プラハ2日目の夕食は
あこがれのジビエ料理を食べに行きました。
ジビエ料理っていうのは
野生の鳥獣の料理です。
つまり…
飼育場で育てられた生き物の肉ではなく、
野生で生きている動物や鳥を
ハンティングして料理したもの!なのです。
うーんワイルド!
中国在住時は散々ワイルドなもの食べてきた私達ですが、
ヨーロッパのワイルド料理は
またひと味もふた味も違うのではないかと
興味津津です。
行ってみたのは
「ウ・モドレー・カフニチュキ(U Modre Kachnicky)」。
プラハでもわりと有名なジビエ料理のお店とのことでしたが、
裏通りにひっそりある隠れ家的な小さなお店でした。
温かみのある愛らしい内装。
とても素敵なお店でした。
メニュー見て悩んだ結果、
相方は野鴨のロースト、
私はウサギのローストを注文してみました。
ウサギ肉…。
私は可愛い動物は食べないというポリシーだったのですが、
中国行って美味しい羊やカエルを食べてから
「いや、むしろ色んな食材にチャレンジしてみるべきでは?」
という考え方に変わってしまいました(^^;)
幼い頃、絵本ピーターラビットを読んで
ピーターのお父さんウサギが
マクレガーさんにつかまって兎パイにされて
食べられたという話を読んでショックを受けてた私。
その時は
「あんな可愛いウサギを食べるなんて何故」
と思ったものでしたが、
今ならなんだか分かる気がします。
昔からあんなに可愛いウサギが食べられている理由。
それは可愛さを凌駕するほど
美味しいに違いないと…!
そんなわけで、
勇気を出して
初めてのウサギ料理に挑戦です。
美味しいサラダを食べながら
ドキドキして待って…
ついに!
うさぎさんいらっしゃいました…!
おお…美味しそう!
初めて食べたウサギさんの肉は
鳥肉に似た食感ながら
とても濃厚でワイルドな風味!
今まで食べたどんな肉とも似ていない、
独特の美味しさ!
ピーターラビットごめんなさい、
美味しいよ~~~!
↑相方の野鴨も食べさせてもらいましたが、
こちらも鶏よりもずっとコクがあって美味!
赤ワインと超絶に合うお味でした。
余談ながら
このお店のつけあわせのパンがまた
ものすごく美味だったのです。
塩味とハーブの加減が絶妙で、
お酒がすすむ味!
おつまみとしてこんなに美味しいパンは
なかなか出会えません。
きっとお酒好きな人が焼いたのではないか?
そう思ったほどのパンでした。
名店は料理だけでなく
パンまで美味しいんだなあとしみじみ感激。
思い出深い夕食となりましたよ(^^)
こんなに美味しく喜んで食べてくれる人の口に入って
きっと成仏出来たに違いないです。
命をありがとう…というおごそかな気持ちになりますね。
ああ、旨そうです。
ところで日本に野生のウサギっているのかしら…?
(↑なにかよからぬことを考えている模様)
しばらくお邪魔しない間に、とっても濃度の濃い記事が沢山更新されてますね。
遡って拝見したいと思いま~す♪
めいっぱい美味しく頂いちゃいました(^^;)
本当に美味しかったウサちゃんでした…!(感涙)
日本ではそういえば狩りといえば
熊や鹿や野鳥で、ウサギはメジャーじゃないですよね?
あ、でも日本昔噺で「ウサギ汁にして食べられた」
っていうのがあったので、
やはり日本人も食べていたのかも…。
私がおすすめの日本ジビエ料理は
なんといっても「イノシシ鍋」です。
体もあったまるし、超美味しいですよ!
馬肉も大好きという九州民の私です。
中国に行って以来、色んな肉への興味がますます高まってしまい、
友人達が私のワイルドっぷりにちょっとひいてないか心配です(^^;)
相変わらずどこに行っても濃いめの旅になってしまう私ですが
どうかこれからもよろしくお願いいたします~(^^;)