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それから

雲の如く高く
くものごとくかがやき
雲のごとくとらわれず

セトウツミ

2017年11月04日 | 映画


『セトウツミ』DVD鑑賞。

瀬戸くんと内海くん。

菅田くんと池松くんが川辺でしゃべってるだけの映画。

これ、観るのはDVDで十分やけど、かなり気に入った。

二人の会話の絶妙な間が素晴らしい。

二人ともすっごくいい!

多分、原作読んでオチ知ってても笑ってしまうと思う。

てか、すでにDVD2回観て笑ってた。(笑)求む、続編。

「ふしがある選手権大会」

うちで始まってます。(笑)


もう一つ。最近観たホラーで、怖くて面白かったやつ。

『ライト/オフ』



B級ホラーにありがちな死にキャラカレシは意外とがんばるし(笑)

ちゃんとオチもある正統派。


どちらも、なーんにも考えずに楽しめます。オススメ〜(^^)/

湯を沸かすほどの熱い愛

2017年07月03日 | 映画


凄い映画だった。

はじめから伏線がたくさんあって「?」ってなるところがたくさんあるんだけれど、

あとからあとからそれが全て分かってくる。

どのエピソードも本来かなり重い話。いじめとか育児放棄とか…。

重いんだけれど、その重さよりおかあちゃん(宮沢りえ)の愛が方が大きくて、

おとうちゃん(オダギリジョー)のスケールがちっちゃいんだか大きいんだか、

よくわからんゆるさとダメダメな感じの、そのビミョーなバランスがとてもいいから。

観ていてしんどくならずに、あたたかくなる。

特に手話のところは。。まさか、そんなことが。。!!と、涙止まらんかった。

こんなおかあちゃん、憧れる。

さらに、あの子どもがふたばさんだと気づくのには時間がかかったし、

ラストは、「え?え?そういうことなん?マジか??」てなった。

『湯を沸かすほどの熱い愛』

なるほどー!!そういうことか。かなりびっくりした。

でも、このラストいいわ。好きだわ。

そして、「家族」ってなんだろうな?って考えさせられる。

血のつながりってなんだろうね。

家族のカタチも、もうそろそろ変わってきて良いんだろうね。

2017年05月28日 | 映画


視覚障害者に向けた「映画の音声ガイド」の制作に関わる女性と視力を失いつつある弱視のカメラマンの物語『光』。

レイトショーで観てきた。忘れないうちに感想を。


映画の空気感を消さないように、コトバで状況を表現するのが音声ガイド。

コトバって難しい。
見えないからこそ想像力が働く。
その想像を壊さないようにガイドすることの難しさ。
どんなコトバを選ぶのか、ガイドの感性が問われる。

制作のモニター会に参加したカメラマンは、彼女のガイドを聞いて『押しつけがましい』と指摘する。
「見えない人を『助けてあげよう』という思いが余計だ」と。

そうなのよね。障害者を支援するって、時として押しつけがましくなることがある。

相手が善意だとわかるから、障害者側は、それを受け入れざるを得ないことも。

あらためて、障害者を支援するってどういうことだろう、と考えさせられた。

また、私自身がそうだったように、「弱視」を正確に理解出来ている人が多くない。

全盲と弱視の違い。弱視の人は理解を得難い。(これ、難聴も同じよね)

少し前に、こんなのもあった。
https://www.google.co.jp/amp/www.asahi.com/amp/articles/ASJCP45KDJCPTIPE00Y.html

白杖を持ってスマホを見ていたら「うそつき」だと言われたという記事。

無知は罪よね。


永瀬正敏の演技は凄かった。これは「あん」を超えている。

ガイド制作のシーンは、まるでドキュメンタリーみたいや、て思ったら、どうやら実際の制作のモニターさんが出演されているらしいから。そりゃリアルだわ。

細部までこだわりが感じられ映画愛に満ちていました。

ラストの『光』がグッときます。素晴らしい。

少々疲れ気味の体調で観たけど、寝てる暇はなかったわー(^.^)

