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〖御曹司の並ぶ店〗3巻あらすじ・感想。二十歳、モテ期到来か?

〖御曹司の並ぶ店〗3巻あらすじ・ネタバレ感想。
園が二十歳になりモテ期到来か?
硬派で実直そうなあの人からデートの申し込みが……。

〖御曹司の並ぶ店〗3巻

The small restaurant lined with son of a noble
『御曹司の並ぶ店』3巻
■著者:宇佐美真紀
■カバーデザイン:川谷デザイン
■発行:株式会社小学館
■発売日:2022年9月26日



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〖御曹司の並ぶ店〗3巻登場人物

〖御曹司の並ぶ店〗3巻あらすじ・ネタバレ感想




〖御曹司の並ぶ店〗3巻登場人物

及川園 おいかわその 
 10歳で両親が離婚し17歳で母が病死
 父の小料理屋[その]を手伝っている
 3巻で20歳の誕生日を迎える

一条護 いちじょうまもる 
 一条ホテルグループ取締役。25歳
 [その]の店先でへばっていたのが出会い
 [その]の2階に転がり込む

津田和夫 つだかずお 
 園の父で小料理屋[その]の店主
 行き場がない護に寝床を世話した
 胃潰瘍で入院したが無事退院

雨宮善 あまみやぜん 
 護の幼なじみ
 大手スーパー[レイン]の御曹司
 加恋ちゃんとイイ感じ
御厨幸士郎 みくりやこうしろう 
 京都の老舗呉服屋[みくりや]御曹司
ケイン
 テーマパーク[ロジックワンダーランド]の御曹司
早乙女莉音 さおとめりおん 
 早乙女財閥一族のちびっ子で小学生

加恋 かれん 
 魚屋[魚壱(うおいち)]の娘
勇心 ゆうしん 
 魚屋[魚壱]の息子、加恋の兄で23歳
 園に魚のさばき方を教えている
 護とは園をめぐってライバルになりそう

護の母
 護いわく“お姫様”
 家政婦さんをすぐにチェンジする
一条修 いちじょうおさむ 
 護の父で一条ホテルグループの社長



〖御曹司の並ぶ店〗3巻あらすじ 

◆2巻あらすじこちら
胃潰瘍で緊急入院した小料理屋[その]の店主・津田和夫が無事に退院。
入れ替わるように一条護は実家に戻る。
しかし、実家では全く落ち着けない。
一方、和夫の娘・及川園も護がいない家が寂しいと感じていた。


成人式を迎える園の為に、護は振袖をレンタルすると申し出る。
ところが、甘え下手の園は頑なに断る。
和夫と護でなんとか園を説得したものの、当日、護はどうしても抜けられない会議が入ってしまう。


護の代わりに車で送迎してくるのは魚屋[魚壱]の勇心だ。
妹の加恋も成人式に出席する為、ついでに園も送ってくれることになったのだ。
勇心は結構なイケメンで、魚をおろしに来た時にさばき方を園に教えている。
自分が知らない所で園と親しくしているイケメンの存在を知った護だが……。
『御曹司の並ぶ店』3巻



〖御曹司の並ぶ店〗3巻ネタバレ感想 

2巻で園は、護が嬉しそうだったり楽しそうだったりするのを見ると幸せを感じることに気づいた。
3巻では園が護ともうちょっと親しくなるのかなぁと思ったら……。


園、二十歳になる  
園が遠慮の塊であることをよく分かっている護は、振袖をプレゼントするのではなくレンタルさせてほしいと申し出る。
でも、人に甘えたり頼ったりするのが苦手な園は「わー、やったー、嬉しい」と素直に喜んだりしない。
亡くなった母親が1人で強く頑張らねばというタイプだったらしく、園は母親の性格を濃く受け継いでいる。
あまりに頑なだと生きづらいし、損をすることも多いと思うから、園が護のホンワカした雰囲気に包まれて甘えることを覚えていっているのは良かった。


園、一品任される  
園は調理師免許をとって父・和夫の店「その」の仕事を任されたいと考え、日々頑張っている最中だ。
ついに和夫から一品・イワシの梅煮を任せてもらえることになり大喜び。
だけど、美味しければ良いというものではなく、店で出す以上は和夫が作る味と全く同じでないとダメだとか…なかなか難しい。
和夫に作り方を教わっても、その日のイワシの大きさや量によって調味料の分量も変わる為、絶対コレ!という決まりがない。
園は和夫のことを少しいい加減そうに思っていたふしがあったが、長年の経験と勘で毎日同じ味に整えている和夫って結構凄いと改めて尊敬したのではないかな?


作っても作っても和夫に味付けをなおされ、園は落ち込んでいた。
そんな園を護が励ましてくれる。

一歩
一歩
 

大丈夫です
進んでない
ように見えても
 

ちゃんと
園さんの
身になって
ますよ
 
(138~139ページ)

こんなことを言っている護だが、実はこの時、護自身も元気がなかったのだ。
御曹司は御曹司なりにプレッシャーがある。
若いボンボンで仕事ができるのか、と考える社員もたくさんいて、そう思われても仕方が無いと分かってもいる。
でも、やっぱり直接聞いてしまったら凹む。


護は園や和夫の前でいつもニコニコして明るいし、園が甘えられる存在になる、なんて嬉しいことも言ってくれる。
だけど、実は護も誰にも弱みを見せられない人なんだなぁと思う。
仕事の悩みを園に話したりはしないし、御曹司仲間に愚痴るわけにもいかない。
護の悩みは護ひとりで抱えているのだ。


護の両親は一癖も二癖もありそうだ。
護は母親のことを「お姫様」と言っていたが、護が数日家を空けているうちに家政婦をチェンジしていた。
父親もキツそうだ。
この2人と園が対面することがあったら、と想像するとちょっと気の毒になる。
でも、この家庭環境とキツそうな父親を見ると、護は経営者としてはまだまだなんだろうなと思う。
多分、優しすぎる。


園、デートに誘われる  
成人式当日、護に代わって車で送迎してくれるのは加恋の兄・勇心だった。
1巻でたった1コマ出ただけの勇心がイケメンに描かれていたので、この人は何か絡みがありそうと思っていたのだが、ガッツリ三角関係ポジのキャラだった。
と言っても3巻では護はまだイケメンを意識している程度。
園が勇心にデートの申し込みをされていようとは夢にも思っていない。
多分4巻で張り合うことになるのだろうな。
勇心の園へのアプローチを知った護がどう対抗するのか楽しみだなぁ。
『御曹司の並ぶ店』3巻

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`*)

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