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上海てんやわんや洞

ドジ主婦のてんやわんやな中国滞在時の思い出と旅の話

チェコ旅10 チェコのスーパー

2013-11-30 07:07:44 | チェコの旅

現地スーパーをのぞいてみるのは
旅の楽しみのひとつです(^^)

今回はプラハの地下鉄ANDEL駅にある
大きなスーパーに立ち寄る機会がありました。
なかなか面白かったです。 

チェコのスーパーの特徴は、
食品のパッケージデザインが
とにかく素朴で可愛い!
ということでしょうか。


見ているだけでも思わず微笑んでしまうような
愛らしいデザインだらけで
ほのぼのした気持ちになりました(^^)

 

 

美味しそう!

 

↑私達が大好きな郷土スープ「グラッシュ」の素が
売っていました。
大喜びで早速購入。

 
キノコいろいろ入った瓶詰め。楽しい!

 
↑綺麗な色の魅力的な瓶詰めが多くて
 心ときめきます。


↑ソフトドリンクのコーナー。
 かなりポップなデザインが多くて楽しい雰囲気。

  

  

乳製品コーナー。どれも可愛いなあ。

 
↑充実のビールコーナー。
日本では珍しいプラスチック瓶のビールも多し。

 
↑おじいちゃんが美味しそうにビール飲んでる!
 ビールのこういうクラシックなパッケージイラストって
 大好きです。

 
↑ユーモラスなビールパッケージ。
 怪しげな上目使いが面白いです。


↑洗剤はポップな感じ。

 

 

 
↑果物や野菜もいっぱい!
 どれも小粒でどことなく素朴な雰囲気です。


↑この小さなリンゴ買って帰って
 ホテルで食べたのですが、
 優しい酸味でとても美味しかったです。

 
↑チーズいっぱい!
 ああこれで一杯やりたくなってしまう!


↑オリーブもいっぱい!
 ああこれでも一杯やりたく~(以下略)

 
↑焼き菓子系。
 全体的に素朴なデザインで、
 絵本の中のお菓子みたいで愛らしい。

 
↑なんだかよく分からない謎のお菓子も?

 

↑小麦粉の袋かな。
 デザインがとても好み!たまりません。

 
↑ひょうきんな猫ちゃんイラスト。
 もうたまらなくかわいいです(^^)

 

ちなみにレジの方式は
外国でよくあるベルトコンベアー流れ式。
野菜果物は量り売りですが、
専用量りを探してなんとか買えました。

 

↑ちなみにこのスーパーのすぐ近くにある
駅の書店は可愛い絵本や雑貨がたくさんあって
こちらもとても楽しかったです。

 


チェコの本や雑貨をちょっと見てみたいなあって方には
こちらもおすすめです(^^)


チェコ旅9 市民会館のミュシャデザインの部屋

2013-11-29 07:07:30 | チェコの旅

この日のラスト観光は待望の市民会館の見学です。

 

市民会館内は見学ツアーでのみ見ることが出来るのですが、
ツアーが始まる時間が限られていて
それに間に合うか間に合わないか微妙な時間でしたが、
ギリギリその日最後の15時からのツアーに
入ることが出来ました。

この市民会館の中には
アルフォンス・ミュシャが
特別にデザインした部屋があるのです!
もうずっと前からとても楽しみにしていたのです(^^)

ツアーチケット買う時に知ったのですが、
建物見学中は基本的にカメラ撮影禁止ですが
さらに特別追加料金を払えば
撮影可になるとのこと(^^;)

後々分かって来たのですが、
チェコでは「撮影追加料金」が
設定されている観光名所が
わりかし多いのです。

ちょっとセコイ…?
いやいやきっとそのお金は
文化財保護のために使われてるに
違いありません(^^;)

この市民会館ではもちろんミュシャのデザインを
ばっちり撮影したかったので
私達はちゃんと追加撮影料を払いました。

撮影許可アリの札を胸にぶらさげ、
いざ市民会館見学ツアーに突入です。


ツアーにはガイドさんが英語で説明してくれます。
各言語の説明パンフも見せてくれます。(日本語もあり)

