流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

今年も国家プロジェクト用タービンの開発設計と製作が始まりました

2009年10月02日 | ビジネス

今年もこの時期から、国家プロジェクトである海底マントル掘削に使用されるタービンの開発設計と製作が弊社にて始まりました。

海底を掘削してマントルまで到達する為のタービンですから、イメージとしては少し古いですが昔のSF映画である「海底軍艦」の先端ドリルを回転させるタービン原動機というところです。

実は昨年もこの時期ぐらいから下図のような「タービン性能実験装置」を開発して実験を行っていたのです。

Photo

上の図は、タービン性能実験装置の全体を示す組図となります。

Photo_2

そして上図は、タービンの性能実験用本体部を示しており、実機タービンの縮尺モデルにて性能実験を行いました。

実験結果は、予想した性能を出すことが出来たので成功でした。

それで今年は、実機サイズの性能確認用実験タービンを設計・製作します。

その実機サイズ実験タービンについては既に全体計画が出来ているので、明日にでも紹介します。

今年の開発と実験もうまくいきますように!!

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