すべてはやがて朽ち、形をなくして崩れ去る。
…そのたったひとつの真実をまざまざとみせつける、欠け落ちた廃水路橋。
平沼義之さんのサイト「山さ行がねが」の橋梁レポート、「上小阿仁村南沢の廃水路橋」を参考に制作しました。
言葉を失うほど鮮やかで迫力に満ちた、儚いけれど凄まじく美しい光景です。
ぜひ、サイトでその全容をご覧になってみていただけたらと思います。
むきだしの錆びた鉄筋は、0.3㎜の真鍮線で作りました。
そりゃ落橋もするでしょーよ!と、平沼さんが言うのも納得の惨状…。
…なかなか思い通りにできなくて自身の力の無さを痛感しましたが、それでも大好きな光景であることに変わりはありません。
これからも、自分が好きで作りたい景色をジオラマにしていけたらいいなぁと思います、精進あるのみっ!!
(落橋・2013年5月制作)
見ていただけて嬉しいです、コメントありがとうございました!
よっきれんのとこから失礼しました。
よっきれんさんのサイトでこの橋を見た時に、まるでとりつかれたように作ってみたいと思いました。
見ていただけてとても嬉しいです、ありがとうございました(*^^*)
などなどが重なり、かなり急いで作った割には、使用したセメント量を少なくされた事もあるかも知れません。とにかくこれ程酷い状態になるには=破壊が早い、相当量の砂を入れ過ぎた為と、内部野水の流れる部分でも水による破壊が極度に進み、崩れ落ちたのだろうと思います。セメント量を正確に配合しないと、バサバサした表面状態となります。 多分にセメント工場にも男子が不足しセメン生産量も少なかった為の事も有ったかも知れません。折角手間暇かけて施工したのにあっという間に、この状態です。酷い状態ですね。戦時中に作られたお粗末な架橋となってるしまいました。折角トンネルまで掘って時間かけて作ったのがゴミになるとは。
なるほど…。戦時中ならそういう状況は有り得そうな、納得出来る理由ですね。
となると最初読んだ時は軍の主導かと思っていたけど、そういう状況からして橋の工事自体にはあまり監督していなかったみたいですかね。