田んぼの農家 葛西の最近

青森の米農家、カサイの最近は時々更新。元々「岩木山を考える会更新情報」のスペースを再利用中

田んぼの作溝作業

2011年06月21日 | Weblog
田んぼの作溝作業を始めました。溝切りっす。
ほ場全面に水を行き渡りやすくし、排水もしやすくなります。秋の刈り取り時に泣きをみないためには、今のうちに乗用で切っておくと追作業もラクです。


表層剥離のひどかった田んぼの枕は、こんなふうに欠株となってしまいました。

機械除草の2回目

2011年06月16日 | Weblog
除草機の2回目。1回目は確か6/10。葉色は少し緑になってきました。
草丈も若干伸びましたが、まだ分けつはごくわずかのようです。
3輪のミノル君に山形の美善です。組付けの際は、LRM-4が初だということで、田植機を引き取りの際に直接酒田に寄って行きまして、採寸してもらいました。若ダンナさんには、とてもお世話になりました。
これをベースにチェーン除草機を作る気も少しあるのですが、材料集めがメンドイのが現状。

基本左回りで奥からバネの絵を描くようにに乗ってます。旋回時はバックをしない主義です。最後に右回りで外周を決めました。

枕と旋回はこんな感じ

カヤツリグサ系の多年生?イモ雑草も目立ってきていました。
後々、除草ホーで退治しないと取り切れません。

除草機をかけた後、刈払機で奥の田んぼへの段差・法面部分を刈りました。
稲への日当たりを良くしたり、ネズミ穴~漏水やカモの巣を防ぐ目的があります。。
さらい君パルを付けていますが、それなりに草は水面に落ちます。


落ち葉を集める道具(家称はガリ)で、水面に落ちたアゼ草を田んぼの外に出しながら、田んぼの中のドロの高低をならしたり、除草機で踏んづけたりして連続して欠株となった場所を撫でてやりますと、運が良ければ復活する稲株がポチポチとあります。


除草機の所要時間は再低速で約2時間でした。ガソリンは2Lくらいかな。マジでトコトコ乗ってます。

田植え6月2日

2011年06月02日 | Weblog
6月2日に田植えしたほ場は、化学肥料・農薬共に不使用の予定です。
おまけに田んぼそのものに有機肥料も使わない予定です。
飯米や縁故米となる予定ですが、一応余った時のことも考えて、特栽の申請書類もあげています。

育苗には床土に有機肥料をちょろっと使っただけ。んなわけで、苗も黄緑(左)な健苗っす。バカ苗はほとんど無く温湯消毒も成功。苗上の黒っぽいのは苗棚からこぼれた根っ子です。


田んぼの広さは約30aで、品種はつがるロマンです。草丈が伸びやすい品種で倒伏を嫌ってここ数年栽培していませんでしたが、久しぶりの登場です。


植え付け前には、確認写真。はい、ちゃんと水洗しました。


化成肥料もスッカラカン


植え付け後も綺麗、箱処理剤も使っていません。


これから雑草との戦いが始まります...。