流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

設計出来る製品を今日は、水力タービンについて考えてみました

2017年06月04日 | ビジネス

自分が設計出来る製品の中で、今日は水力発電用のタービンである水力タービンの設計について考えてみました。

自分の水力タービンの設計実績では

  フランシス水車:10KW~600KWで多数の設計実績があり、特に90%以上の高効率が現地試験で出ているのが特徴。

  クロスフロー水車:17KW~350KWをこれまでに設計している。効率は75~80%出ているので割と良い。

  ペルトン水車:1KW~450KWをこれまでに設計している。450KWのタービンは既に25年以上運転中。

  プロペラ形バルブ水車:15KW~150KWをこれまでに設計している。効率は82%以上であり割と良い。

  S型チューブラー水車:110KW~550KWをこれまでに設計している。効率96%のものがあり世界一だと思う。

  オープンクロスフロー水車:昨年世界初で開発成功した新しい水車。効率70%ぐらいであるがゴミが全く詰まらず、メンテナンスフリーで安定して予定以上の発電量を稼いでいるので画期的であり、落差工低落差発電の標準機となると思う。

以上から、今の自分は600KW以下の小水力発電用水力タービンであれば、すべての機種で高性能なものを設計可能になっていると自覚出来ています。

<今日の流れ>

今日は自宅での3次元CAD勉強を行っていますが、youtubeで3DCAD Inventorに関する動画を多数見ています。

動画を見るとInventorで実際に出来ることの過程と結果を見ることが出来るので、ここまで出来るのかとの認識を持ち易くなり、学習のやる気が出てきます。

ただ英語の説明の入った動画が多いので、ヒアリングには苦労しますけれど。