上海てんやわんや洞

ドジ主婦のてんやわんやな中国滞在時の思い出と旅の話

チェコ旅12 ついにウサギを食べる!

2013-12-02 07:07:49 | チェコの旅

プラハ2日目の夕食は
あこがれのジビエ料理を食べに行きました。

ジビエ料理っていうのは
野生の鳥獣の料理です。

つまり…
飼育場で育てられた生き物の肉ではなく、
野生で生きている動物や鳥を
ハンティングして料理したもの!なのです。

うーんワイルド!

中国在住時は散々ワイルドなもの食べてきた私達ですが、
ヨーロッパのワイルド料理は
またひと味もふた味も違うのではないかと
興味津津です。

行ってみたのは
「ウ・モドレー・カフニチュキ(U Modre Kachnicky)」。
プラハでもわりと有名なジビエ料理のお店とのことでしたが、
裏通りにひっそりある隠れ家的な小さなお店でした。

温かみのある愛らしい内装。
とても素敵なお店でした。

メニュー見て悩んだ結果、
相方は野鴨のロースト、
私はウサギのローストを注文してみました。

ウサギ肉…。

私は可愛い動物は食べないというポリシーだったのですが、
中国行って美味しい羊やカエルを食べてから
「いや、むしろ色んな食材にチャレンジしてみるべきでは?」
という考え方に変わってしまいました(^^;)

幼い頃、絵本ピーターラビットを読んで
ピーターのお父さんウサギが
マクレガーさんにつかまって兎パイにされて
食べられたという話を読んでショックを受けてた私。

その時は
「あんな可愛いウサギを食べるなんて何故」
と思ったものでしたが、
今ならなんだか分かる気がします。

昔からあんなに可愛いウサギが食べられている理由。

それは可愛さを凌駕するほど
美味しいに違いないと…!

そんなわけで、
勇気を出して
初めてのウサギ料理に挑戦です。

美味しいサラダを食べながら
ドキドキして待って…

ついに!
うさぎさんいらっしゃいました…!

おお…美味しそう!

初めて食べたウサギさんの肉は
鳥肉に似た食感ながら
とても濃厚でワイルドな風味!

今まで食べたどんな肉とも似ていない、
独特の美味しさ!

ピーターラビットごめんなさい、
美味しいよ~~~!

↑相方の野鴨も食べさせてもらいましたが、
こちらも鶏よりもずっとコクがあって美味!

赤ワインと超絶に合うお味でした。

余談ながら
このお店のつけあわせのパンがまた
ものすごく美味だったのです。

 

塩味とハーブの加減が絶妙で、
お酒がすすむ味!
おつまみとしてこんなに美味しいパンは
なかなか出会えません。
きっとお酒好きな人が焼いたのではないか?
そう思ったほどのパンでした。
名店は料理だけでなく
パンまで美味しいんだなあとしみじみ感激。

思い出深い夕食となりましたよ(^^)


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2 コメント

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Unknown (belinda)
2013-12-03 02:15:11
なんだろう、うさぎさんも、
こんなに美味しく喜んで食べてくれる人の口に入って
きっと成仏出来たに違いないです。
命をありがとう…というおごそかな気持ちになりますね。
ああ、旨そうです。
ところで日本に野生のウサギっているのかしら…?
(↑なにかよからぬことを考えている模様)
しばらくお邪魔しない間に、とっても濃度の濃い記事が沢山更新されてますね。
遡って拝見したいと思いま~す♪
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謝謝belindaさん! (カナ@管理人)
2013-12-04 17:20:08
いや~、ありがたやありがたやと手をあわせつつ、
めいっぱい美味しく頂いちゃいました(^^;)

本当に美味しかったウサちゃんでした…!(感涙)

日本ではそういえば狩りといえば
熊や鹿や野鳥で、ウサギはメジャーじゃないですよね?
あ、でも日本昔噺で「ウサギ汁にして食べられた」
っていうのがあったので、
やはり日本人も食べていたのかも…。

私がおすすめの日本ジビエ料理は
なんといっても「イノシシ鍋」です。
体もあったまるし、超美味しいですよ!
馬肉も大好きという九州民の私です。

中国に行って以来、色んな肉への興味がますます高まってしまい、
友人達が私のワイルドっぷりにちょっとひいてないか心配です(^^;)

相変わらずどこに行っても濃いめの旅になってしまう私ですが
どうかこれからもよろしくお願いいたします~(^^;)
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