延長線上

ワンピースの感想が終わり、延長線上はまた一つ延長して、なにやら分からんブログへ・・・

因果律

2019年08月23日 | 学校
運命は皮肉を心得ているわけで
各論の実習先の情報が先々週配られたわけですが

母と同じ病気で近い年の人の終末期の人でした
その後は普通に帰ったし、歯医者にも行ったし、買い物もしましたが
家に帰ったとたん予期せず泣き崩れてしまった。
歯医者では治療中なのでしばらく仮歯なんですけど、それまでのものに不満は特になかったんですが、今日はなんか担当の先生に指導する感じの新しい先生が来まして、その人がずーっと研磨かけてその間、雨でぬれていたのでかなり冷えて寒い思いはしていたんですが、それでも付けたあとは噛み応えもよく、一発でおっけで、歯の裏もつるつるに仕上げてもらって、表面の歯も自然な仕上がりになってまして、
はー先生次第でこんなにも違うんだなあと感動したりしていたんですが
家に帰ったとたん、靴も脱がずその場で嗚咽もらしながら泣きましたね

結婚していた時はモラハラの夫にお見舞いに行きたいとは言わせてもらえなかったとか
マインドコントロールされてていきたいとは言えなかったかったとか
パンツ一枚でトイレに正座させられて反省させられた時のこととか思い出して言えなかったとか
そういうことがあったなか
母親が死んだことで目が覚めて離婚してここまでやってきたと思っていたのに
ここで過去が追ってくるのかと、
後悔を取り返せといいうのかと
過去が殺しに来ているのか
私は離婚した時所持金は5万円で風呂のないコンテナ小屋に住んでそこから
やっとまともな仕事に就ける資格を得たのに
ここにきて過去が私に襲ってくるのかと
それとも神は乗り越えられる試練しか与えないというキリスト教みたいな言葉を思い出しながら
私も過大評価されたものだなと思いながら
割とずっと泣いてましたね

母はあまりしゃべるタイプではなかったのですが
私は母について歩くのが好きで、少しの買い物にも留守番せずについて行ってました。
近くのスーパーの道には秋にはコスモスが咲きます。海沿いの強い風にさらされて貸すモスは根元から折れ曲がってもおれたまま花を咲かしているのです。
私はそれを見て咲いてることを話したら、母はコスモスは強いから、みたいなことを言っていることを思いだして。
また泣いてましたね。

実習が始まった時にも泣いてしまうかもしれない。
このことを誰かに言うべきか、言わざるべきか、それを悩みながら
患者に相対するわけですね。
正直なところ、怖い。それは運命の形をしているのではないかと。

夏ですね

2019年08月12日 | その他
前回の日記が長くなったので、今回に続きました。
夏は暑いので、昼間は出かけないのですが、先日昼間に外に出ました。
ギラギラと夏ですし、日差しは強いし、体に熱はこもるし、汗はあふれるほどには出ない新陳代謝は死んでるし
そんな風に夏を感じました。
後自転車に乗るのがすごくうまくなってます

エレメンタリー ホームズ&ワトソン シーズン5まで見ました。
ずっとコツコツ見てたんですが、すごく面白いですよ。
シャーロックは、ロバートダウニージュニアさんのと犬のと見たことがなかったんですが
もともとシャーロックホームズ興味なかったということもあり
しかし、アマプラが世界を救う。たまたま見たんですが面白かったので全部見ました。
何がよかったのというと、ホームズとワトソンの関係がとてもよい。ホームズが薬物依存の治療中で、付き添いがワトソンという形で始まっているんだけど、この薬物依存がずっと物語の要素にある。
ホームズはずっと薬物をまたするんじゃないかという不安を持ち、ワトソンがそれを信じることによって克服したり誘惑に打ち勝ったりしている。この依存症の戦い方がとても見てていい。
 依存症って病気じゃん。依存症は弱いから抜け出せるわけじゃない。
でも外科とか内科とかで治せるものじゃない。一番の特効薬は人とのつながり、人から信頼されていること。っていうの
最初は付き添いとしてホームズの所在や悩みを管理するわけだが、そのうち仕事の仲間となり、友人となりパートナーとなっていく。そのつながりが強くなるほどに薬物への耐性がついてくる。その過程が素敵じゃないの
経験的に面白い海外ドラマの条件があって、OPが変わらないこと、キャラクターの関係性が変わらないこと、付き合ったり別れたりを仲間内でしないこと、リアルで出演者が付き合ったりしないこと、なんだけどエレメンタリーがOPシーズン5まで変わらないのは変わらなさすぎ
しかし面白いので時間があれば見てほしいと思ういいドラマ

スコーピオンというドラマ
エレメンタリーは一人の天才だが、スコーピオンはたくさんの天才が出てくるドラマなんだけど
ごちゃごちゃしてるし、オープニングで「俺たちがスコーピオン!」とかいうドラマはやばいので何話しか見ていない。
時々見るのはかっこいい杉田の声を聴きたいときは見に行っている。エレメンタリーホームズは三木さんがやってるのでどっちもいいぞ

ビッグバンセオリー
これも理系の博士たちと一人の美女の生活を描いたやつ、しかし。スコーピオンといい、なぜか一般人はいつでも女が担う。
ジェンダー心がむくむくわく
でもヘイローネタはわかりみしかなくて、面白かった。コブナントとフラットとかと戦ってた日々懐かしい。
てんさんレジェンド一人クリアできるからな!
最後の車だけは絶対クリアできないんだけど、あれなんかコツあるの?


