京都大学の情報環境機構は、12月28日までにホームページ(HP)で、スーパーコンピューターに保存していた約3400万ファイルのデータが消失したことをお詫びしています。
・【スパコン】ストレージのデータ消失について(京都大学、2021/12/16)
・スーパーコンピュータシステムのファイル消失のお詫び(京都大学、2021/12/28)
概要は上掲2ファイルを見ていただければと思いますが、前者を見ますと、12月16日に約1000テラバイト(TB)のデータが消失したかもしれない、ということを公表しており、後者の12月28日に約3400万ファイルという数字が確定したことを公表しています。
原因ですが、スーパーコンピューターの納入業者がバックアッププログラムの機能改修において、不用意なプログラムの修正とその適用手順に問題があったとしつつ、本来は不要になった過去のバックアップログファイルを削除する処理が或るディレクトリ配下のファイル群を削除してしまう処理として誤動作したため、消失したようですね。ただただお見舞い申し上げます。
我々個人でも、或るフォルダを削除する時、間違って根っこのフォルダを削除するような感じですかね?!
今回の消失は一部で復活不能だそうで、上記発表でも「利用者の皆様におかれましても,重要ファイルについては別システムへのバックアップをお願い致します」と注意喚起していますね。
しかし、個人で扱うデータ量とは全く異なった数字ですが、バックアップは大事ですね。こういう報道があった時こそ、忘れずにバックアップですね。
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