波・雪・食・泉

波乗り、雪板、ついでにラーメンと温泉の記録

08/02/16 極楽浄土神様降臨

2008-02-16 | 
あらゆるデータ、情報から今日は当たり確定だ。唯一風が心配だが、最悪ゲレンデのどこにでもパウダーはあるだろう。HRNと二人、BFのみ持参。

一本目、ANゴンドラを降り、リフトの除雪作業をしばし待つ。除雪待機も久々だ。10分ほどで運行、天候まあまあ晴れ。骨折コースAN側をdrop。オーリーでパウダーゾーンに突入。ファーストターン・・・・あれ?? 板からの入力がない。再度ターン、足になんのプレッシャーもかからない。止まっているみたいな、浮いているみたいな、雲の上みたいな。いつもより相当軽いのだろう、A岳でも味わったことのない感覚。不思議で最高の一本。もう一度いただき、Hガシへ。上で3本ほど回し、LMTコースに向かう。一路俺の好きな鉄塔目指しdrop。「ガリッッ」一部雪がついていなくこけた。笹が出てたのでもしかしたら・・なんて感じていたのに、もったいない。これからは自分のカンと経験を信じよう。鉄塔付近にジャマーはいるしトラックあるし、ちょっと不満。つーか、だめな一本。しかも今日なんか乗れてないし俺。

今日の開店時間は10時半。それまで上で時間をつぶす。いざ開店。ジャンキーどもが次々入店。新谷さんに「雪崩情報ちゃんと読ん・・・あ、君たちか。雪庇斜面は危険だから誰かいたら注意してくれ。」と指導をいただき新世界へ。途中、ロープをくぐろうとする不届き者がいたので優しく口頭注意をした。新谷さんにどこまで登らなきゃいけないのか聞いていたくせに、フテーヤローだ。今日は1個良いことをした。・・・で、真ん中ですよ、ま・ん・な・か。drop・・・ノーです。改めて表現するまでもなく最高の一本。俺、今日乗れてない?そんなん、ウソです。
第二ラウンド! ちょっと雲がかかってきました。でもまだ見える。見えるうちに院心ライン! トラバりにやや苦戦しつつライン横に。HRN横から止まることなくdrop to 雄叫び。続く俺。スゲー、すごすぎて声も出ない。スプレーがいつもより板の先から上がる。手もバンザイでもなく下げるでもなく、なんかしらんが肩の横で固定。その姿をみたHRN「神様が滑ってきたのかと思った。」俺もついにカッコイイホモサピエンスを脱し「神」の域まで到達したらしい。ま、ある意味「カミ」だけど。でも、マジでキレーなスプレーが先端から上がっているのが自分でもわかった。いつもならヒールサイドターンが気持いいけど今日はトゥーサイドが最高。右ひざにあたる雪面、腰から背中に当たる自分のスプレー。まさしく、神の一本。そして下のほうに「わかってる奴」のトラックが数本のみ。今日ここにいる奴はアホのみだな。

第三ラウンドは見えなくて、見えなくて、雪面の凹凸から空から雪庇から何から何まで見えん! 見えるけど見えん! 視界は20mくらいはある。でも木以外、ぜーーんぶ同じ色。あんなん初めて。霧や吹雪の視界不良ならあるけど。で、トラバりが雪庇の場所がわからんから超危険で、しかも今日は雪崩リスクも低くないし院心ラインは諦め、何も見えぬ沢を下って筋肉やられた。見えないので12時半くらいにランチ。その後天候回復しないまま2時前。しょうがなく一回上がってみた。休憩中になまら降ってたらしい。地吹雪あるが日差しもある。上ちょっととゲレパウいただき帰路へついた。

今日は3本ともスゴかった。それぞれ今日の一本になるべき一本だった。PERFECT DAYS in HOME
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