この市民会館はチェコのアール・ヌーボーを
代表する建物だそうです。

ミュシャのデザインした部屋は市長の間ですが、
それ以外の部屋も
アール・ヌーボーのテイスト満載
素晴らしかったです。

 

 

 

 

どの部屋も大変凝っていました。

 

 

 

 

 

 
細かい部分のデザインまで
本当に素敵で(^^)

アール・ヌーボー好きとしては
興奮で頭がクラクラしてくるぐらい
アール・ヌーボーてんこ盛りです。

そして興奮のクライマックスで
ついにミュシャデザインの
市長の間へ!

 

 

 
壁に、天井に、
惜しみも無くミュシャの絵が描かれています!
なんというぜいたく…!

 

 


そしてその絵がまた大変カッコイイ!
力強いタッチの晩年のミュシャの絵です。
こういうミュシャの絵も大好きです。

 

 
このような窓扉のガラスデザインも
バルコニーのデザインも
全部ミュシャがやったそうです。

 
椅子の背面にまで
ミュシャの絵が!
もったいなくて座れない…!


部屋全体が独特の壮麗なデザインになっていました。
うっとりするような美しい部屋です。

  
ミュシャデザインのカーテン!
これはかなりレアですよ。
ミュシャデザインの布モノなんて初めて見ました。

 

最後は地下のパブとビアホール見学で
ツアーはおしまいでした。

 
私達が初日に行ったビアホールです!

 

怒濤のような感動と興奮のまま
ツアー終了。

ああ…もう鼻血が出そうなぐらい
めいっぱいアール・ヌーボーばかりで
感激いっぱいでした。

ミュシャファンとしても大満足。

チェコに来て良かったと
しみじみ感じた瞬間でした。


ツアー時間が限られていますが、
アール・ヌーボー&ミュシャお好きな方には
ここは本気で是非是非おすすめの場所ですよ~!(^^)


チェコ旅8 プラハ城見学

2013-11-28 07:07:30 | チェコの旅

プラハ城の中には
聖ヴィート大聖堂の他にも
見どころいっぱいです。
そのいつくかをご紹介しますね。

●黄金の小道

プラハ城の中には
「黄金の小道」と呼ばれる
小さな可愛い家が並ぶ小道がありまして、
昔、庶民や兵隊さん達が住んでいた
家が並んでいた場所だったそうです。

 
今はお土産屋さんになっている家が
ほとんどなのですが、
昔のチェコの民家の様子を再現した家などもあって
楽しかったです。

 

昔のチェコの家具や小物が可愛いのです(^^)

「黄金の小道」という名前は
錬金術師も住んでいたことから
名づけられたのだとか。


もちろん錬金術師の家を再現した家もありました。
怪しげで面白かったです(^^)


ここのお土産屋さんの木のおもちゃも
ポップな味わいで可愛かったです。

 
ここにはかのフランツ・カフカ
昔住んでいた家もあるんです。
今はお土産屋さんになっていますが、
この場所でカフカが執筆活動をしていたのかと思うと
感慨深いものがありました。


●聖イジー教会

渋い赤と白のツートンカラーが
オシャレなデザインの教会です。

 
聖イジー教会の内部は素朴な感じ。
同城中にある壮麗な聖ヴィート大聖堂とは
対照的です。

 
でも一見地味ながら味わいがあり、
細かい部分のデザインが美しいのです。


●ダリボルカ

地味な塔の中を入って行くと、
なんとそこは拷問のための塔でした!

