田んぼの農家 葛西の最近

青森の米農家、カサイの最近は時々更新。元々「岩木山を考える会更新情報」のスペースを再利用中

9月

2011年09月02日 | Weblog
特栽の農薬防除は8月20日に終え、80aの慣行田は26日に追加で防除を行いました。
8月30日には現地確認も終えました。

さて、9月に入り、アゼ草刈りを再開し始めています。
稲刈りは9月20日頃を軸に始めることになりそうです。

同時進行で、石抜機の前に通すライスグレーダーは横型だと場所を取りすぎるため、中古農機で縦型のグレーダーを入手して、掃除・整備を進めています。


農不化不田の今朝の様子。6/2植えのつがるロマン。

それなりに実が入ってきました。ところどころに穂首イモチが見えますが、本田無肥料ですから、まん延することは無いでしょう。
この田んぼ、反収7俵くらいはいってほしいところ。9月末から10月初めの稲刈り予定です。

お隣は、飼料用米のほ場。品種は「べこごのみ」です。こんなに進んでいても、刈るのは10月中旬の予定です。

茎も太く、穂も大きいのに短稈で、とても立派なイネですが、障害耐冷性が弱いとのこと。また、品種の固定もイマイチですね。
今年でやめて、飼料用はほぼ「みなゆたか」で進める予定です。


昨晩は、新しい手動もみすり器TR-130が届きました。籾殻分離型です。
赤米などが混じっている籾を分けてもらい、早速使ってみました。

ケットの手動もみすり器TR-130

出穂直前の生育調査

2011年08月10日 | Weblog
8月に入りあっという間に出穂です。



田植えから約2ヶ月後の8月4日に落水して、昨日の9日まで落水していました。

自然栽培に中干しの落水は不要と良く言われています。
私的解釈では、これは幼穂形成期前の話。

主茎だけ穂ばらみ期となって止葉が伸びて、分けつした茎が遅れているため、この生育遅延を取り戻すことを目的としたものです。
出穂期が長引くと品質が悪くなり、青米も増えて収量が減ります。

草丈は約75cm、走り穂の穂長は17cm、粒数は95でした。

さほど葉色が落ちないうちに、今日10日に入水し、結果は大成功でイイ感じになりました。



フォトアルバムは下の写真のリンクから
2011年8月10日

本田無肥料の田んぼとイトミミズ君2011

2011年07月07日 | Weblog
6月30日に数年ぶりにイトミミズを撮影しました。前回は2008年でした。

本田無肥料の田んぼとイトミミズ君2011


あっという間に7月、落水してガス抜きを進めながら、畔畦や法面の草刈りに汗を流しています。

今日は無肥料ほ場の草取りもしました。
こんな具合で株間で大きくなっているものもあります。

これは、テデトールを使って対処...(笑)

おや、ホタル。全然違います。イネドロオイムシの成虫です。


幼虫による葉の食害もチラホラ

通りがかったドロオイムシ君には残酷ですが、テデツブースの方を使います。

そんな具合で、一般のほ場は7月12日頃から幼穂形成期に入り始めるようですが、この田んぼは10日以上遅れている様相です。テデトールの効果に期待して、今晩から浅水にして1週間ほど分けつを稼ぐ予定です。

田んぼの作溝作業

2011年06月21日 | Weblog
田んぼの作溝作業を始めました。溝切りっす。
ほ場全面に水を行き渡りやすくし、排水もしやすくなります。秋の刈り取り時に泣きをみないためには、今のうちに乗用で切っておくと追作業もラクです。


表層剥離のひどかった田んぼの枕は、こんなふうに欠株となってしまいました。

機械除草の2回目

2011年06月16日 | Weblog
除草機の2回目。1回目は確か6/10。葉色は少し緑になってきました。
草丈も若干伸びましたが、まだ分けつはごくわずかのようです。
3輪のミノル君に山形の美善です。組付けの際は、LRM-4が初だということで、田植機を引き取りの際に直接酒田に寄って行きまして、採寸してもらいました。若ダンナさんには、とてもお世話になりました。
これをベースにチェーン除草機を作る気も少しあるのですが、材料集めがメンドイのが現状。

