効率をよくするための取り組みとして屋根の勾配が2段階となっています。写真からおわかりいただけるでしょうか。

どうして屋根の勾配を2段階にするかというと・・・

輝の住まいづくり教室に来てくださっている方はお分かりいただけるかと思います(太陽の角度のお話のあたりですよ)。


もうすぐ足場をばらします。東大阪にて。

2007年05月22日 09時45分14秒 | 雑記
東大阪の現場です。こちらのお宅はOMソーラーハウスです。

こちらの現場はもうすぐ足場をばらします。屋根にOMソーラー集熱ガラスが載っているのが見えます。

6月に見学会を予定していますので、

OMソーラーを検討している人、
OMソーラーはあまり考えたことないけど木の家!に住みたいと考えている人

ぜひご来場くださいね。