 
ものすごく不気味だった拷問部屋。
怪しい拷問具が怖いのなんのって…!(^^;)

●旧王宮

マリア・テレジアの新王宮以前に使われていた
古い方の王宮。

シンプルながら、どっしりした造り。

 
↑ここが「プラハ窓放出事件」の現場。


「プラハ窓放出事件」とは…
1618年から始まる「30年戦争」のきっかけとなった事件。
プロテスタント教徒への締め付け政策に不満を持った
プロテスタント貴族達がこの王宮に抗議に押しかけ、
政府の政務官と書記を
勢い余って窓から放り投げちゃったというスゴイ事件。


この窓を外から見ますと…↑
この2階の部分から放り出されちゃったということです。
高さ、結構高いですよね…!(^^;)

これだけの高さから落とされたものの、
政務官達は落葉のおかげでなんとか助かったそうです。

その後怒りの政務官達は
ウィーンに行って皇帝に彼らの乱行を言いつけて、
「なんたることじゃ」と30年戦争開始。
結局、プロテスタント教徒達はめった撃ちにされ、
プロテスタント貴族達も国外追放されちゃったのだそうです。

まあその…2階の窓から放り出されちゃったら
そりゃあ怒りますよね~~(^^;)

●火薬塔

昔火薬庫だった場所は
今はちょっとしたミニ軍事歴史博物館になっておりまして、
チェコの軍隊の今昔を紹介していて
これは個人的にかなり面白かったです。

↑旧式のランチャーを持って憂いの表情の兵隊さん…(^^;)

私はそもそも「軍服」というものに
ほのかなときめきを感じるのですが…

チェコの昔の軍服は素朴ながらも凛々しく、
チェコの今の軍服はかなりダサいのが
逆になんだか愛らしく。

どちらも味わいあって楽しいな!と思いました(^^)

裏手のちょっと分かりにくい場所にあるのですが、
軍服好きな方は是非チェックを!


●衛兵さん


プラハ城には独特の制服を着た衛兵さんがいます。
武骨な感じがカッコイイ!

 
衛兵交代の姿も良かったですよ。


おまけ。
●聖ヴィート大聖堂の雨どい

屋根に降った雨水を集めて流す、
いわゆる「雨どい」

外国で建物を見ていると
時々この「雨どい」が凝ったデザインで
面白いことがあります。

聖ヴィート大聖堂も
この「雨どい」に色んなデザインをあしらっていて
大変面白かったのです。

 
ドラゴンモンスターの口から
 水が流れてくる楽しいデザイン。
火を吹いているような感じになって
楽しい水の流れ方をしそうです。

 
豹や羊の口から…。
かわいいかもしれない。

 
不気味なオヤジさんの口から!
 オエーと嘔吐してるみたいで怖いですよー(^^;)

とこんな感じで、ユーモアたっぷりで楽しい「雨どい」でした。

聖ヴィート大聖堂を訪れた方は是非、
建物の裏手にも回ってこの楽しい「雨どい」も
見てみて下さい(^^)


チェコ旅7 聖ヴィート大聖堂・ミュシャのステンドグラス

2013-11-27 07:07:26 | チェコの旅

いよいよ、プラハ城へ!

結構急な坂を登って行き、
ついにプラハ城到着。

お城からはプラハの街が一望できます。
いい眺め。


そして憧れの聖ヴィート大聖堂です!!

何が憧れかといいますと、
聖ヴィート大聖堂には
アルフォンス・ミュシャがデザインした
ステンドグラスがあるのです。

絵ならば動かして
世界の色んな場所で公開される可能性がありますが、
ステンドグラスは動かせないので
ここに来なくては見られない。
ミュシャファン垂涎の貴重な作品なのです。

  
大聖堂はかなり広く、壁は
色んな人がデザインしたステンドグラスだらけ。

素晴らしいステンドグラスばかりなのですが、

その中でも
ミュシャがデザインしたステンドグラスは
優美で本当に素敵でした。

↑全体像。

↓細かいパーツごと、全部絵が違います。

 

 


ミュシャらしいクラシックで優美なモチーフのガラス絵に
光がさして…息をのむ美しさ。

 

 

 

ガラス特有の色合いが
絵とはまた違う雰囲気を
醸し出してくれていました。


↑特に私がお気に入りの部分。
健気な雰囲気の王子様。

 

 

 

 

物語を感じるひとつひとつのパーツに魅入ってしまいました。
…ここまで来て良かった…感動…。

 

  

ちなみに他のステンドグラスも
絵本の挿絵のようだったり、
前衛芸術的だったり、
色んなタッチがあってなかなか面白く、
さながらステンドグラス博物館のような
素敵な大聖堂でした。

  

  

 

 

聖ヴィート大聖堂には
聖ヤン・ネポムツキーさんの銀の墓碑という
名物もあります。

チェコ国民が敬愛してやまない
聖ヤン・ネポムツキーさんですから、
大聖堂のいい場所にドーンと設置!