基本左回りで奥からバネの絵を描くようにに乗ってます。旋回時はバックをしない主義です。最後に右回りで外周を決めました。

枕と旋回はこんな感じ

カヤツリグサ系の多年生?イモ雑草も目立ってきていました。
後々、除草ホーで退治しないと取り切れません。

除草機をかけた後、刈払機で奥の田んぼへの段差・法面部分を刈りました。
稲への日当たりを良くしたり、ネズミ穴~漏水やカモの巣を防ぐ目的があります。。
さらい君パルを付けていますが、それなりに草は水面に落ちます。


落ち葉を集める道具(家称はガリ)で、水面に落ちたアゼ草を田んぼの外に出しながら、田んぼの中のドロの高低をならしたり、除草機で踏んづけたりして連続して欠株となった場所を撫でてやりますと、運が良ければ復活する稲株がポチポチとあります。


除草機の所要時間は再低速で約2時間でした。ガソリンは2Lくらいかな。マジでトコトコ乗ってます。

田植え6月2日

2011年06月02日 | Weblog
6月2日に田植えしたほ場は、化学肥料・農薬共に不使用の予定です。
おまけに田んぼそのものに有機肥料も使わない予定です。
飯米や縁故米となる予定ですが、一応余った時のことも考えて、特栽の申請書類もあげています。

育苗には床土に有機肥料をちょろっと使っただけ。んなわけで、苗も黄緑(左)な健苗っす。バカ苗はほとんど無く温湯消毒も成功。苗上の黒っぽいのは苗棚からこぼれた根っ子です。


田んぼの広さは約30aで、品種はつがるロマンです。草丈が伸びやすい品種で倒伏を嫌ってここ数年栽培していませんでしたが、久しぶりの登場です。


植え付け前には、確認写真。はい、ちゃんと水洗しました。


化成肥料もスッカラカン


植え付け後も綺麗、箱処理剤も使っていません。


これから雑草との戦いが始まります...。

耕起開始

2011年05月09日 | Weblog
あーっという間に、催芽期間が終わり、バタバタと4/24に播種まで終わりました。


田んぼがグジャグジャ。作溝かけて干すこと一週間。ようやく有機質の肥料を散布でき、耕起に入りました。去年より3日押しくらいです。

5/5~7と肥料散布


5/6トラクタの足回りの異常、皿のサイドからのグリス漏れが発覚し、深夜まで重整備。


5/7耕起をのぞきに来て、自転車に乗るのもあきて、わしをからかいに来た小僧。

5/9の時点で21区画・560a/1150aくらい。順調にいってあと2日半かかります。

庭ではアケビの花が咲いていました。

種籾の温湯消毒

2011年03月23日 | Weblog

温湯消毒をした。

早い早い、4人で一気に14袋×5.5kg=77kg。
乾燥モミを投入し59~61度で9分間。
ボイラーも調子よく動き午前中でほとんど終えて、午後は消化試合と後片付け。通りがかった深浦町の木炭屋さんとお話ができた。木酢液も取り扱っているそうだ。

でもって浸種の段階に入る。

明後日25日は小学校の引っ越し。

週末は軽トラの車検。

しばらく三菱キャンターが愛車となりそうだ。

私論、有機や特栽などの規格や分類(案)

2011年02月26日 | Weblog
 農業というのは、環境に負荷をかけずに、より少ない人的労力を追求しながら、より安全でおいしい農作物をつくるために一歩ずつ、少しずつ、毎年前進していくものだと思っています。今日の農産物には様々な有機や特栽などの規格や分類があります。自分なりに整理してみましたのでご紹介します。誤解している点がありましたら、ぜひご指摘ください。引用は自由です。

★有機栽培(有機JAS)
 農薬も化学肥料も使わない栽培方法である。重曹や酢などの特定農薬や、ボルドーなどの防除資材が使われている場合もある。有機肥料(たい肥など)が使われている場合が多い。JASの認証には認定された認証機関に発生する費用(お金)がかかり、安易に取り組むことができない。栽培管理記録や研修会への参加のために莫大な手間と時間がかかる点が難点で、最終的には消費者価格に上乗せされます。
 施肥基準はあってないようなもので、特に葉菜・果菜類では近年硝酸態窒素の残留が(悪い意味で)注目されつつあります。
 慣行農地に囲まれたほ場の場合は農薬等のドリフトを受ける危険性もある一方、病害虫が入りにくいというメリットもあると言われます。慣行農法との境界線付近の緩衝地帯の扱いをどう扱うのかは認証機関しだいです。
 有機栽培を始めて、3年以上を経過し、堆肥など(有機質肥料)による土づくりを行ったほ場において収穫された農産物を「有機農産物」と言い、3年未満6ヶ月以上の場合は「転換期間中有機農産物」となります。

