宇宙船工学として、液体ロケットエンジンにおける燃焼過程を説明しています。
・燃焼室内へ液状で噴射された推進剤は微粒化(霧化)して混合する。
・微粒化には衝突型、同軸型などの噴射方式が用いられる。
・燃焼過程は液粒蒸発過程で火炎が酸化剤蒸気と燃料蒸気の拡散燃焼(乱
流及び層流)を主体とする。
・部分的には予混合燃焼=液粒の燃焼の形態も存在する。
・超臨界圧混合燃焼は燃焼室圧力が臨界圧力以上にて考慮される。
・再循環と乱流拡散による上流側への熱と物質伝達が存在する。
右下図は、不均質燃焼過程を示している。