聖ヤン・ネポムツキーさんを思い切って
でっかい豪華な像にしてみました!という感じ。
輝く銀製!しかもずいぶん大きい!
なんとその銀2トン!!

もう気合いの入り方が違います(^^)

どれだけ聖ヤン・ネポムツキーさんが
愛されているのかが分かる
圧巻の輝きと美しさでしたよ。

 

その他、大聖堂の中には
聖ヴァーツラフ礼拝堂という
小さな礼拝堂があるのですが、
この小部屋がまた凝った造りなのです。

 

写真では分かりにくいかと思いますが、
絵の中に立体的なものを組み合わせて
浮き出るような感じを出しているのです。

美しい鉱石や宝石、金などを組み込んで、
小さいながらも壮麗で
大変見ごたえがありました。


余談ですが。

このプラハ城は敷地内には無料で入れますが、
名建物に入るには見学チケットが必要です。

聖ヴィート大聖堂は
ちょっと特殊で、
建物に入って
数メートルぐらいまでは
一応無料で見ることが出来ます。

だから、建物内部を一応見たいだけ、又は
お祈りをしたいだけの人なら
無料です。

し・か・し!
なんとそれだけではミュシャのステンドグラスは
遠くからちらっとだけしか見られないのです!

実はこの聖ヴィート大聖堂の
ミュシャのステンドグラスがちゃんと見える場所は
絶妙な感じで有料ゾーンなのです…!

なんてセコ…(^^:)
あーでもいやいや、
その別料金を払っても惜しくないと思える程の
素晴らしいステンドグラスだったことは確かです。

遠くからちらっと見ても素晴らしいですが、
真正面で近くから見る美しさは格別でしたので。

なので聖ヴィート大聖堂にお出掛けになる皆さんは
「ちょっとセコすぎる」と思っても
涙をのんで料金払う事を
おすすめいたします(^^;)


チェコ旅6 カレル橋

2013-11-26 07:07:21 | チェコの旅

チェコ滞在3日目。

朝早くから
プラハのランドマーク的名所
カレル橋にぶらり行ってみました。

 

美しい眺め!

 

橋の上にはたくさんの聖人の像がありまして、
そんなひとつひとつを見て歩くのも
楽しいものです。

 

かわいいワンコ像もいました(^^)

 

なんと、日本ではひときわ有名な
かのフランシスコ・ザビエルの像も。

 

アジア圏を布教して回ったというザビエルにちなんで、
ザビエル像の下には
インド人や日本人っぽい人物の像も!
いかにも西洋風な橋の上に
チョンマゲがいると
ちょっと面白い雰囲気です。

 

 

この橋の上には
有名なラッキースポットがありまして、
それがこれ、
聖ヤン・ネポムツキーさんの像です。

この像がある場所は
その昔、聖ヤン・ネポムツキーさんが
川に突き落とされ天に召された場所なんだとか。

えっ…つまり…殺人現場?!(^^;)

そう考えると
どうもドキドキいたしますが、
聖ヤン・ネポムツキーさんの冥福を祈りつつ
像とプレートをなでなでしてきました。


そしてこのカレル橋は
有名映画「ミッションインポシブル」(シリーズ1)
撮影現場でもあるのです!
私達が大好きな映画ですよー!

あの作品をご覧になった方はピンとくるでしょうが、
そうです、あの冒頭事件で
あのオヤジさんが落ちてったあの橋ですよ。
トム・クルーズ演じるイーサンが
めいっぱい走ってた橋ですよ~~。

 

映画の中で見覚えある~~!

