マミイの○○○騒動

ここのところマミイおかしかった
「月末で忙しくて疲れとんかの」
ダディもわしに相談していた
わしはマミイを観察した後、

更年期だろうと判断していたのだが…

１週間前にマミイはおっぱいにしこりがあることに気付いたらしい
そして、乳がんだと１人で悩んでいたのだ
さっさと、病院へ行けばいいものを大の病院嫌いが災いして

マミイがしたことといえば、遺言状作り
残されるわしのことだけが心配だったらしく、
わしの生涯面倒を見る人
にマミイの保険金が受け取れるように書いたのだ


出張の多いダディでは無理と判断したらしい
きっと、愛娘の１人息子であるわしを引き取るのは、じいちゃん達だろうと考え、
勝手に、
１、庭にドッグランを作ること
２、朝晩のお散歩を必ずすること
３、旅行に行く時は、病院のホテルに預けること
４、ワクチン、フィラリア予防、健康診断を必ず受けること
５、マミイのお墓に一緒に埋葬すること
自分は出来もしない条件を書き連ねてた
マミイと朝のお散歩なんてここ何年も行ってないよ…

そして家の片づけを適当に終わらせた木曜日、意を決してダディとわしに報告
ゲサ男パニック
わしだけは冷静でいないとと思いマミイを慰める


そして今日、ダディ１人張り切って６時起きしマミイをたたき起こす
こんな雨の日はお出かけしませんよ
わしが言ってるのに強制抱っこで車へ
大嫌いな病院～
わし車で待ってますね

マミイは文句言いながら診察に
なかなか出てこないマミイが心配らしく、ダディは２回も車まで来た
そのたんびにわしは隠れなきゃいけないから困るんだよねえ
わしの病院ではないのだから隠れなくてもよかったんだな
普段冷静なわしもゲサ男のパニックうつってたんだな

診断はというと、粉瘤（アテローム）
しかも、癌などではなく
垢の塊…

その場で切って出したらしい
１時間後に戻ってきたマミイから、結果を聞いたダディ激怒
「お風呂入らんけえ不衛生で垢が溜まるんよ」
たまに、マミイお風呂サボるもんな

粉瘤がたまたま胸に出来たらしい
それをマミイはしこりと勘違いしてただけなのだ
おかしいと思ってたんだよ
わしの素晴らしいお鼻も何も感じなかったしな
先生からも
「ここまではっきりしこりがわかれば世の中から乳がん撲滅できるよ」
大笑いされたらしい

１週間悩んで体重が３キロ増えたマミイ
えっ　増えたの
「普通減るんじゃないの」
ダディに突っ込まれると
「美味しいもの食べれなくなると思ったから…」
病気でも食べ物のことしか思い浮かばないマミイ

呆れてしまうマミイの行動

感染予防の抗生物質のお薬もどうせ飲まないと判断して、薬局にも寄らずに帰ってきた
ダディが気付きＵターンして薬局に
わしみたいに、チーズに入れたらマミイも飲むかもよ

安心したダディは午後から、よんどころのない事情で秋葉原へ
マミイとわしはお昼寝してのんびり過ごす
雨もやんだしお散歩行こうって誘ってやってるのにマミイお昼寝から夕寝に移行…
夕ご飯をダディに作ってもらい、溜めてたお皿を洗ってもらった頃を見計らって起きてきた

「明日は快気祝いでお弁当持ってお出かけするぞ」
久々のおでかけですか

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