所用で天6に出かけることがありましたので、地下鉄の駅の上にある「大阪市立住まい情報センター」に寄って来ました。
大阪生まれの文豪で無頼派の代表格でもあるオダサクこと「織田作之助」の回顧展みたいなものがやっていました。
展示されていた「夫婦善哉」に関するパネルには法善寺横町の「正弁丹後亭」、相生橋東詰の「いづもや」「自由軒」などの話が絡みで出ていました。
関東煮が云々と書かれた「正弁丹後亭」は中座のガス爆発事故で建替えの憂き目に合いましたが、昔のままの場所で営業しています(といってもなかにはいったことはありませんが。建替え時の店舗デザインは間宮吉彦さん)。
まむしの「いづもや」は相生橋東詰めのものが一番おいしいとオダサクは作中でいっているようですが、私が知っているNGKの近くのいづもやだけです。店内はなんの飾り気もなく、黙々とおじさんが鰻をさばき、おばさんが給仕してくれます。
「自由軒」もオダサクが作中で書いた当時の場所で営業しています。建物はさすがに建て替わっているでしょうが、新しいビルというものでもありません。店内にはでかでかと「織田作の愛したライスカリー」と書いて張り出しています。GWなどの観光シーズンになると大勢の観光客の方が店前で並んでいます。自由軒にいくと「自由軒にせっかく来たのだから、ライスカリー頼まなくちゃ」というような気分になります。
そんなことはさておき、「住まい情報センター」は大阪市立ということで様々な住宅に関する相談事などに載ってくれる場所となっています。また、補助金などの案内などもしてくれますので、お近くに寄られた際は一度、立ち寄られてみるのも良いかと思います。
大阪市立住まい情報センター
http://www.sumai.city.osaka.jp/
先日、木造住宅耐震診断技能の講習と試験を受けました(もちろん、試験には合格しました)。そんあこんなで、耐震補強に関する大阪市の支援事業について書かれていたものを見つけました。
「古くなった住宅を建替えたい!」
民間老朽住宅建替支援事業<タテカエ・サポーティング21>
●木造戸建住宅耐震建替補助
特に優先的な取り組みが必要な密集住宅市街地では、昭和56年以前に建てられた木造戸建住宅や長屋で耐震改修工事が必要なものを、戸建住宅に建替える場合、耐震改修工事に要する費用相当額の一部を補助します。
特に優先的な取り組みが必要な密集住宅市街地では、補助要件の緩和、補助内容の優遇があります。
問い合わせ:大阪市住まい公社 民間住宅課
電話:06-6882-7050
「耐震改修工事をしたい!」
●大阪市住宅・建築物耐震改修等補助制度
昭和56年以前に建てられた住宅について耐震診断を行なう場合、診断費用の一部を
補助します。また、一定の要件を満たす住宅の耐震改修を行なう場合、耐震改修設計費・工事費の一部を補助します。
問い合わせ:大阪市計画調整局 開発指導課
電話:06-6208-9303
などがあります。
みなさんも耐震補修や耐震などを考えて建替えなどをお考えであれば、お住まいの市町村の役場にお問合せされるとお使いになれるものがあるかもしれませんよ。
また大阪市には「子育て世帯向け分譲受託購入融資利子補給制度」というものがあります。詳細な条件などについては下記までお問合せ下さい。
問い合わせ:大阪市住まい公社 民間住宅課
電話:06-6882-7050