映画の舞台になった名所に行くのは楽しいものですね(^^) 


チェコ旅5 旧ユダヤ人地区&教会コンサート

2013-11-25 07:47:06 | チェコの旅

2日目夜は
プラハ名物、教会コンサートへ。

プラハではあちこちの教会で
各教会週一回ぐらいでミニコンサートを開催していて、
それが手軽ながらもレベルが高くて
とても面白いとのことで。

うちのホテルから一番近くて
手頃な日にコンサートやっていたのが
旧ユダヤ人地区のスパニッシュシナゴーグだったので、
そこの教会のチケットを早朝に買いに行き。

他で観光した後
夕方からまた旧ユダヤ人地区へ。

シナゴーグというのは
ユダヤの教会のことで、
このプラハの旧ユダヤ人地区には
由緒ある古くて素晴らしい教会がいくつかあるので
それも見学してみることに。

ユダヤの教会は
キリスト教の教会とは少し雰囲気違っていて、
シンプルながらも重厚な趣きがありました。

圧巻だったのはピンカスシナゴーグで、
あのナチスの大虐殺で亡くなった
ユダヤの方々一人ひとりの
お名前・生年月日・亡くなった年月日を
教会じゅうの壁一面に
ぎっしり書いてあったのでした。

 
被害に遭った子供達の絵や持ち物の展示もあり、
なんだか胸がしめつけられるような
想いになりました。

 

 

思わず息をのむ世界。
ユダヤ人墓地も。

 

ロマンがあるなあと思ったのは
旧新シナゴーグという
ヨーロッパ最古のシナゴーグで、
ここはなんと!
あのゴーレム発祥の地なんですってよ。

この教会のラビ(司祭)が
最初にゴーレムを作ったと言われていて、
この教会の屋根裏には
今もその最初のゴーレムが土に還ったものが
残っているという伝説があるんですって。

ゲームやファンタジー作品では
すっかりおなじみとなったゴーレムが
なんだかとても身近に感じられました。
ロマンチックだなあ~(^^)

この教会の伝説にちなんで、
プラハではゴーレムグッズもあちこちに!

 
↑ゴーレムくんキャンディー。かわいい。


↑お店の車にプリントされたゴーレム面白イラスト。
食事の手伝いをゴーレムくんが!    

↑絵本っぽいデザインが可愛いゴーレムくん!             


↑私が思わず買ってしまった
ミニミニゴーレムくん。
全長2センチぐらい。
ちっちゃかわいい(^^)

さて時間になり、
スパニッシュシナゴーグへ。

 

この地区では一番壮麗な教会です。

ミニコンサートは
弦楽器を弾く5人による
五重奏でした。
(バイオリンとヴィオラ以外は
 よく分からないという
 音楽オンチの私でスミマセン…)

短かめのアレンジで色んな曲をやってくれて、
中には女性コーラスが入る曲もあります。

なんだか聴いたことあるような
良い曲ばかりで楽しかったです。
(クラシックの曲名全くもって知らない
 音楽オンチの私で非常にスミマセン…)

相方は好きな「ボレロ」を演奏してくれた!
と大喜びしていました。

大きな会場できちんとコンサート聴くのは
さすがにちょっと気が引けるけど、
せっかくのプラハなので
ちょっぴり良い音楽聴いてロマンにひたってみたいなあ、
そんな方にもピッタリの
手軽ながらも素敵なミニコンサートでした。

その日の朝に思い立って
教会の入り口に行けばすぐにチケットが買えるのも
簡単でありがたいものです。

プラハに滞在される方には
おすすめですよ~!(^^)


チェコの猫グッズ

2013-11-02 16:22:45 | チェコの旅

チェコの猫グッズ特集です。


猫のマグカップ。


くりんくりんのおヒゲがチャーミングです(^^)


マンガちっくな猫絵のマグカップ。
日本の漫画のタッチとは全く違う所が面白いですよね。


おもちゃ屋さんの看板。
絵本みたいなカラフル猫ちゃんが可愛いです。


たくさんの猫ちゃんがじっと見つめてくるバッグ。
ドキドキしちゃう?!


