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東京クルージングヨットクラブ (TCYC)

クラブ員の交流と安全航海を主にクラブ活動を行っています。

2023夏、伊豆半島遠征

2023-08-04 06:06:00 | クルージング
2023年7月29日から8月2日まで、MAYLUCK, KAHO, INAGE26の3艇で伊豆半島遠征に出掛けてきましたので、記録に残します。

MAYLUCK艇は3名、KAHOは2名、INAGE26はサブリナ艇船長含め3名、合計8名です。三浦うらり経由で下田、西伊豆妻良を目指す計画です。

7月29日(土曜日) 三浦うらりへ
0500解纜。梅雨明け10日以内にて、太平洋高気圧も元気。台風6号はそのヘリを周り南海上ですが、朝からのコンスタントな南風に遠くその威力を感じる。






木更津で向かい風8m


千葉県側から南下するが、いつも通りこの東京湾でキツい目に遭う。
浦賀航路2番最終赤ブイを回り、東京湾を横断、



剣崎沖から定置網に気をつけて城ヶ島、うらりに進入。

航洋船長から電話あり、横浜のPegasus艇がパールレースのゴールを見に来たついでに、先行してうらりで場所取りしてくれると、ありがたい知らせ。

夏休みの土曜日にて、うらりは満員。手を振るPegasusに横抱きする(さらに後ほどPegasus船長には、エアコンのもと、大トロの刺身をご馳走になる。いつか恩返ししないといけない)。








18時以降は自己責任で、翌朝まで2100円。風呂は船員会館も閉鎖され、銭湯も遠く、うらり内のシャワー500円を使う。



夜、トイレは無く、歩いて5分のコンビニを使うしかない(あとで悲劇を見ることになろうとは)。
634船長もうらりまでの行程で遅れて到着。





夕食は、634船長に予約していただき、近くのまぐろ食堂 七兵衛丸へ。



とても良かった。

634船長、飯の予約含め、ココまで見送りに来てくださりありがとうございました。"人生、向かい風、明日は北風"の話は感銘しました。次回またご一緒しましょう。

夜は近くで花火大会あり

くたびれて就寝、一部の人は野○💩

7月30日 日曜日 下田へ
0300解纜。日の出0452にて、真っ暗。






逆潮となる黒潮の影響を意識する行程。門脇埼灯台を目指す。




ネギ入り麺つゆに流水麺うどんの朝飯。


天候分析部隊長より、台風6号のうねりの懸念一報あり。特に妻良からうらりを狙う火曜日に、石廊崎沖波高3m予報ありと。




門脇埼灯台が見えてきた。ここまで波風共に平穏であったが、下田に向かい南下すると急変する。





黒潮分流の影響の少ない陸寄りを走る。
南風が7-10mと上がり、かつ潮も悪く、バウを叩かれ続けることに。











見ると、熱海や伊東から南下する地元艇は、恐ろしいくらい、さらに陸寄りを走っている。危ないなぁと皆と見ていると、次々と走り慣れたヨットが、思いっきり陸寄りを我が艇より速く南下しているではないか!

海図を見ると岩礁はなく、定置網の張り出しも少なく、国道135号に近接、沿って南下、爪木崎にてそのブランケットを利用しさらに平穏域から回り込み下田に入るらしい。
南風の夏には定番コースの様だ(あくまで自己責任でお願いします)。


風上がり疲弊する

爪木崎が見えてきた。波風ともに落ち着いてきた。

爪木崎灯台を大回り








下田港港湾案内には堤防工事中とあるが、ほぼ終わり、左右ともに出入港できていた。赤灯台を右に見て進入する。
お湯に近い下田ボートサービスのペリー桟橋に向かう。








パールレース艇が横抱きで満員。有名な無料横抱きの川沿いも、ペリー桟橋含めて、水深浅くなり、大潮の最大干潮時は1mとのこと。
風呂から遠くなるが、柿崎桟橋に向かう。海上から下田ボートサービスに電話し指示通り着岸。


とても平穏、良いなという印象。




下田ボートサービスの事務所で5000円支払う。おばちゃん、おじさん共に親切。タクシー手配、風呂、夕食案内、とても丁寧に教えてくれて感動。

(両手が空く、ヘッドライト必須です。桟橋は夜灯火無し、全く見えません。)

