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流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

ハイブリッド飛行機用ガスタービン発電機の内部構造詳細

2017年12月02日 | 未来製品設計

ハイブリッド飛行機用ガスタービン発電機の内部構造詳細です。

次の断面構造図の左側が空気吸込み口であり、それの2重円筒部の内側が高速型永久磁石式発電機です。

そして断面右側が、2段遠心圧縮機から燃焼室、軸流2段タービンとなっていて、最も右側に排気口があります。

ガスタービン発電機としては、1軸式ガスタービン発電機とであり、発電負荷の頻繁な変動でも慣性が大きいため安定した定速での運転が出来て安定電力を供給する発電効率の高いタイプとなっています。

次図の2段遠心圧縮機部分は、2段で圧力比を10を出すことが出来ていて、それがガスタービン全体の熱効率を高くしています。

燃焼室は折り返し式燃焼室であり、ガスタービン発電機の全長を短くしています。

2段遠心圧縮機と発電機を駆動するガスタービンは2段軸流式となっていますが、圧力比10の燃焼ガス動力を効率良く吸収可能なのは、このガスタービン発電機の定格回転数が毎分10万回転だから減圧比を大きく取れています。

<今日の流れ>

今日は自宅で過ごしています。

食べたり飲んだり、昼寝をしたりです。

もう夕方になったので、そろそろ夕食かな?

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