流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

再生可能エネルギー低圧系統連係売電の47KWプロペラ水車発電機です

2017年06月05日 | 再生可能エネルギー発電タービン

再生可能エネルギー買取制度の低圧系統連係による全量売電を行う、47KWプロペラ水車発電機です。

50KW未満の水力発電は、低圧系統連係が出来るので、現在のところ買取の制限を受けることなく水力発電計画を進めることが出来ます。

この47KWプロペラ水車発電機は、落差13mで流量0.52m^3なので発電出力最大47KWとなり、低圧系統連係が可能な水力発電所地点となりました。

プロペラ水車としての効率は82%以上となり、要求仕様を満たしていました。

さらに水量と落差とプロペラ水車としての最適な比速度の関係からプロペラ水車羽根の回転数は毎分1200回転とすることが出来て、6極1200rpmの同期発電機に直結しており、増速機が不要でメンテがやりやすく、増速機による機械損失もなくなっています。

<今日の流れ>

今日は、自分としては流体機械構造設計が先週に続いて中心ですが、女性エンジニア皆との今週やってもらう作業内容の打合せが多くある一日でもあります。

今週は来客も少なく、設計に集中出来る週となりそうです。

ただ段々と来客の予定が月末に向けて入りそうにも予想しています。