流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

ロケット機体のフレーム・ストリンガー構造の静解析練習の始まり

2018年05月24日 | 宇宙航空産業機械

ロケット機体に採用するフレーム・ストリンガー構造の静解析練習の始まりです。

ロケットの機体構造の色々な荷重への解析を確立するためのフレーム・ストリンガーへの静荷重解析から解析事例を開始しました。

この事例の静荷重は一番上に有るフレーム上面に均等に重さ荷重がかかっている状態での構造解析です。

解析結果図での変形は実寸法ではなく、分かり易く拡大スケール表示となっています。

これはロケットをただ立てている場合の荷重のかかり方に相当しますので、今後色々な想定した動的荷重をかけてより複雑なフレーム・ストリンガー構造を設計して構造解析します。

<今日の流れ>

今日は担当者がまとめてくれたジェットエンジン性能解析シミュレーション結果データの確認と、ターボポンプの長い弾性軸の場合の危険速度の振動数解析などを軸受け部のダンパー効果を加味しながら行っています。