アンティークっぽい看板。
フカフカしっぽの猫ちゃんが素敵です。


猫グッズいっぱいあったお店の看板。


そのお店の猫グッズ。たぶんサシェ。
半透明の布のおなかの中には
なんとネズミのぬいぐるみが入っているのです。
面白いアイディアですね~(^^)


正統派猫の陶器置物。
優しいお顔をしています。

 
オシャレな猫の陶器置物。
ステキ~!(^^)


キュビズムっぽい猫の置物!
斬新だけど、なんだか可愛いです。

 

おまけ。


プラハの街かどに貼ってあった
「うちの猫さがしています」の張り紙。
美しい猫ちゃん…。
今頃もう飼い主さんのところに
無事戻ってきてたらいいなあ。


チェコ旅4 ド迫力肉料理!!

2013-10-25 17:10:27 | チェコの旅

チェコの旅の話もぼちぼち続けていきます。

今日はチェコで一番インパクトがあった
料理をご紹介です。

それは豚ヒザの丸焼きです。

チェコではポピュラーな料理らしく、
ビアホールのメニューにはたびたび登場してたので
どんなものかとオーダーしてみたのです。

そしたら!
想像以上に巨大!!
ラグビーボールぐらい大きいのです。

 

しかも、ナイフ突き刺して出てくる!!

肉のてっぺんにナイフ突き刺すのは
この料理のお約束の演出らしいのですが、
しかしワイルドですよね~~~!

昔、絵本で観た
豪快な西洋の木こりの料理!って感じです。

あ、子供の頃大好きだった児童文学
『おおどろぼうホッツェンプロッツ』
に出てくる料理のイメージとも似てるかも!(^^)

もう登場した瞬間から
わくわくMAXになる料理でした。

ヒザ肉のかたまりなので
食べた感じとしては豚足に非常に似ていました。
ゼラチン質の部分がなんとも美味しいのです。
オーブンでカリカリに焼けた肉の部分もたまりません!

味つけは塩のみという男らしさ
マスタードをつけて召し上がれという
ざっくばらんさも魅力です。

大部分は骨とはいえ、
食べ終える頃にはおなかいっぱいでした。

気持ち的にも胃袋的にも
大満足になる料理でした。
おすすめのチェコ料理です!(^^)

この料理、もちろんビールにも良く合うんですよね~!

ちなみにチェコ滞在2日目の夜
この料理を食べたお店の名前は
「ウ・メドヴィードクー(U Medvidku)」。

 
料理も大満足でしたし、家庭的な雰囲気や
お店の人の優しさも嬉しいお店でした。

 
お店のシンボルマーク2匹の熊。
熊のデザインが可愛らしいですよね(^^)

 


肉の付け合わせのマッシュポテトやパン、
おつまみとして頼んだ
チーズのサラダも私好みの素朴な美味しさでした。

そしてこのお店のビールジョッキの形、相方がすごく気に入って
お店の売店で同じものを自分用お土産に買っておりました。

チェコ2日目にしてすでに
割れもの重い物の代表であるジョッキを買うとは…

こんな風にどんどん
この旅の荷物の重量が増えてく予感ヒシヒシです(^^;)


チェコ旅3ついにスラヴ叙事詩を観る!

2013-09-30 17:17:59 | チェコの旅

チェコ2日目後半は
あの憧れのミュシャのプラハ叙事詩
ついに観に行くことに!

『スラヴ叙事詩』(Slovanska epopej)
ミュシャ晩年の特別な連作品。

ミュシャ晩年の14年間の情熱をこめた
祖国愛の結晶のような作品群。
なんと約6メートル×8メートルの巨大な絵
20枚もの連作になっているのです!

