ふっふーのお絵描きブログ

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スカイ クロラ

2008-08-25 | 映画
「ヒットしなければ、本当に監督やめますので」

攻殻機動隊やイノセンスで有名な押井監督がここまで言った作品。
先日、見る機会があったので、その感想でも。


開幕、航空機によるドッグファイト!
こんなにすごい戦闘シーンは迫力満点。
んー、マクロスや戦闘妖精雪風なんかの映像が霞んで見えますね。
レシプロ機いいよ!レシプロ機!ゼロ戦さいこー!
ゼロ戦は出ませんけど...
こういうSFチックな話なのに、登場する機会はレトロというのも面白いですね。


ストーリーは永遠に死なない子供『キルドレ』が物語の主軸。
このキルドレが戦闘機のパイロットなのですが、みんな極めてローテンション
理由は後半で語られますが、何も考えず適当に時間を潰すときってこんな感じかなと。
要するに、永遠=未来を考えないというわけ。

主人公がこういったテンションで物語が進むので飽きが来るかもしれない。
ところが一転、クライマックスはかなり衝撃的でした。

ネタバレするので、詳しくは書けませんが、監督の言いたいことはそれとなく伝わってきました。
気付いて行動に移せ!と言いたいのかな。と。

クライマックス、最後主人公のとった行動はすごく良かったと思います。結果は残念でしたが・・・


原作の小説も借りて読んでみたが、映画の展開の方が個人的には好きかなと。
未来に向けた希望と、永遠の時のなかで確実に変化が見えたからですが。
今思うと、暗い未来しかないのなら、そこで終わらせてしまうのも救いなのかな。。。


とりあえず、今は何も考えないハッピーなものが読みたい><


http://sky.crawlers.jp/index.html