4年前の北京大会での個人総合銀メダルは「こんな程度で・・・今の自分で
銀メダルとれちゃうんだ」的な雰囲気があった。
その後、順調に成長を重ね世界選手権を3連覇して迎えたロンドンオリンピック。
内村が個人総合でオリンピックチャンピオンになる時を見守るべく身を清めて
テレビの前で観戦しました。
まずシビレたのは最初の「あん馬」。
ここでの演技が戦局を大きく左右するとわかっていたので息をひそめて内村の
動きを目で追う。
途中苦しい場面がひとつふたつあったけど団体決勝とは違い乱れず最後まで
持って行った。
ここを無難に乗り切れたのが大きかったね・・・15点台をキープしてあん馬を
終えるのがいかに困難か、有力どころがこのあとみんな苦労することになる。
ふたつ目は「つり輪」。
のびのびと綺麗な演技、着地こそ一歩ずれたけどここでも15点台キープ。
つづいて「跳馬」・・・ここで一気に内村が躍動。
前向きの難しい着地を吸い付くようにピタッと止めた。(これだよ、これが内村!)
16.266の高得点で誰がこの場の主役なのか会場中に示す。
4つ目の「平行棒」もよどみの無い演技で15.325。
「鉄棒」ではコールマンを回避してもお釣りの来る演技で15.600。
残すは得意の「ゆか」のみ。
影を踏みに来る者もいない状況で最後の演技に入る。
途中手をつき最後の着地も乱したがそれでも15点台をキープしてフィニッシュ。
トータルスコア92.690。文句無しに金メダル、オリンピックチャンピオンだ。
本当におめでとう・・・そしてありがとう!
個人総合の金メダルは格別だよ・・・これだけ優れたオールラウンダーが日本
にいることを誇らしく思います。
インタビューも良かったなぁ・・・あの内村が夢のようだと語るなんて。
しげしげと金メダルを眺めて・・・
こんなに自然とにんまりする。(見てるこっちも嬉しいよ)
その金メダルはどんなに自慢してもいいんだよ・・・なんだったら一生自慢し
つづけてもOK!
オイラは寝てたけど今日の朝からずっと内村の金メダルの話題で持ちきり
だったんだろうね。
おはよう日本では鈴木奈穂子ちゃんが嬉しそうに報じてくれてた。
最後の一枚はオイラが一番好きな内村の姿。
跳馬の演技の直前に見せるこの特徴的なルーティーン。
グリーンでライン読んでるゴルファーみたいで見ててたまらない。(^-^)
あぁ、まだ種目別もあるってのに今日でオリンピック終わりでもいいくらい満足
しちゃったよ・・・数あるオリンピック競技の中でも体操はホントにエキサイティング
だから見てるだけでもカラダに悪いんだよね。
内村のおかげで落ち着けたので、こっから先は少しテンションおとしてオリンピック
を楽しむことにしよう。
最後にもういちど・・・おめでとう、そしてありがとう内村航平!(^-^)v
体操ニッポン!―ロンドンオリンピック体操日本代表応援ブック (日本文化出版ムック) 価格:¥ 980(税込) 発売日:2012-07-13 |
テク憧:なんとも苦い銀メダルにTB。