★自然栽培
 広義では有機栽培に属するが、無施肥(無肥料)を原則とした農法である。一部では、育苗等に有機質肥料(ボカシ肥)等を認める動きもある。特定農薬の中でも酢はよく使われている話をよく聞く。
 特定のグループ内や販売店を通した契約栽培での販売に用いられることが多く、無認証・第三者機関の証明が無いことが多い。
 一般に食味が良く、硝酸態窒素の残留の心配は少ない。
 まれに害虫等の忌避効果を示すような成分(天然農薬)が高く出る作物もあるらしく、鬼の首を取ったかのように批判する方もいます。いわゆるアク抜きの「アク」に近い成分なんでしょう。以下、全くの独り言ですが、化学的に合成された食塩も摂りすぎれば胃ガンの誘発性を高める物質なんだと思うべきだと思います。

★特別栽培農産物
 主として都道府県の行政機関が認証を行うもので、農薬と化学肥料の両方を慣行値の5割以上削減した農産物が対象となります。栽培前に計画等の書類を提出する必要があるが、有機JAS認証に比してはるかに容易です。
 準備段階から誠意をもって農業改良普及機関に相談すれば書類の作成を補助してもらえる場合が多いですが、行政担当者の力量が及ばない場合は不運です...。生産者の態度や人間性によってはそっぽをむかれる場合もあるので、生産者も日頃から口のきき方には注意した方が良いと思います。
 親族以外の第三者で「確認責任者」が必要です。近所の農家で十分です。一通りの申請書の内容を理解できる方が望ましいです。生産者は何の農薬や肥料を10aあたり何個使った。ほ場全部で合計何個使った。今年は何個買って在庫が何個あったから残ったのは何本・袋だ。と、綺麗に肥料農薬受払簿をまとめて、作業記録もまとめる必要があります。確認責任者は生産者からの報告を書類・伝票・残った現物等で確認して、ほ場現地を確認した所見を一言添えて書類にまとめます。んでもって収穫1ヶ月前を目処に役所に認証申請を行います。
 行政機関の認証の場合、一般に費用はかかりませんが、農産物の出荷単位ごとに「認証シールの代金」の負担があり、今のところ印刷原価っぽい良心価格です。別途「農林水産省新ガイドラインに基づく表示」も必要で、こっちの方が手間です。うちではカシオのQL-650TDを利用しています。慣行との緩衝帯の設定は青森県の稲作で5メートルの指導です。
 農薬や化学費用を使わない場合は、10割減ではなく「不使用」という表記を用います。近年は、5割減を「節農5・化5」と表記し、不使用を「農不・化不」または「節農不・化不」と表記します。
 農薬は5割減以上が対象となりますが、あくまで有効成分の散布回数のカウントであり、農薬のラベルに書かれた期日と回数を守った上で削減を達成すれば、収穫期に農薬を散布したものでも特別栽培農産物を名乗ることができます。
 また、化学肥料を削るために有機配合肥料を用いる方もいますが、袋の表書きの「有機○●%」をそのまま使って計算してはいけません。メーカーに「有機態窒素の含有率」を確認して施肥設計しないといけません。下手な配合肥料よりJAS有機対応の有機肥料と化成肥料を組み合わせて使うことをお勧めします。
 筆者は飼料用米の生産・出荷にあたって「籾米」出荷の認証を取りたいところですが、今のところできないと役人とガイドラインの壁に阻まれており、実現するには世論と政治の力が必要です。

★無農薬、完全無農薬、有機栽培など(自称XX栽培) 
 広い世間では、生産者個人の価値観で無農薬や有機を名乗って、名刺やチラシを印刷して販売活動をされている生産者がいるようです。
 私はそうした活動を否定しませんが、ごくたまに生産者の方が大きな誤解をされている場合があります。生産者も消費者もお互い良く確認しながら環境保全型農業を推進しましょう。
■ 種子消毒や育苗期間中の農薬と化学肥料の使用は、JAS有機では認められていません。特栽ではきちんと農薬・肥料(定植時の栽培密度をもとに10a換算して)カウントします。
■ 除草剤は立派な農薬です。農薬は「殺虫剤、殺菌剤だけ」と思い込んでいる方がたまにいますので、気をつけましょう。一般には畔畦や樹下へのラウンドアップやバスタ(葉茎散布の草枯らし剤)も農薬カウントの対象となります。
■ 肥料を全て有機質にすれば、農薬を使っても有機栽培だと誤解されている方もいます。