アンフレンデッド

2017年03月28日 | 映画
実は私、ホラー好き。

気づいて無かったけど、その歴は小学生の頃からやったらしい。

「らしい」というのは、同窓会で交流した友達から、子どもの頃の私の「怖い話エピソード」を聞かされて知ったから。(^^;;

どうやら私は、小学生の頃から、みんなが集まると率先して「怖い話」をしていたらしい。(笑)

同級生が、とても印象に残っているというエピソードは、

中学生の頃、新築のお家へ引っ越した友達の家へ数人で遊びに行った際、

「怖い話しよー!」と、友達の部屋のカーテンを閉めて暗くして、張り切って「怖い話タイム」にしたのが私らしい。

(記憶に無く、ほんまかいな!て思っているんですが。)

その時の話がほんまに怖かったらしく、「新築の家に来てそれやるか?」と一緒に行った同級生が思ったのを鮮明に覚えているらしいから、、どうやらほんまらしい。(^^;;

それともう一つ。中学生の頃、こっくりさんやキューピットさん(わかるよね?)の図を一番早く上手く?描けたのが私らしく、率先してやっていた、という。(これはなんとな〜く記憶にある)(^^;;

同級生に昔のことを色々と暴露されて、よく考えてみたら、小学生の頃から「恐怖新聞」に「うしろの百太郎」。「横溝正史」なんかを読み漁ってたなーと。

好きな邦画は「八つ墓村」だし。(^^;;

全く自覚して無かったけど、(して無かったんかい!)

今さらながら、私ってホラー好きなんや!!と気がついた今日この頃であります。(笑)


えーと。前振り長いですが。(笑)

最近観た洋画ホラーで斬新だったのが、これ。



『アンフレンデッド』

パラノーマル・アクティビティもなかなか斬新でしたが。

さらに先をゆく、いまどきのホラー。

サイバーゴーストです。

自殺した女の子のゴーストがSNSで仕返しをする、というホラー。

仲良しグループでスカイプをしていたら、謎のアカウントが侵入してくる。

誰かが招待しないと入れないチャットルームなのに、誰も招待していない。削除しようとしても削除出来ない。

そのうち、そのアカウントがどうやら自殺したローラ・バーンズだとわかる。

最初は誰かのいたずらだろうとみんなが思うのだけれど、だんだんとそのアカウントに支配されていってしまう。


これ、ターゲットはティーンエイジャーなんだろうな。

いじめ問題もテーマになっていて、

全編パソコンの画面だけ、
それもfacebook・youtubeというのもいまどき。

タイプを打つ速さや、一度打った内容を慌てて打ち直したり、と、タイプだけで心理的な様子が伝わってくるのも面白かった。

だんだんとローラのアカウントが、いじめにまつわる出来事を暴露していくのですが、

これが別の意味で怖い!

おぃおぃ、それも嘘かいな!という、えげつない展開が心理的ホラーで、ちょっと笑ってしまうところも。

ホラーもサイバー時代になったのね。と、昭和からホラー好きらしい?私にはなかなか斬新でありました。(^^)

最近観たホラーの中では、
『ザ・ボーイ〜人形少年の館〜』に続くヒットですよ。

ラ・ラ・ランド

2017年03月07日 | 映画
昨夜レイトショーで観てきましたが、まだ音楽が頭の中で鳴ってます。

https://youtu.be/uQ7aNUxvDv8

鳴りやまなーい。

だがしかし。

期待したほどの感動は得られなかったんですけど…。

始まりはね、たまらなくいいんですよ。

ハイウェイの渋滞シーン。

一気にLALALANDの世界に連れていってくれるのです。夢の世界へ。

ところが、その先が・・うーーん。

私ね、映画は大抵レイトショーなんですが、物語に入り込めないと迂闊にもウトウトしちゃうんですよね。

残念なことに「winter」あたりが迂闊な時間になってしまいました。^^;

いや、でもね。ラストは、これまた素敵なんですよ。

一瞬、これはどういうこと?と、頭の中が ??? となります。

一気に目が覚めました。(笑)

そして、劇場を出る際にはステップを踏みながら駐車場へ向かいました〜♪(あほです。

そんな映画でした。(笑)

誰かと一緒に観ることオススメの映画です。(^o^)