霜焼が治らない。いつも手袋をし、寝るときも薄い手袋で指を冷やさないようにしているが治らない。今まで霜焼になったことがないのに、手が氷のように冷たく感じる毎日。これて歳のせいかな、年はとりたくないもの。
霜焼や日課となりし薬塗る
年をとると雪掻きが嫌になる。雪の予報で明日までに○○センチの積雪が見込まれる等の予報が出ると、明日の朝の積雪が大変気になる。朝起きてさほど積もらず雪掻きをしてもすぐ済む程度だとほっとする。若い時は気にしなかったが。
雪の朝積もり具合に安堵せり
車で30分程度ののところに公共の温泉が５箇所ほどあります。合併前の町村が競って施設を建設したためで、その多くは施設管理者制度で民間に委託されていますが、あちこちの温泉を楽しんでいる。
風花のちらつく露天昼湯かな
真夜中に目覚めて外をみるとお昼のように明るいが青白く冷たく澄んだ感じの雪明りであった。トイレお済ませまた寝床にもぐりこんだ。
月冴えて地に白々と雪あかり
１月２５日は菅原道真の命日、私の住む福井県の越前地方には、この天神講の日に焼かれいを食べて健やかな成長・学業成就を願う風習があります。なぜ焼かれいなのかは分からない。全国でも極狭い地域の風習と聞いている。
老いの身も天神講の焼かれい
寒い日に妻が生姜湯を作って出してくれることがある。温かくほっとする飲み物である。特に寒い日の散歩から帰った時に飲む生姜湯は最高。
生姜湯にほっと溜め息温かし
雪だるまが週間天気予報にずらりと並んでいる。雪の日が続くのだろう。空はいかにも冬といったどんよりと垂れ込めている。
雲厚く空の重さや冬深し
大寒の昨日は、陽射しもありここ数日では温かい方に入る過ごし易い日でした。今月一杯は寒さが続くとのことですが、春の予感を感じられる陽射しでした。
大寒や陽射しに和ぐ予感みる