★(番外)GAP、J-GAP
 GAPのインターナショナルな定義や仕組みについては不勉強もあり、ほとんど知りません。「JGAP(ジェイギャップ)は、農場や生産者、生産者団体が活用する農場管理の基準です。農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理手法の1つ」だと紹介されています。
 もちろん生産者には常識的に守るべきことが沢山あります。衛生や安全管理の基準はあってしかるべきだと思いますが、何でもマニュアル化して認証機関を設けて作文にチェックマークを入れることを商売にする点には納得できません。
 例えば、穀物の生産農家なのに、イヌやネコを飼うことを否定されることも出てくるでしょう。テレビでは、健康食品のCMでお茶農家の後ろをイヌが追いかけ、一緒に昼食をとりながら和むCMが入っていましたが、こういう光景も否定されることにつながりかねません。自家製たい肥が事実上使えないような事態にならないことを祈るばかりです。大切なことは行政側が常識を学ぶ機会を提供し、生産者がきちんと守ることです。保健所の講習会のようなものを受講する機会を整備し、数年に1回は必ず受け、修了証を交付するように促すような施策だけで十分だと感じます。
 社会的に大問題となり屋号を変えた大手乳業メーカーでさえ、HACCP(ハサップ)という1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された 食品の品質管理の手法の基準をクリアしていました。また、いくつものガス事故を引き起こした大手メーカーがISOを取得していることを取り上げているメディアもあります。
 農業の場合の具体的な難問は、やはりドリフト対策です。自身のほ場内のドリフト対策は一般に問題がないことでしょう。隣地の方からの不可抗力的なものや、隣地の方から作業受託を受けた方がほ場を間違ったなどという場合、それが収穫・出荷前に既に判明していた場合、GAPほ場の経営者はどういう対応をとるのでしょう。加害者側との立証責任問題にも発展しますし、問題にしたとしても、加害者側だって「無い袖は振れない」のです。

近況11月

2010年11月13日 | Weblog
他の生産者の米の検査もしてましたら、あっーっという間に11月。


田んぼを秋耕しながら、晴れ間をぬってビニルハウスの屋根を上げ終わりました。

途中、虹を見たりと、まあ、ラジオを聞きながら呑気なもんです。



さて、玄米の直売を始めました(荷姿の見本)

数量限定約60袋です。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e105135092

直接交渉だと、もっとお安くお届けできます。
私の連絡先を見つけて、無難なメールアドレスからご連絡ください。


今後の課題は

 ・機械の洗浄と格納、これが20年選手の動噴がもう寿命が近くて、寒いとエンジンがかからずまいっています。

 ・水路際の草刈りと排水口の調整、水路掘りも必要か?

 ・田植機の調整、ちょいと作溝機の入れ替えをします。

 ・来年の播種用の培土の買い出し。晴天時に3日くらいかかるかな?

一段落して検査

2010年10月12日 | Weblog
農作業では、9月12日~24日で収穫を終え、サイロに入れた310a分も含め10月5日で籾摺りまで終えました。
品種は全て特栽のまっしぐらです。


うちの調整機械は右上から、イコクと呼ばれるライスプール
 直下にサタケの5インチロール籾摺り機
 その手前の青いのが2連のグレーダー1.90ミリのアミ
 そっから左に行き奥へ向かうのがタイワの石抜機
300俵くらい籾摺りをするとこのくらいの石や塗膜片などが取れます。

 仕上げがタイガーのライスグレーダー1.95ミリアミです。

出来高は1.95の縦型ラセン付きアミ上で1166袋/686a +自家採種籾約250kg
玄米では、10aあたり8.5俵でした。

アミ下米の総量は約13俵でして、アミ上:アミ下 = 44:1
という驚くべき登熟歩合の黄金栽培でして(これが慣行ですと10~15俵に1俵のアミ下)、主食用米アミ上で前年の平均反収7.9俵を上回りました...(笑)

