<桜の「大仙市長野、八乙女山」から「仙北平野」を望む>
前回のブログで、「仙北市西木町」のカタクリの花を妻と二人で見た後、「角館」の武家屋敷の枝垂れ桜、「桧木内川」沿いの桜並木を車の中から眺め、「大仙市長野(旧「中仙町長野)」の「八乙女山」に寄ったことを書きました。今回はその記事を投稿したいと思います。(以下、本文調で)
「長野」の「斉内川」が「玉川」に注ぐ辺り、国道105号線沿いに「道の駅なかせん」がある。その真ん前の信号を西に折れて「玉川」にかかる「長野大橋」を渡ると、道の両側が桜並木になっている。昨年(2018年)の写真であるがその様子をご覧いただく。
昨年の4月27日の写真でほぼ満開。今回訪れたのは4月24日で5~7分咲き。今年は雪が少なく春の訪れが少し早まったと思っていたが、桜の開花時期は昨年も今年もほとんど同じようだ。
桜の木はまだ若木で、この道の整備にあわせて植えられたと思われる。「長野」は至るところに桜の木が植えられている。昔から町づくりの一環として各地に桜を植栽してきたようだ。「八乙女山(公園)」、「斉内川」の土手、「玉川」の土手、旧役場の敷地・・・・。まさに桜の街である。この道沿いの桜の木がさらに成長すると、さらに見事な桜アーチになると思う。
写真左にピンクの幟が立っているところが「八乙女山」に至る道。今回はアーチをくぐってみたいと思い、道を車でまっすぐ進む。アーチが途切れたところで左折して砂利道を進むと、「八乙女山」の登り口に着く。曲がりくねった急な坂道を上ると駐車場がある。そこから整備された遊歩道を歩いて登る。一番高いところは木々で視界が遮られ下を見渡すことができないので、そこからいったん下って視界が開けたところでカメラを取り出す。
「八乙女山」から東を望んだ景色。ここから「仙北平野」を望んだ写真は、ブログの初めての記事、冬景色の記事につづいてこれで3回目。私の好きな場所である。
すぐ下を流れるのは「玉川」。川原の木々が芽吹いて柔らかな色合いを見せている。奥の一番高いところが「真昼岳」。
南にカメラを向ける。
「玉川」の両岸に帯状に淡い緑が続いてきれいだ。すぐ下の杉林も、冬に比べると緑がだいぶ濃くなって生き生きとして見える。中央やや右上の大きな杉林は国道105号線沿いにあるが、「八幡太郎義家」が本陣を張ったと伝えられる「幕林八幡神社」。
散策路の途中で弁当を広げている人がいる。この日は薄曇りだが非常に暖かい。山をぐるっと一回りして車に戻り、帰路につく。ちょうどお昼時なので「道の駅なかせん」のレストランに寄る。道の駅のすぐ裏は「斉内川」沿いの桜並木で、ここも花の名所だ。窓際の席を探すが、レストランは花見客で混んでいて窓際には全部客が座っている。仕方がないので真ん中付近のテーブルに席をとり、外を見やりながら食事をする。
帰りの車の中から「八乙女山」を見上げると、山一面が桜の花で埋まっている。これも昨年の写真だがご覧いただく。
時期が3日程遅いだけに、川原の木々の色が今年の写真より少し濃いようだ。その淡い緑、杉林の濃い緑、「八乙女山」のピンク、春先ならではグラデーションである。前掲写真は、右側の高いところから撮った。
カタクリと桜の花を堪能して我が家に帰り着く。
(終わり)
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