1210円のタクシー代で昭和湯へ。
シャワー無し、蛇口のみ、お湯は温泉で熱め、風呂は深めで立って入れる。
潮を落としてスッキリした我々は街をぶらつく。良いなあ、なんか良い。そんな感じの下田であった。

おすすめの徳造丸にて夕食。ぼられるかと思ったがとても美味しくて感激した








割り勘だから1番高いのにすれば良かったw😅

作戦行動ミーティングにて、天候情報、うねりから妻良は中止、明日は熱海に変更となった。

7月31日 月曜日 熱海へ












下田は2泊はしないとなぁ
まだいたいなぁ
幕末好きだからまた来たいなぁ

色々な声が聞こえたが、0600解纜し熱海へ。

熱海は以前利用したが、出港時、後進で停泊場から出る必要あり、なかなか敷居高く敬遠していたが、航洋船長のお計らいで、アプローチしやすい豪華桟橋をとっていただける事になった。

下田を出ます






入田浜が見えた


爪木崎をまわる

KAHOは、神子元島により、そのまま黒潮になりあっという間に北上してしまった。すごいね、👍黒潮!

今日は各艇フリー帆走、MAYLUCKも速い速い、あっという間にいなくなり、亀のようはINAGE艇は、昨日のスゴク陸寄りのルートを試験走行北上とした。
やはり、波も弱く走りやすい海域でした。

なぜか木のない大室山


今日は帆走も追い風、波弱く楽ちん

あっという間に門脇埼へ。


このままでは熱海に着いてしまう。
入港は1400以降との、決まりがある。
我々は初島を周回、MAYLUCK艇は伊東サンライズマリーナでランチ、KAHOは大島周辺を爆走した。
昨日から調子の悪いファーリングジブが使えない状況確定的となりショボンとなる。

気を取り直し1425熱海入港、先導ボートが出迎えてくれる。熱海市を狙い白灯台を回り込み進入す。大島行き、初島行きの商業船とルートが同じ、注意を要するが航路は広い。

























10000円、ちと高いが、陸電、水道が使える。豪華桟橋を特別に案内してもらい感動🥺🥹(1フィート100円値上がりしました)。

陸電を使いフル充電、扇風機回して寝ることができた。
INAGE 26乗船のサブリナ船長はココで帰宅。

マリンスパあたみに向かいお湯に入る。



とても良い⭕️


夕食は中華、幸華へ。熱海は美味い店多数。



定食は出来なかったがうまそう。







かた焼きそばがうまい




熱海の夜は過ぎていく

8月1日 火曜日 浦賀ヴェラシスへ
今日向かう浦賀ヴェラシスは1500以降入港のお約束がある。早すぎてもいけないので0600解纜とした。



今後の参考に、真鶴により、入港ルートを確認した。北側から定置網を避けて回り込み入り、白灯台の向こうが真鶴港。

さあ、相模湾横断!
気象分析部より、寒冷気が入り、台風の湿度と相まって、天候急変リスク大!早めの判断をとの情報。

イルカでなく、サメがウヨウヨしていた。

相模湾中央で南から涼しい北風にかわる。寒冷気が暖気に潜り込んだ。これは注意だ‼️

順調に航行、遠くに三浦を越えて鋸山が見えた。


やはり。天候が怪しい。

時間も早いし、うらりにまた立ち寄り、昼飯を食おうということになった。







大潮、最大干潮時に到着。
ヴェラシスはキャンセルしてこのままうらりに、泊まろうとなった

しばらくするとこんな天候、大正解であった。







MAYLUCK乗船のSさんはココで帰宅。食事、風呂の手配から案内まで本当にありがとうございました😊感謝❗️


昼飯は中華牡丹にて、焼豚大盛りチャーハンとシュウマイ
















その後雨降るも、主な雨雲は相模湾に抜けたため、被害無し



















夜はオーシャングロウキッチンにて、マグロづくし。ここはかなりおすすめ。店も綺麗で店員スタッフもめちゃ感じが良い⭕️⭕️















最終日の夜も優しく過ぎていった






8月2日 水曜日 TWMへ
夜間航はやはりリスク高いので明るくなった0420解纜

















フリー走行で帰着した

MAYLUCK, KAHO艇、タフガイなメンバーに恵まれとても楽しく、美味しく、魅力的な遠征でありました。
ご支援ありがとうございました😊



























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