品質では今年もカメに泣かされそうです。乾燥荷口をきちっと管理して臨みますが、1等の数は少ないと思います。

ピカ選をお持ちのお米の生産者がうらやましい限りです。

5日の時点で飼料用米の水分が20%を切り始めたことを確認し、7日からトキワ養鶏に出荷する飼料用米を刈ってました。
あと、4.6ha中1.5haくらいを残すところです。
こちらが乾燥モミの袋詰めの様子です。14.5%以下の水分を目指していますが、乾燥機セットの要領がつかめず12%台のものも出ています。


今日の午後から検査の段取りです。
来週初め18日までの農政事務所への報告まで、今週はずっと農作業が潰れます。

サンプル玄米を3ロット。取引先のお米屋さんに送りました。
詳細なデータは届いてませんが、食味の方ではかなり良いスコアが出たようです。
飯米にはまだ21年産米がありますので、正月くらいまでは常食にできませんが、来週あたりには一度新米を食べてみたいものです。

そして、14日に50俵を出荷する予定が決まりました。

今年産米もオイシックスさんで販売される予定です。
月末から月初めにかけて販売開始のようです。
どうぞよろしくお願いいたします。

12月から3月初旬の冬期限定で、カメムシ着色粒3等記念、本物の農家の三つ星飯米(出穂後の農薬防除のない田んぼが大半のもので、9月17日付け乾燥調整ロットです。)アウトレット玄米30kgセールを行う予定です。限定50~最大68袋です。
ご理解いただける方のみ、ご購入ください。

稲刈り2010

2010年09月26日 | Weblog
慌ただしい中12日に稲刈りに入り、24日に終えました。

まだ籾摺りの途中で確定してませんが、平均8.5俵/10aくらいは穫れそうです。
農産物検査を経てからのお届けになりますので、いましばらくお待ちください。

出穂直前の生育調査

2010年07月27日 | Weblog

7/23 草刈りと野焼き火入れが一段落
あとは、水深を管理しながら穂が出るまで除草ホーで田んぼを撫でてやるくらい。
とはいっても、飼料用米のべこごのみは止葉+5cmくらいで、数日中に出穂だろう 。
雨が降ってきたので退散


7/26
まっしぐらの出穂が間近になりました。今日・明日ってところです。
走り穂に近いものを抜き取って、籾数調べなどをしました。


まずは草丈、地表から約75cm。


お次は葉色
うーん、肉眼だと30くらいに見えてましたが、写真だともっと濃く見えます。


最期に籾数
子どもに数えてもらいました。
奥に見えるのは、今年(も)全然使わなかった追肥・穂肥。
誰かに半分くらい譲りたいです。


さて、その結果は、96粒でした。
平均でも90は行きそうだね~!
穂長は約19cm、二次枝梗があるところも各3粒くらいで、良い感じでした。

草刈り

2010年07月06日 | Weblog
作溝も終わり、中干し(ガス抜き)中。

傾斜地(法面)の草刈りも進行中。

写真は足場もあって高低差も少ない初級編。

(たぶん)カモの巣・卵を発見。

近況のまとめ

2010年06月18日 | Weblog
3日、田植え終了
4日、5日、田植機とトラクターの清掃・点検整備、倉庫の片付け。田植機の側条施肥機の軸のオイルシールはモノタロウに互換品あり。
6日、ほとんどお休み
7日、青森市で飼料用米の打ち合わせ、夜は産直部ネットの会議、
8日、協議会と農政事務所をハシゴ。夜は県農民連理事会
9日、田んぼの角に散水するなど、飼料用米勉強会の資料の準備
10日、お米の検査について・検査機関の取得についての現状を他の業者さんへの説明(10時~15時)。帰りにカネマさんを訪問。
11日、本田除草剤の使用、飼料用米の勉強会、準産直米の方向性についても確認、カミさんは仙台へ自費で研修のために出張。夜は増田實さん(元津軽農民組合組合長)の通夜。
12日、農機具販社の展示会、畦草刈り機(ウイングモア)の試運転や整備
13日、完全にお休み
14日、青森市で飼料用米の契約について打ち合わせ。建石町集落内のりんご園でクマを目撃。
15日、刈り払い機の試運転や草刈りをメイン
16日、雨らしい雨。午前は検査員の研修。午後は飼料用米の関連で養鶏場を訪問。
17日、傾斜部を草刈り、除草機で30a、2枚のシズイの種子発芽がすごい。15時から飼料用米の契約書などを作成
18日、除草機を30a、作溝機4枚の試運転。これらの管理機2台のオイル交換やグリスアップ等の整備