海外でのミュシャ展で展示されている作品は
ほとんどがポスター。
つまり何枚も印刷された作品です。
(それでも生で観られるのは嬉しいものですが)

しかし!
この『スラヴ叙事詩』は一点ものでしかも巨大、
しかもチェコに寄贈されたもの、
ということで海外での展示がほぼ無理でした。

ミュシャが生存していた時代に
アメリカで特別展示された時以外は
ずっとチェコにあると聞きました。

つまり!
ミュシャ最大の名作であるこの絵を観るためには
わざわざチェコまで行かねばならないのです。

この絵の存在は昔から知っていて
ずっといつか観てみたいと夢見ていたのですが、
なにしろ日本から遠く離れたチェコです。

しかもこの絵はずっと
チェコの中でも辺鄙な田舎の
モラフスキークルムロフという場所に
あると聞いていたので、
これは一生無理かも…と思っていたのです。

が、しかし!!
今回チェコに行けると決まった時に調べてみたところ、
たまたま現在『スラヴ叙事詩』が
チェコの首都プラハで展示されているとのこと!

なんとーーーー!

なんというビッグチャンス。

これは何が何でも観に行かなくては!
そう思い、チェコに降り立った私でした。

調べてみたところ、
『スラヴ叙事詩』は
プラハのヴェレトルジュニー宮殿という場所で
展示されているとのこと。

プラハの中ではやや辺鄙な場所にありましたが、
なんのその!地下鉄とトラムを乗り継いで行きました。

 

たどり着いた「ヴェレトルジュニー宮殿」
「宮殿」というよりは
オフィスビルみたいな所で少し驚きました(^^;)

そっけない市役所風の簡素ながらんとした建物の内部が
美術館として使われている様子。


入場チケットは
すべての美術品を観られるタイプと
『スラヴ叙事詩』のみを観られるタイプがあったので
『スラヴ叙事詩』のみのものを購入。
一人180チェココルナなり。安いですね…!

『スラヴ叙事詩』が展示してあるという部屋の入り口も
大変簡素です。
ほんとにここに…?

おそるおそる入室してみると、
シンプルで巨大なホールの中に
ドドーン!20枚の『スラヴ叙事詩』がズラリ展示!

 

おわああああ…大!感!動!

すごい…すごすぎる…!!!!

興奮気味にまずざっと20枚を観て、
それからじっくりゆっくり
一枚一枚を鑑賞していきました。

霧の中から立ち上るような幻想的な美しい色合い。
メッセージ色の強い物語性を感じる
ドラマチックな構図の数々。
巨大な絵なのに細かい所まで
じっくり描きこまれています。
そのタッチの繊細で美しいこと。
すっかり魅了されてしまいました。

こんなに素晴らしいのに
たったの180チェココルナで!
しかも展示場内の観客の少ないことにも驚き。
巨大ホールなのに10人ぐらいしかお客さんがいなくて、
しかも東洋人は私達だけでした。

ガラガラなのでほんとに一枚一枚じっくり見られたのは
幸いでしたが、
しかしここまでお客さんがいないと
採算が取れているのか心配になってしまいます。
あまり宣伝していないのかな?
公式HPによると2014年12月31日までは
ここで展示することが確定しているみたいなので、
プラハに行く機会のある方は是非。
おすすめですよ!

ちなみに会場のすみっこでは
パンフと絵葉書も売っていました。
全部の絵の絵葉書が買えてホクホクの私でした(^^)

パンフは英語とチェコ語のみで簡素なものでしたが、
それでも嬉しくて英語版を買いました。

この英語版を解読してもいいのですが、
私達は日本語版ミュシャの画集の中の
スラヴ叙事詩の説明文をコピーして持って行ってたので、
それが鑑賞の時に大変役にたちました。
20枚それぞれに描かれている人物や状況が何なのか
それが分かるだけでもずいぶん面白さが違うものなのですね。

会場にいた警備員さん達も優しくて、
私が下手なチェコ語で
「とても素晴らしかったです!(^^)」
と言ったらニコニコしてくれて、
会場の隅に置かれていたスラヴ叙事詩の解説本を
読んで行きなよと私達に勧めてくれたのです。

