邪悪なマミイの失敗

今日はマミイお仕事
まあ、いつものお留守番だしもらえるものさえもらったらわしは我慢できる
ダディは出張の後、伊那というところで、ジャズのライブを見て帰るとのことで深夜戻りのはずだった
本当は、マミイがお仕事終わってからわしと一緒にお出かけ予定だった
先週もずっと伊那のあたりでわしも泊まれる宿を探してたのだ
連休入ってるし、全然予約取れないのでマミイ諦めた
わしと一緒ならお家でもマミイにはパラダイス
わしのこと大好きなんだから
わしも初めて行くところで、気を使うのはちょっとしんどいし
チクショー　何で早めに予約してなかったんだよ

マミイは、ダディ遅いので安心して洗い物もせずにおでかけ
だが、ダディお昼に帰るコールがあったらしい
マミイピンチ

マミイの帰る頃を見計らって、ダディをお散歩に連れて行く
だが、わしとしたことが時間を読み間違えたのかマミイはお家に帰ってしまった
もちろんわしのマミイは、自転車おいてお迎えに来てくれる
マミイは、実験好きなので今回もやる
マスクしてわしの横を素通り
当然愛の力でわしは気づくのでマミイ大喜び
単純なやつめ

花粉症のマミイはなるべくなら、外に出たくない
でも、わしのお散歩だけは必ずしろよ
今の時期２日に１箱ティッシュを使う
鼻はアル中のように赤い
ベランダでのも命がけだ
それでもやめる気はないらしい
意志が弱いのではなく、強いからこそ喫煙し続けるらしい
マミイが鼻をかむたんびに、
「あふれ出る出る私の知識の泉みたいよね」
と自画自賛してるが、わしは
「あー言えばこー言うマミイの屁理屈のようだ」
と思うよ

マミイは、アサヒのビールのモニターに当たったので、ダディご機嫌
家計のお財布を握るマミイもご機嫌
早速、アル中男は開けて飲んでいる
マミイの手作り梅酒を飲むためのサイダー買いにパシリやらされてた
養命酒の工場で買い物をしてきたダディは無理やりマミイに飲ませる
冷え性に効くと言って飲ませる
マミイは、デブのくせに体温が低い
デブは暑がりっていうのはうそなのかな
わしのような獣医に褒められる体型のものには、わからん

今夜はわしの敵のテレビばかり見てかまってやってもスルー
つまんないので、子分その２をかんで遊ぶ
もちろん子分その１はマミイだ

マミイは、会社でネットしてて里親募集のページを見てたらしい
１日中ネットできる会社ってどうなのよ
マミイは、ボランティアの一時預かりを検討したのだが、留守の多い家庭は
虐待されているわんこにとったら、そばにいてくれる人のほうがいいよな
マミイ憧れのシェパードもいたらしく、マミイのマリアナ海溝より深い母性本能がうずいたらしい
でも、わし以外のわんこをマミイのやわらかい低反発お膝に座らせたら、容赦しないよ
たとえ、シェパードでも
土佐犬になると、少し検討する時間がほしい

わしは、マミイの愛情を独り占めしたい獰猛愛玩犬なのだ

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