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天才絵師と美しき僧侶『ライジング若冲』あらすじネタバレ感想!伊藤若冲の世界

中村七之助&永山瑛太W主演『ライジング若冲(じゃくちゅう)~天才 かく覚醒せり~』あらすじネタバレ感想です!
謎に包まれた天才絵師・伊藤若冲と美しき僧侶・大典顕常のめくるめく……。
緻密な考証と大胆な仮説に基づき描くアートエンターテインメントドラマ。
2021年1月2日(土)よる7時20分からNHK総合/BS4Kで放送。
BSプレミアムでは2021年1月16日(土)よる9時~10時30分。

ライジング若冲 ~天才 かく覚醒せり~

『ライジング若冲(じゃくちゅう)』あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks
主演:中村七之助&永山瑛太
総合/BS4K:
2021年1月2日(土)
夜7時20分~8時35分
※放送日、放送時間は変更される場合があります。



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『ライジング若冲』あらすじとネタバレ感想




『ライジング若冲』キャスト 

●伊藤若冲/桝屋源左衛門(中村七之助)
 京の青物問屋[桝屋]に生まれる
 生き物の世界を超絶技巧で描いた天才絵師

●大典顕常(永山瑛太)
 相国寺の僧侶にして詩人
 若冲終生最高の理解者で名プロデューサー

●円山応挙/岩次郎(中川大志)
 玩具屋尾張屋の丁稚→絵師を志す

●売茶翁(石橋蓮司)
 路上で茶をたてる謎の仙人
 煎茶道の祖
 画家たちの才能を開花させる精神的支柱

●尾張屋の主人・中島勘兵衛(市川猿弥)
●尾張屋の番頭・与兵衛(加藤虎ノ介)

●池 大雅(大東駿介)
 風景と酒と妻を愛するアウトドア派の画家
●池 玉瀾(門脇 麦)
 池大雅の妻。水墨画で山河を描く

●源左衛門/若冲の弟・宗次郎(渡辺 大)

●山師(木村祐一)
 源左衛門の失踪につけ込んで桝屋を強請る

●相国寺の住持・無聞禅師(永島敏行)



『ライジング若冲』あらすじ 

時は宝暦年間-
貧しい農家の出の岩次郎→円山応挙(中川大志)が丁稚奉公する京の玩具屋[尾張屋]に、美しい僧侶・大典顕常(永山瑛太)が訪れる。
大典はそこで謎めいた絵に心を捕まれる。
その絵を描いたのは錦市場の青物問屋[桝屋]の主・桝屋源左衛門(中村七之助)だ。
源左衛門は色事や芸事には一切興味が無いが、いい歳で始めた絵にはまっている。


ある日のこと、源左衛門は路上でお茶をたてる謎の仙人・売茶翁(石橋蓮司)と出会い『若冲』という名を譲ってもらう。
そして、売茶翁の紹介で相国寺の僧侶にして詩人の大典と運命的な出会いを果たす。
大典は若冲に「あなたにはこの世の森羅万象を描いてもらいたい」と告げる。
若冲は、大典の計らいで京の寺にある絵の模写修行に努めることになり……。


生き物の世界を一般人では到底到達できない高度な技術で描いた【動植綵絵(どうしょくさいえ)】誕生の背景にあった男同士の友情を描く問題作。



『ライジング若冲』ネタバレ感想 

「千載具眼の徒を俟つ」 (せんざいぐがんのとをまつ)
意味は、「千年後に理解されればいい」「計り知れないほど長い間待てば、目のある者も現れよう」みたいなこと。
なかなかカッコイイことを言った伊藤若冲(1716-1800)は謎多き絵師だ。
空前絶後の超絶技巧と言っても大袈裟ではないだろうな。
あんな緻密な絵をよく描いたもんだよ。


『開運!なんでも鑑定団』と言えば円山応挙、円山応挙と言えば『開運!なんでも鑑定団』っつーくらいしょっちゅう出てくる円山応挙を中川大志さんが演じていた。
お金持ちの若冲(中村七之助)を羨ましがりつつ、つけ回して観察する。


円山応挙に観察されライバル意識をむき出しにされる若冲はどこ吹く風。
そんな若冲は、初めて大典顕常(永山瑛太)と会った時ウットリしてしまう。
何だか夢見心地な若冲が可愛らしい。
「死ぬまで私のそばにいてほしい」と、大典に言う若冲を演じる中村七之助さんの柔らかさ…ちょっと泣けたわ(ノД`)


一方で絵を描く時の若冲は、生き物を観察する眼差しが鋭く怖いくらいで別人だ。
そして、絵を描く中村七之助さんが色っぽくて、見ていてぽーっとなっちゃったわ。


出来上がった釈迦三尊と動植綵絵を見て、思わずテレビの前で「はぁぁぁっ」てうなっちゃったわ。
若冲のレプリカを担当されたのは、大畑政孝さん、大原爽子さん、村田直樹さん。
すんばらしい!!!!!