帰りました。
准看時代の友達と話て、そのあと合流しました。
スキャンダルさんと早めに合流すると、周りは思っていたようですが
てんさんは一年以上ぶりにあった学友との歓談に盛り上がりました。面白かった。
そのあと、いつも道理のんで話して、最後見送ってくれたり、遊びに行くよとってくれたり
いい感じだったんですよね
・・・まあ、遊びに来ないとは思うんですが
こういうところはてんさんちゃんと学んでますからね
大人の約束信じちゃダメ絶対
帰ったときに前の職場に立ち寄りました。仲良かったおじさんが奇妙なほどやせてて心配になりました。

長崎の友達と遊ぶ
友達が日帰りで遊びに来てくれて、ワートリ進めたら面白いと言ってくれた!!!!!!!!!!
海遊館行ったり、本屋行ったり、いつも道理の気持ちいい関係

実習はじまるのでそれに忙しい

歯医者が終わる
ずっと歯医者に通ってるんですが、田舎にいたときは月に一回一時間、歯周病の掃除で終わりというのがパターンだったんですが、都会は違う。多いときは週に二回、ほぼほぼ毎週、長いときは二時間半。私が早く終わりたいという希望が通りこのスケジュールで歯がずっと痛い。
しかし4月に治療開始であと3回で終わる。すご・・・都会すご・・・みんな都会だよ都会に行くべきだよ・・・

ベルギービールフェアに行く
1人で飲みに行く

そんな風に過ごした

いつか誰かに話しをしたか

2019年08月09日 | その他
プライベートでは誰にも話したことはないんだけど
このブログでは話したことはあっただろうか
てんさん若いころ仕事でよく東北地方に行っていた。年に4,5回は行ってたと思う。
仙台より以南はもっと行ってるけど、今日は福島の話しだ。

震災の話になるんだけど、西日本のいろんなところに引っ越しても東日本大震災は少し遠い日本の話だから、地震の話になることもないし、自分から話すのも変な空気になるし、自分の中でも大事な話だったので簡単に話すのは気が引けたんだけど
そろそろ書いておこうという気になった。

2008年ごろの秋のはじめに福島市からいわき市に向かって走ってた。
福島市内で仕事を終わらせて、夜の間いわき市まで移動して翌朝一番に人に会う予定だった。国道を東に向かって走っていた。夜も遅くなると国道でも車の量は少なく、後ろからくる車は地元の車なので走りなれた道を速いスピードで迫ってくるので道を譲りながらのんびり走っていた。しばらく走っているとまた後ろから車が来たので道を譲ろうとしたらその車も止まった。軽自動車なので私のスピードより速く走るのが難しいと思ったのか私も車道に戻り再び走り出した。後ろの軽自動車は私の後ろからぴったりとくっついてくる。引き離そうとスピードを出してもついてくる。またその後ろからもっと早いスピードの車がやってきて、道を譲る時もその軽自動車は一緒に道を譲って、追い越しさせていく。知らない場所の山の中の国道でどの店も開いてない状況で、知らない軽自動車に追いかけられ、不気味さが怖さになった。車の全部の鍵を閉めて、何があっても車を止めず窓を開けるまいと思っていた。
 しかし、山の中にも信号はあった。しかも暗闇にパトカーの赤色灯が回っている。スピードも出ていたので、怖いながら車を止めた。よく見るとパトカーは赤色灯がついた木の板でできた看板でスピード出しすぎ注意と書いてある。私はやられたと思った時には遅かった。
車の横のドアが叩かれたのだ。
コンコンってやさしい音よ。
私は何かあったらやられる前にやってやると思いながら窓を振り返ると、50代か60代のやせた女性がいた。小柄で、黒髪でパーマはあるけど取れかけている。つまり生活に人生に生きているおばちゃんで、てんさんでも余裕で勝てるやつと思ったけど、窓はあけなかった。共犯かもしれないし。
しかしおばちゃんはビニール袋を持って、「これ、これ、」と言って袋を渡したがった。大きなビニール袋の中には物がたくさん入っていて、お菓子が入っているのが分かった。おばちゃん超笑顔で車のドアに押し付けてくるわけ。当然知り合いでも何でもない。
私は窓を開けて、なにかったのかと聞くと、開けた窓の隙間からビニール袋が次は私の顔に押し付けられた。するとおばちゃんが「私、九州出身なの!九州のナンバーみてうれしくなって追いかけちゃった!これ食べて、車の中にあるもので悪いけど!」って言ってきた。「これからどこに行くの!いわき?私はその上の町に住んでるの!気を付けて走ってね」と続けてくる。私が受け取るとおばちゃんは車に乗り、猛スピードで走り去っていった。もう超速い。

というちょっとしたことなんだけど
それから東北地方に行くことはなくなったんだけど、東北のことを見聞きするたびにそのことを思い出していた。その二年後震災が起こった時、その後もその人はどうなったんだろうかと気になっている。
日本のいろんなところに行くことがあったけど、どこにいてもやさしい人はたくさんいて私はそんな人が住む国が悪いようになっているとはちょっと思いにくいんだ。
問題はたくさんあるし、地方ほどチェーン店ばかりになって似たような街になっていくけれど、それでも愛着を持つにふさわしい国だと思うんだ。