流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

ガスタービンのガス流れを流体解析した結果を説明しています

2020年01月01日 | 流体解析シミュレーション

ガスタービンのガス流れを流体解析した結果を説明した動画が次です。

上の動画を見て頂ければ嬉しいです。

 

〇次にてガス流れを説明しています。

次の色分布は速度を示しています。

最大速度は毎秒600mほどとなります。

次は一段目静翼出口までのガス加速流れが良く分かります。

圧力と熱エネルギーであるエンタルピーを速度に転換しながら静翼出口で噴出します。

次は動翼中央断面での相対速度流れの流線を示しています。

綺麗に動翼形状に沿って流れており、出口で加速して反動力を得ています。

次の2段目静翼にまっすぐにガスが入りこんでいます。

出口に向けてエンタルピー開放により速度が増加します。

次の2段目動翼の中央円筒断面の相対速度流れを見ています。

やはり動翼入口に大変滑らかにガス相対流れがロスなく入り、出口へ加速します。

出口から回転と逆方向に噴出したガスは反動力を生じて羽根を回転させます。

次では1段目と2段目の動翼の圧力面の速度分布が良く見えています。

翼面の速度分布にはムラが少なくガス流れは悪くない状態です。

次では動翼の負圧面の速度分布がはっきりと見えています。

2段目動翼の中央からチップに近い出口側では恐らく流れの剥離が有り

速度が大変に速い領域が出来ているので少々気になります。

 

〇次図は株式会社ターボブレードの業務内容を説明しています。

 

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