Gute Reise

東大で西洋建築史の研究をしながら設計を勉強している大学院生の日々の記録です。リスボン大に1年間留学を終え、帰国しました。

木曜日

2016-10-27 | LISBOA・FAUL
Ritaに送る用の横浜・大桟橋のスケッチを描くため、プロジェクトのレクチャーを休む。
本末転倒とはこのことで、、、。

アーバニズムの授業のため学校へ。
授業が始まる前に、スキャナーでスケッチをスキャンし、Ritaに送る。

アーバニズムは、今週からまた初回に担当していたJoão先生が担当らしい。
終了後、初回の授業で不明瞭だった箇所、
ナヴォナ広場はプライバシーと行動の多様性を
どちらも兼ね備えた良い事例と説明していたことについて補足をお願いしに行く。
要は広場のデザインが素晴らしく、誰も背後を取られず、
かつ各々の好きに過ごしやすい居心地のいい空間なんだということを説明された。

ちなみに、そういういい広場の事例をリスボン市内で挙げるとしたらどこですかと聞くと、
それはいい質問だね、と。修論のことなど、事情を説明すると、
そしたら事例をいくつかピックアップして君にメールしてあげるよと言ってもらえた。


終了後、Saldanhaまでバスで出て、その近くのA PADARIA PORTUGUESAで
オレンジジュースとトハータを頼み、ポルトガル語の復習をして、メトロで文学部へ。

教室の前に行くと、カナダ人のErikaに会った。
彼女は、韓国人とのハーフで、建築学部でよくすれ違っては、
何人なのかなぁと思っていたところ語学の授業が一緒になったのだ。

向こうも私を建築学部で認識していたらしく、話が弾んだ。
昔アメリカに住んでいたんだと言うと、お互いの発音の話になり、
最近になって川添スタや留学などで英語を話す機会が増えて、
あなたの英語はアメリカンだねという主旨のことをよく言われるのだが、
これがきっと言っている側が思うより何十倍も嬉しい。
自分の中にカリフォルニアで過ごしていた遠い昔の記憶が
まだちゃんと眠っているのだということを思い起こすことができるから。

授業の終了後、れなちゃんとのぶきくんに会い、
二人が屋台で出ていたビールを片手に話しているのを見て自分もすぐに買う。
そういえば、そろそろハロウィンだ。
それでこんなにお祭りっぽい雰囲気で屋台まで出ているというわけなのか。

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