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流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

流量毎秒1トン以上を飲めるプロペラ水車はこれです

2011年05月08日 | 再生可能エネルギー発電タービン

用水路水力発電において、比較的低落差の場所で流量は毎秒1トン以上あるような地点に適応可能な弊社製プロペラ水車発電機が次の図となります。

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水力発電機構成としては、縦軸プロペラ水車(水量0.5~1.5トン毎秒ぐらい)で発電出力は、落差5m~25mぐらいとして出力20KW~250KWぐらいの範囲となるプロペラ水車に、入口弁、可変式プロペラ、ケーシング、ドラフトチューブ、可変ピッチ操作機構、増速ベルト、縦軸発電機(誘導や同期のどちらでも良い)などにより構成されています。

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性能としては、ランナ羽根可変ピッチにより、年間発電量の最大化が可能となっています。

その他の有利な点としては、簡素化したケーシング及び固定ガイドベーンにより、それらの製作金額を大幅に下げています。

また、ベルトにてタービン回転数を増速することで、発電機は通常市販タイプの発電機を選定することが出来、それも廉価となります。

以上のように、水量が多い水路でも適用可能な性能優秀で適切な価格のプロペラ水車発電機をご紹介しました。

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