ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧大曲市四ツ屋を往くー2(その3)

2017年12月19日 | 旧大曲市を往く

●歩いた日:20171128日(火)

●歩いた所

・高関上郷(四ツ屋):田中、桜田、上野、諸又、卯時田、大村、野瀬、杉本、中貫

・四ツ屋(四ツ屋) :諸又

・旧大曲市花館     :杉本、福田町

 ※「杉本」は「高関上郷」と「花館」に、「諸又」は「高関上郷」と「四ツ屋」にあり、それぞれ隣接している。

●歩いたログ(足跡)(道のり:7.1km

(以上の地図:国土地理院)

 「福田町」の旧街道をまた少し進んでカメラを取り出す。

📷005:「福田町」の旧街道

 道脇に小さいが立派な形の屋根を持つ祠が建ち、その脇に大きな石が二つ置かれている。祠の奥には杉木立があり、その根元には石垣が積まれている。ここにだけ昔の街道風景の断片が残っているように見える。

 旧街道をさらに往くと、道脇に大きな木が立ち並ぶ。

📷006:「杉本」の旧街道

 道脇の水路をはさんで見事な屋敷林が立ち並ぶ。杉、欅(ケヤキ)に加えほかの樹種も混じる。昔この街道を歩いた人もここを通る時には、立ち止まってこの木々を見上げたことだろう。

 枝の先端の方には霧氷がまだ落ちずに残っている。

 写真奥の家並が途切れる辺りまで進むと視界が大きく開ける。

📷007:「杉本」の一角から北東を望む

 田んぼ中を旧街道がまっすぐ延びる。道奥の集落はこの後歩く「大村」、「卯時田(ぼうじだ)」である。快晴の青空の中に「駒ヶ岳」が浮かぶ。今日はその右手に奥に「岩手山」も望まれる(写真には写っていない)。

 ここから右手に分かれる道がある。地図を見ると、この道は、「窪関川」に近いところを曲がりくねって進み、また旧街道に合流している。まっすぐな旧街道よりもこちらの道が古いと思われるので、そちらに向かう。

 道下の田んぼに溜まった水が凍っている。

 同心円状のきれいな文様が描かれている。上端にのぞく氷は細長い楕円状の文様である。文様は水溜りの形に応じて描き出されるようである。小さな枯れ草などにも霧氷が付着している。

 さらに進むと5軒ほどの家がかたまっている。「野瀬」である。1軒の家のところで珍しい光景に出会う。

(その4に続く)


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