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流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

電動で二人乗りの空飛ぶ車の基本設計がほぼ完成しました

2018年04月03日 | 宇宙航空産業機械

電動で二人乗りの空飛ぶ車の基本設計がほぼ完成しました。

この空飛ぶ車に使う直径1200mmの2重反転プロペラ1基は4000rpmで推力を100kgほど出せるので、その2重反転プロペラ8基での総合推力は800kgとなり、垂直離陸時に800kg弱の機体全備重量が許され、それを超過しないように機体全体の骨格・乗員・バッテリー・制御機器などの構成設計を進めてみました。

次のような水平飛行時には翼に働く揚力があるので、2重反転プロペラの回転数は低くしても充分な推力となり、バッテリーの消耗は少ないことからある程度長距離を飛べることとなります。

次のような垂直離陸・着陸時には2重反転プロペラの最大推力運転となることからバッテリーの消耗が激しくなりますが、垂直離陸から水平飛行に入るまでの時間を短く出来る制御が出来れば短時間のバッテリー消耗で済み、水平巡航でのバッテリー電力を残すことが出来ます。

二人乗り電動の空飛ぶ車計画では機体と機材の徹底した軽量化設計が必須となりますのでバッテリーを多く積むことが難しくなり、バッテリー駆動よりも長距離飛行が求められる場合はレンジエクステンダーとして小型軽量のガスタービン発電機を追加した計画に進化させる予定です。

よってバッテリー電動のみの空飛ぶ車の計画として次は、バッテリー電動だけで長距離を飛べるように、小型軽量な1人乗り電動の空飛ぶ車の計画設計をすでに開始しています。

<今日の流れ>

午前中は、女性エンジニアがそれぞれ担当しているプロジェクトの状況を把握すること、これからの方針打合せを中心として作業をしています。

午後は来客がありますので、その打合せ準備を開始します。

午後の来客での打合せは短時間で終了することが出来て、その後は経理関係の打合せをしたりしていました。

もうすぐ終業時間の午後4時ですが、今日は少しだけ自分は残業しそうです。

今残業してデータ関係の処理をしていますが、もう少し残業して7時ごろに帰ろうかと考えています。

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