大腸内視鏡検査

今日は検査が終わるまで絶食です
朝６:３０に錠剤の下剤を飲み
７:３０から２時間かけて液体の下剤を２リットル飲みました。

味の素製薬が出している「ニフレック」というこの下剤
相当マズイ
味の素のプライドにかけて、もう少し美味なものは作れんのか？

しかし、その作用は素晴らしいですね。
普通に水分を取れば尿で出るものを
これはちゃんとお尻から出るんですから。

そんなわけで、始めは正常な固形の便が
２時間後には無色透明の水様便になりました。
つまり、大腸内がきれいに洗い流されたってことです。
「全く便がない状態なので、オナラをしても臭くないよ」と
看護師さんが言ってました

出すもの全て出きったところでクリニックに行きます。

お尻の割れた紙パンツをはき、術衣に着替えて検査台に横になります。

鎮静剤の注射を打つととたんに意識がぼーーーっとして
なんとなく気持ちよくなってきました
間もなくお尻から内視鏡挿入
モニターに写しだされた自分の大腸を見ながら医師の説明を聞きます
「ここが正常な部分。毛細血管がキレイに見えてますね。
　ここは炎症を起こして赤くなってるのわかりますよね？」
ってな様子でぐりぐりと小腸の入り口辺りまで内視鏡がたどり着いたところで検査終了。

鎮静剤が効いているので１時間弱ベッドで眠ったあと
医師の説明を聞きました。

３箇所に炎症があり、潰瘍性大腸炎の活動性中度であること
患部の組織を採取して病理検査にまわしたので
２週間後にその結果がでること
投薬で治療する必要があること

潰瘍性大腸炎の患者は妊娠する確立がやや低めなんだそうです
治療薬を使うことで男性の精子が減少することは証明されているようです。
女性についてはそのような発表はないものの
私の担当医は「やはり影響はないとはいえない」と思っている様子。
私の体外受精が小休止に入ったことは治療上幸運でした。
やはり今のうちに薬で炎症を抑えてしまい
採卵周期に入る前に、投薬を中止しましょうという話でした。

検査終了後「朝から何も食べてないのは辛かったでしょ」と
受付の女の子がクッキーとコーヒーを持ってきてくれました

お会計１６０００円
調剤薬局にてお薬２週間分５０００円

帰る途中で胃がムカムカと。
家につくなり大量に戻してしまいました。
クッキー２枚とコーヒーしか入ってないはずの私の胃袋から
なんでこんなに大量の内容物が吐き出されるのかと
人体の不思議を感じずにいられません。
まだ鎮静剤が効いてるのでしょうか
気分が悪くて午後の歯科の予約をキャンセルしました。

午後４時を過ぎてようやく落ち着いてきたので
梅干のおにぎりを食べました。
美味い
泣けるほど美味い！
「食べられることの有難み」を心底味わったのでした

カテゴリー追加

今後２週間は不妊治療について記事になるような出来事もなさそうで
代わって潰瘍性大腸炎に関することが増えそうなので
「潰瘍性大腸炎」というカテゴリーをつくりました。
ＫＬＣの様子をするとアクセス数がぐーんと増えるので
しばらくは減るのでしょうね。

で、明日は大腸内視鏡検査なので
今日は一日食事制限がありました。

・飲食してよいもの
　　ご飯、うどん、食パン、肉、魚、豆腐、卵
　　水、緑茶、ウーロン茶、スポーツドリンク

・飲食できないもの
　　ゴマ、果物、野菜、コンニャク、煮豆、納豆
　　牛乳などの乳製品、実の入ったジュース、アルコール

体に良いといわれるものはほとんどダメなのね。
野菜と納豆の禁止は痛いわ～。
食べられないと言われると食べたくなるのが人情ってやつで
生クリームたっぷりのプリンとか
お好み焼きとか
大福とか
いろいろ食べたいものが思い浮かんで困ります

夜９時以降、明日の検査が終わるまでは絶食です。