解説本はチェコ語のものでしたが、
ミュシャがスラヴ叙事詩を制作している様子を撮った写真が
たくさん載っていて大変面白いものでした。

素晴らしい絵、優しい警備員さん達…
本当に一生忘れない素敵な思い出になりました。


チェコ旅2 ムハ美術館

2013-09-29 10:31:21 | チェコの旅

チェコ2日目。

「プラハの教会でやってるという
ミニコンサートを観に行きたい」
と相方が言うので、
2日目はまずそのチケット取りから始めました。

ホテルのフロントの人に
そういうチケットはどうやって手に入れたらいいのか質問したら
「その会場で売ってるヨ☆」と言うので、
とりあえずこの日にコンサートやると
ガイドブックに書いてあった
スパニッシュシナゴーグ(旧ユダヤ人地区にあるユダヤ教会)へ。

プラハには毎週2~3回ミニコンサートを開いてる教会が
いくつかあるので、希望の日や場所や演目によって
自由度高く教会コンサートを選べるのが嬉しい所です。

朝一番にその教会に行ってみたら
教会入口にいる親切な係りのおばあさんが
手際よく当日夜の切符を売ってくれました。
とってもカンタン!
一人700チェココルナなり。


ついでにそのスパニッシュシナゴーグの建物
見学させて頂きました。
ダヤ教の教会は初めて見たのですが、
キリスト教の教会ともちょっと違っていて
なかなか面白かったです。


スパニッシュシナゴーグの前には
プラハ出身の小説家カフカの像がありました。


全体を見ると、ちょっと不思議な面白い像!

 

その後は私の希望で
ムハミュージアムへ。
アルフォンス・ミュシャの美術館ですよー!(^^)
(ミュシャというのは彼が活躍したフランスでの読み方で、
本国チェコでは「ムハ」と呼ぶのが正しいのだそうです)

こじんまりした美術館ながらも
充実したラインナップに感激。

 

有名な『花』シリーズ
『一日の時』シリーズ、『芸術』シリーズ
ズラリと4枚揃ってお出迎え(^^)

サラ・ベルナールの劇のためのポスター
色々展示してありまして、
中でも「レアだな!」と思ったのが
あの名高い『ジスモンダ』のポスターの
試し刷りの一枚でした。

完成品と比べると色合い違いやかすれがあって
面白いのです。

チェコに帰国後の作品の中では
私が一番好きな
『ヒヤシンス姫』も飾ってあって感涙ものでした。

数はわずかでしたが、
貴重なミュシャの油絵もあり。

ラフな下絵スケッチ↑の展示も多々あり。
ラフっていっても、
ミュシャのスケッチは大変緻密で美しくてうっとりでした。

絵の資料用の写真の展示では
「あの絵のモデルになった写真だ!」と
分かるものがたくさんあって楽しかったです。

ミュシャがご家族や友人を撮った写真
和やかで楽しいものでした。
ミュシャの奥さん娘さん息子さん、皆、美しい御方。
パンツ姿でオルガンを引くユーモラスな
友人ゴーギャンさんの写真もあり(^^)

物品展示のコーナーでは
かなりレアなものが多くて
興味津津でした。

ミュシャが装丁デザインや挿絵を描いた本!
ミュシャの絵がプリントされた当時のビスケットの缶!
ミュシャがデザインしたフリーメイソンのバッチ!
ミュシャの絵が美しく印刷されたチェコスロバキアの紙幣!
特に、国の紙幣がミュシャの絵だなんて素敵。
当時のチェコスロバキアの方々がうらやましいなあ(^^)

映像コーナーでは
ミュシャの人生をざっと紹介したものが流れていて、
これもかなり面白かったです。

小さい美術館ですが
じっくり楽しめました(^^)

美術館横のミュージアムショップでは
色んなミュシャグッズが売っていて
嬉しさにめまいが…。

しかし意外に高くて買うのをためらって
ここではとりえずカードなど少ししか買えませんでした。

これが実は大正解!
ミュシャグッズはプラハのいたるところに売られてるのが後に分かり。
庶民的なお店(市場などの)だと
似たようなミュシャグッズが
もっと安価に売られていたのでした。
プラハでミュシャグッズ買いたい方は
色んな場所で見比べてみるのが良いかもです(^^)

 (つづく)