どうでもいいことだが、いつから瑛太さんは本名の永山瑛太になったんだ?
知らなかったよ。
そんな永山瑛太さんが美しい僧侶を演じると知った時は、ちょっとタイプが違うような気がしたがドラマを見て納得。
まさに“美坊主”だった。
ちょっとつり目気味で艶やかな瑛太さんが素敵だった。


若冲のレプリカも素敵だけど、カメラワークやカットも見ごたえあった。
見て良かった(≧∀≦)

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@29qlove ラムネちゃんとキーちゃんのママん様、コメントありがとうございます。
若冲が生き物を前に『神気』が見えた時の怖いくらいの集中力をもって絵を描く様子が、普段がのほほんとした育ちのいい人なだけに対比となって圧倒されました。
『神気』なんて言われるとニワトリもカタツムリもまさに宇宙を感じるとんでもなく神々しいものに思えますね。
冒頭でゆすりを受けていた弟が、帰ってきた兄・若冲に泣きすがる姿から、若冲はのんきそうでも実は頼りがいがある店主だった気がします。
40歳で絵に目覚めるまで立派に店を切り盛りして弟も兄の商才を認めていたので、あらゆる才能に恵まれながら心が広かったのかなぁなんて思いました。
石橋蓮司さん演じる売茶翁が長年愛用していた茶のセットを燃やしながら、語りかけて別れるシーンなど、付喪神に話しかけているようで、ああいう場面も好きです。
ドラマ全体に漂う柔らかい空気がお正月にピッタリの良いドラマだったと思います(≧∀≦)♪
29qlove
情報頂いていたのでちゃんと見れました~(笑)
テレビ見たのなんて本当に何ヶ月ぶりだっただろう…(完全に浦島太郎w)
私は若冲の絵画を実際に見ながら…もっとこう…冷静で冷淡、物事や情景を切り取り並べ替える天才…違う性格を連想していたので、ドラマの中の柔らかな人柄にちょっと驚いたんですけども、青物問屋の跡継ぎさんだったならばそういった人あたりの良さがあったかなぁとも。(^^)
彼の絵はとても優れた技巧で描かれていますが、それだけでは無いデザイン性とレイアウトの天才…当時あんな感性を持つ人がいたんだということに驚愕なんですが…常人ではない人柄も不思議と霧に包まれた人物ですよね。
最後の鳳凰が自分の姿で黒い雁は…というのも驚きでした。あの絵は何度も見た事があるのですが、鳳凰にたくさん♡が付いてるので昔の絵じゃないみたい…と思っていたんです。
(^v^)クス
お互いに呼び合うつがいのように…
二人の実際の関係はどうだったんでしょうね。
意外と言えば円山応挙のチョロ助ぶりだった(笑)
応挙の描く動物の絵も好きなので、見ていて楽しかったです。(^^♪
tataraworks-lynx50
@29qlove ラムネちゃんとキーちゃんのママん様、コメントありがとうございます。
おお!若冲ファンでしたか。
ちょっとBL要素を入れるという大胆な発想のドラマなので、お好みかどうかちょっと心配(~_~;)
他の画家も出てくるので、ストーリーか凄く楽しみです。
tataraworks-lynx50
@corgi_yume 夢母さま、コメントありがとうございます。
NHKのドラマは配役がいつも素晴らしいなぁと思います。
しかもお芝居がうまい方ばかりなので、見応えがあると思います。
29qlove
若冲が大好きで展覧会を見付けるとフラフラと行ってしまうほど。
若冲は見始めると時が止まってしまう美しさでいつとキリが無くなってしまうんだけど…(笑)見ても見ても見飽きません。(^^)
若冲展等楽しみにしていましたが、今年はコロナで美術館も2回ほどしか行けず…残念な一年でした(´~`)
新春にこんなドラマの企画があるんですね~!毎度TV見ない家(年末なのにまだ付けてないことに今気が付きました( ꇐ₃ꇐ ))なので有難い情報でした。楽しみだぁ~♡
corgi_yume
新春にぴったりですね
配役も興味深い♪

情報ありがとうございます(^^)v

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