nancy's blog

nancy's film reviews, etc... 日々のできごと、動き回り記録など。最近では映画レビュー中心。

キューティクル

2014-10-30 | 日記
今日ヘアカラーに行ったら初めての美容師さんにあたった。

そして「髪質がいい。健康な髪ですね」と褒められた。

もうこれは自慢と言っていいと思うけど、私が唯一よく褒められるのが髪だ。

年を取ってからは見た目で言われることはほとんどなくなったけれど、実際に髪を触る美容師さんには初めての人の場合ほぼ例外なく言われる。

でも、パーマがかかりにくい。これは昔からの悩みだ。

私は頭の形が悪いのでパーマでふっくらさせてその欠点をカバーするようにしていて、高校生の時に一時期まっすぐにして以来、ずーーーっと何かしらパーマをかける人生だ。

なんでパーマがかかりにくいのかな…とずっとおもっていたけれど、けっこう最近になって、それは”キューティクルが多い”からだと言われた。

今まで、髪がきれいだ、健康だと言われても、それはイコール「キューティクルが多いこと」なんだと言ってくれた美容師さんはいなかった。

そう言われたとき、すべて納得がいった気がしたものだ。

キューティクルというのはつまり髪のコーティング剤のようなもので、これが多いということは髪にパーマやカラーの薬が浸透しにくいということになる。ガードされているからだ。

もっといえば、だからダメージを受けにくく健康な髪なのだけれど、パーマやカラーを楽しみたい人にとってはあまり有難くない。

昔そのことをある美容師さんに相談したら、「邪道だけど先にカラーしてからパーマをかけるようにすると少しはかかりがよくなるよ」と言われて、もうずっとそうしている。つまりカラーで髪に少しダメージを与えたところへパーマ液を浸透させるというわけ。当たり前だが、本来望ましいとされる順番は逆だそうだ。

今日その話を担当してくれた美容師さんにしたら、笑いながら「そうですか~。なるほどねぇ。苦労があるんですね~。でもそれだけ健康でいい髪ってことですよ」と言ってくれた。

うれしい。でも複雑。

Ma part du gâteau (フランス、幸せのメソッド) 2011、仏

2014-10-07 | 映画


まっっっったく何の予備知識も期待もせずに見始めたら、最後まで見ることはできたし、なかなか楽しめる内容だった。

くくりとしてはコメディなんだろうけど、全体としてピントがボケていて、どこかひとつに焦点を絞った方がよかったのに…と残念。でもこういうところがすごくフランス映画っぽいと私は思った。なんていうか、三谷幸喜っぽい感じ。まとまってはいるんだけど映画としてのレベルはそれほど高くないというか。(失礼か)

オリジナル(仏版)ポスター


英語版↓「My Piece of the Pie」っていう題なんだね。

The World's Fastest Indian (世界最速のインディアン) 2005年 ニュージーランド/米

2014-10-07 | 映画
 

何気なく、とりあえずアンソニー・ホプキンスが出てるからと見始めたら、これが素晴らしいめっけものであった。

ロードムービーも苦手なのに、これはその部分もすごく楽しめた。

主人公の性格のなせる技なのかもしれないけれど、出てくる人出てくる人、悪人がいない。いい人ばっかり。

個人的には大会の主催者側に交渉してくれる役の人がすごく良かった。

実在の人物らしい。実際はこんな人↓ 


特筆すべき専門知識があって、いつまでもスピリットが若いって素晴らしいね。