今年もカタールGP、ロサイルインターナショナルサーキットで開幕を迎えます。
レギュレーション変更に伴いCRTという車両を使っての参入もあり今年は例年
にも増して開幕戦での力関係に注目が集まります。
はやる気持ちを押さえ、まずはMoto3から・・・
Moto3は4ストローク250ccにあらためられた最軽量クラス。ここでの注目は
予選から好調のビニャーレスとコルテセだったわけなんだけど、レースでは
いきなり新鋭フィナティが飛び出して目立ちまくり。
最終的には好仕上がりで地力上位のビニャーレスがねじ伏せ勝利を掴んだ
けども、結局最後の最後までしぶとく食い下がられて「やられた感」が残った。
ひとまずおめでとう。今年はパリス・ヒルトンの呪縛から逃れたのかな!?
画面越しに見てて2スト125cc時代よりなんだか動きが遅く見えた。このコース
でトップスピードが230kmに満たない水準ってのもなんだか物足りないし・・・
もうちょっと俊敏な感じが出てこないと見てて退屈しちゃうかも。(^-^;)
そしてこちらが速さを印象づけたロマノ・フィナティ君。(この顏で16歳!)
デビュー戦でこれなら次戦以降も相当楽しみだね。
続いてMoto2。予選好調のルティが主役でまわるかと思いきや、マルケスが
良くも悪くも頑張って開幕戦の勝利を掴みました。
インタビューでニコニコしゃべってるけど・・・だいぶ禍根を残したよ、きみ。
ルティとのメインストレートエンドの攻防。あえての斜行で外に寄せて行くのまで
はいいけど、ひとつも残さずゼブラに押し出しちゃうのはやりすぎだよなぁ・・・。
訊けば前に出てるって言うんだろうけど、そこからルティのブレーキングが深いの
知ってるんだからあの程度前に出てるだけじゃ自身のラインどりを正当化する
には無理があるだろう。(ルティにも一本残してその上で勝負しなくちゃダメよ)
レース後、ルティ怒ってたもんなぁ・・・こちら(↑)マルケスの腕を叩く瞬間。
マルケスの優勝を取り消しとまでは言わないけど、あれでなんにもお咎め無し
だったら結構まずいと思うよ。
現地のテレビ局(?)のインタビュアーが可愛かったので一枚あげとく。(^-^)
気をとりなおしてMotoGPの話しへ・・・
まずはロッシの姿を・・・なにしろレースでからきし出番が無いんでピットでの
笑顔くらいしかとりあげようがない。
いつもの儀式もむなしく今年もロッシの前に暗雲垂れ込めまくりです。(はぁ)
レースは序盤から強さを発揮したストーナーが無敵モードに突入したかに
見えたが終盤に走りが一気にしぼみ、ロングランに安定味があったロレンソが
そこから逆転、抜け出したあとも隙無く突き放し逆転勝利を掴みました。
(終わってみればポールトゥウィン)
現状ホンダよりちょっとトップエンドの伸びが無い感じだけど334kmまであれば
我慢のしどころだったかな。
終盤バランスを崩したストーナーに比べ、いろんな面で安定してる気がするね。
ロレンソが戦える状態じゃないと今シーズン盛り下がりかねないのでそのままの
勢いで次戦以降もよろしくね!
ストーナーをスリップストリームからオーバーテイクするときのペドロサ機の
速さったらものすごかったね。今日のペドロサはスタート前の気配がとても良くて
何かやってくれるんじゃないかと思ってたらスタートでジャンプアップ、その後も
ロレンソに食い下がって離れず、最後にはストーナーまで引きずり下ろすという
離れ業を演じてくれた。
大幅なレギュレーション変更後の初戦だからってこともあるけど・・・リザルトを
眺めると「これで大丈夫なのかなぁ」って心配がよぎる。
だいぶはっきりわかれちゃってるんだよね・・・勝負になるのは常に3~4台で
他は戦う前に「生息域違いますから」ってなったら面白みに欠けるよなぁ。
特に下の方・・・CRTとの混走に意味が見出せる日が来るんだろうか?
CRTのトップのライダーがロッシの乗るドゥカティととしのぎを削るようになっても
興味を持って見られないと思う。(^-^;)
あ、やばいやばい、開幕したばかりなのにネガティブなこと言っちゃいけません。
とりあえず今後の発展に期待せねば・・・
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