ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★紅葉の「大白森」に登る(その2)

2017年10月22日 | 山・麓歩き

●出かけた日:2017108日(日)

●歩いたログ(足跡)(道のり:10.9km

(以上の地図:国土地理院)

●ログの標高図

 林道から登り始めてしばらくは緩い傾斜で、道の両側は植林したと思われる杉林が続く。杉林が途切れると次第にカラマツ(落葉松)、ブナ(橅)林へと変り、本格的な登りになる。

📷001:Aさんの雄姿?

 「乳頭山」と時と同じ、地下足袋と年季の入ったザックのAさんの雄姿。

 10月に入ってかなり冷え込んだ日もあったので、私は長袖のアンダーシャツなどを着込んできたが、この日はむしろ暑いくらいで、途中から腕まくりをしたが、Aさんも暑いとみえてすでに腕まくりしている。

 この辺でもまだ木の葉は紅葉していない。

 やや急な登りを進み高度を上げると、笹薮越しに木々の間から「駒ヶ岳」がのぞかれる。

📷002:「駒ヶ岳」の望む

 逆光で山の陰影がはっきりしないが、中腹が一面に紅葉しているのがわかる。右側斜面の下方に「田沢湖スキー場」のゲレンデが見える。

 この辺りから少し下った後、また急に登りになり、そこを登り切ると、「乳頭山」から尾根伝いに「大白森」方面に延びる道と合流する。

📷003:「鶴の湯」分岐

 傾いた標柱に、「→乳頭山6.2km」、「←大白森2.2km」、「↓鶴ノ湯2.9km」とある。左奥が「大白森」へ続く道。

 ここで小休止。

 この辺の標高は1,100m弱で、上を見るとブナがだいぶ色づいている。

 ここからしばらくはなだらかな登り道を進む。

 まだ緑っぽい葉も残るが、紅葉した明るいブナ林の中の尾根道を行く。先頭がAさん、その後ろがMさん。

 この辺りから、道のところどころに大きなぬかるみがあり、道脇を迂回したり、ぬかるみの中に落ちている枝を踏んで進むが、それでもシューズが泥だらけになる。

 ブナ林の中に曲がりくねった大木が混じる。太い下部の幹は肌が荒れて?おり、何の木か判らなかったが、梢の方を見上げるとダケカンバ(岳樺)である。

 進むうち、道脇に時折りキノコ(茸)が生えており、AさんとMさんがキノコ談義を始める。この辺からキノコを採りながらの歩行になったので、遅い速度がさらに落ちる。

(その3に続く)


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